安来市古川町「どじょう亭」 【973】
米子市内から国道9号線または山陰自動車道・安来道路ICを経由して安来市街地へ入り、市街地西側を流れる「飯梨(いいなし)川」に沿って南下する。 その約10㌔先、広瀬町の玄関口にある、横山大観の作品と庭園日本一で有名な「足立美術館」のお隣「安来節演芸館」施設内にあるお食事処です。
生の安来節を上演する「民謡の殿堂」として平成18年1月にオープンし、美術館と共に安来観光の拠点を担っています。
広い座敷とテーブル席が設けられており、流石観光施設だけあって、100人を超す団体にも対応できる規模を誇ります。
おしながき。
安来と言えば、言わずもがなの「ドジョウ」ですね。 地元の養殖場で育てたドジョウを使った料理が、メインとして並んでいます。
おしながきと共に置いてある、ドジョウに関する薀蓄。 その説明書きによると、ドジョウはウナギの9倍カルシウムの含有量が多いとか。
「まるごと安来丼 ¥950」
柳川をとも思いましたが「演芸館おすすめ」の表記に絆され、こちらにしました。
丼、小鉢2つ、漬物、味噌汁と結構なボリュームで、これで950円は「観光地」としては立派です! 小鉢、味噌汁の味は、素朴且つ家庭的な味わいでOK!
地元産の野菜と山菜、ドジョウがたっぷり入った餡で、その下のご飯もゆうに2膳分ある、食べ応え十分の丼。
餡の塩梅も適度な濃度で優しく、最後まで飽きることなく完食出来GOOD!
丼に突き刺してあるドジョウの唐揚げ。
ほんのり香るゆず味噌(広瀬味噌)がアクセントになり、土臭さも全く感じられず、スナック感覚でパリパリイケル。
観光地にありがちな「高価格・低CP」ではなく、良心的でボリューミー且つ郷土色豊かな料理の数々を「安来観光」の際、是非とも味わって頂ければと思います。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。
ご了承ください。
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