2005年12月19日付けIT ProのHP記事によると、問題のバッテリはノート・パソコンの付属品として販売したほか,オプション品やサービス交換品としても出回った。発火の恐れがある製品は米国内に約2万2000個あると見込む。これまでDell社は,発熱の報告を3件受けた。いずれもテーブルに損傷を与えた程度で,人的被害はなかったという。当然もみ消しもあると思われるが、一応そういう話だ。 発熱の可能性があるバッテリのラベルには,「Dell」という社名に加え,「Made in Japan」または「Made in China」という生産国名が印字してある。交換対象になるかどうかは,白いラベルに印刷された識別番号をDell社に伝えると判断できる。
激しいコストダウン競争の結果、どこの国か不明の怪しげな部品もかなり混入していたのだろう。生産国名など気休めでしかない。
同バッテリが付属したノート・パソコンは以下の通り。Dell製パソコンをお持ちの方は要注意。 【Latitude】 D410,D505,D510,D600,D610,D800,D810 【Inspiron】 510M,600M,6000,8600,9200,9300,XPS Gen 2 【Dell Precision】 M20,M70 詳細な情報はDell社のWebサイトに掲載している。それによると,交換の対象となるバッテリのモデル番号は以下のいずれか。同サイトでは,識別番号を入力して危険性のあるバッテリかどうかを調べることもできる。 3K590 C5340 X5308 F5132 U5882 U5867 6P922 C5446 C2603