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火間土(智頭町)

チクタクと時を刻む柱時計の音が、今でも耳に残る古里の田舎屋。

八頭郡智頭町市瀬坂井原2008 
         「火間土」   【2449】  《閉店》



山村集落の原風景を今に残す、智頭・板井原地区。    
集落内を貫く路地(六尺道)の粗真中あたりに、杉木立を背に佇む一軒のお食事処、火間土(かまど)さん。



基本、日曜日のみの予約制のため躊躇しましたが、杉玉にぶら下がる”どうぞ”の文字に、導かれるように暖簾を潜ると、、、



裸電球に照らし出された土間部分を見回した途端、一気に昭和30年代ごろにタイムワープしたような感覚に陥り、キュイ~ン 💫



奥の水場を窺うと、これまた懐かしの竈が鎮座し、時の移ろいを静かに語りかけてきましたよ。



座敷にあがり、中央に切られた囲炉裏端に腰をすえると、母方の田舎に舞い戻ったような高揚感を覚え、またまたキュイ~ン 💕



半分ドキドキしながら「予約無しでも良いですかぁ?」と尋ねると、予約のある日は余分を用意してるので大丈夫ですよ、の応えにホッ。



もちろん内容は、ジゲで取れた旬の山菜や野菜で占められ、名物の板井原コーコもしっかり!



コーヒーのイラストも、アングラ的なレトロ感漂い雰囲気にマッチ!



いかにも素朴な献立なれど、一つ一つにお母さんの愛情が込められており、箸をつけるのがもったいないほど。   特にじんわり出汁の浸みた煮しめや、手作りコンニャク味噌の深い旨味、コーコのコリコリとした食感には、涙むせぶほど感激!



熱々の天ぷらも、爽やかな春の恵み満載で、体内の毒素が一気に浄化されたかのよう。  ハッピー  (⋈◍>◡<◍)。✧♡



おこげつきのご飯のなんと美味しいこと!  味噌汁の田舎味噌もグ~ 👍



デザートの干し柿も、もちろんお母さんの手作り品。



コーヒーも豆から挽くこだわりよう。  美味い! 😋😋



御夫婦とひと時会話を楽しんだ後、六尺道の水路へ。  昨年の台風被害により入り口がせき止められ、枯れた状態のまま放置されており残念な気持ちに、、



元の流れはそのままだけに、智頭町役場さん、偏った観光政策ではなく、此処にしかない唯一の伝統的建造物群保存地区にも、しっかりスポットを当ててくださいね。  お願いします!


御夫婦とも80歳を越え、今年でお店を畳もうかというお話でしたが、できれば無理せず1年でも長く続けて欲しいです。   皆様も機会があれば、一言声をかけ、励ましてあげてくださいね!

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