以前人間を動物に例えれば、その人がどんな人か分かりやすいという説を、読むか聞いたことがある。なるほど、ある面で当たっているのかもと思ったりした。
子供のころだが、近所に住んでいる本家のおじいさんがやってくると、「馬が来た」と言ったものだ。痩せて背が高く、顔が長かった。
馬、牛、豚、猪、熊などにはよくたとえられるが、犬、猫、鶏にはあまり例えられないようだ。あまりにも身近すぎるからだろうか。
知人によると、私が最もよく知る人物は、猛禽類(ワシ、タカ類)らしい。通常崖の上や見晴らしの良い木の上にいて、何かあると一直線にすっ飛んでゆくかららしい。