奈良県桜井市三輪1237-1 「福神堂」 【1868】
三輪山そのものをご神体とし、拝殿より仰ぎ見る古神道の形態を今に残す日本最古の神社「大神神社(おおみわじんじゃ)」に、月次祭のこの日(7月1日)、三輪山登拝を兼ね参拝しました。
三輪山は永らく禁足の山として入山が厳しく制限されてきましたが、近代になり緩和され、いくつかの厳守すべき規制*はあるものの、登拝可能となっています。
*手続きを踏んだ後、敬虔な心で入山する。 もちろん飲食、写真撮影は禁止。
さて約2時間かけ厳かに登拝したのち、二の鳥居の参道袖に在る「福神堂」さんで、遅いお昼をいただくことにしました。
どこか懐かしさ漂う茶屋風の店内は、次から次に訪れる参拝者でごった返していましたよ。
壁際にはズラリと小上がりの座敷が並び、その奥に個室が設けられ、家族連れから中グループまで幅広い層への対応が可能となっています。
一角に配されている趣のある民芸調の陶器や盆栽、旅愁をあおる三輪素麵の木箱をぼんやり眺めていると、脚の疲れや暑さも気のせいか和らいできました。
お品書き①
三輪といえば、いわずもがなの素麺ですよね!
お品書き②
そこは茶屋風ですので期待にたがわず、蕎麦や丼物もチャンとありましたよ。
「冷やしそうめん 700円」
やっぱり熱い最中は、涼し気な冷た~いそうめんで決まり♪
特徴ある極細のそうめんはしなやかなのど越しが秀逸でいくらでもいただけ、お出汁も若干甘めで、疲れをいやすのにピッタリです。
「ぶっかけ 600円」
さらに涼感に浸りたいなら、爽やかな風味が楽しめるコチラがおススメです。 また脇役のシイタケが、しっかりと存在感を示しているのもOKやね!
「柿の葉寿し(5個) 700円」
中身はスタンダートな鯖オンリーで、塩梅のよろしい酢加減は、そうめんとの相性もピッタリでした。
お山は一般の登山道と違い勾配がきつく、幾度途中で引き返そうと思ったことか、、 そのたび自身の心の弱さを叱咤し、なんとか完遂することができました。 ホント心地よい疲れと充実感の中いただく食事は、何物にも変えられませんでしたよ。
さて一休みしたところで、次の訪問地「東大寺」に向かいましょう。
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