滋賀県甲賀市土山町市場362‐2 「光陽食堂」 【1093】
今からおよそ1,200年前(西暦805年頃)比叡山の開祖、最澄が、 唐より持ち帰った茶の種子を、比叡山麓坂本の日吉大社周辺に伝え撒いたのが、日本の茶文化の始まりといわれ、今でも「近江茶」の一大産地として、此処甲賀市土山町近郊には茶畑が広がっています(コンクリート柱に設置されているのは、霜対策用のプロペラです)
その土山町の国道1号線沿い、新名神高速道路「甲賀土山IC」から東へ約5分のところに在る、黄色い看板が目印の大衆食堂です。
ホルモンの提灯も目に留まりましたが、おやじはそれより「ちゃんぽん」の方が気になりました。 と言うのも滋賀県には「近江(彦根)ちゃんぽん」なるご当地ラーメンが存在するからです。
店内はお昼をチョイ過ぎていましたが、粗満席状態の賑わいでした。 テーブル席と小上りの座敷が設けてあり、約30名の収容能力があります。
メニュー表。
大衆食堂らしく、定食から丼物、ラーメン、焼肉まで一通り揃っています。
「ちゃんぽん定食 ¥850」
ドーン!とトレーにのったちゃんぽんと丼飯。 見た瞬間冷汗が出ましたよ(完食できるかどうか、一抹の不安が、、)
てんこ盛りにのった、モヤシ・キャベツ等野菜の量の凄さ!!ホンマビックリです! お蔭でワシワシ野菜を食べ、本陣の麺まで到達するまで3分程掛かりましたよ。
スープは、長崎の豚骨、おやじの故郷山陰の餡かけとは違い、鶏ガラ・魚介ベースの、見た目以上のあっさり系の優しい味であり、ちゃんぽんのイメージがまたこの一品で変わりました。
麺はやや中太麺のストレートで他と変わりはないが、具の中に魚介類が一切入っていないのが特徴的かな。
たった一杯のちゃんぽんさえ、場所によりこれだけ変わるのかと、改めて日本の食文化の多様性を、おやじは再認識しました。
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