琴浦町「さくらの里」 【375】
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山陰自動車道「東伯・中山道」の赤碕インターを下り、県道289号線をひたすら標識に従い船上山に向う。 行程約12㌔の道のりの先「県立船上山少年自然の家」の隣にある施設がお店です。
この施設の下手にある「山川集落」の方々により、運営されているお店です(いわゆる中山間地振興策の一環ですね)
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明るい店内は、飾り気の無い簡素な造りです。
暖簾には「そば」の文字も躍ってますね。 メニューを拝見すると「温・冷」3種の蕎麦もありました(訪れた日にちが10月5日でしたので、まだ新蕎麦は出回ってませんでした)
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船上山の頂 迫り出した「屏風岩」が、いかにも勇壮ですね(青「空」と緑のコントラストがすばらしい!)
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名物「やまごくうどん ¥600(おにぎり別)」
「やまごく」とは、この地域の昔の呼び名ということで、うどんには野菜天(ミツバ、サツマイモ、ピーマン、ナス)と、赤碕港で水揚げされた「イカ入り」かき揚げがのる豪華な一品です。
天ぷらの食感は良いが、肝心のうどんがイマイチ。 手打ちの太麺だが、茹で過ぎでふやけ、箸でつかむとブツブツ切れる。 折角の手打ちがコレではもったいない。
「ジゲ運営」とはいえプロなんですから、そこはシッカリと仕上げて欲しいな。
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「炊き込みおにぎり ¥100」
キノコ、ニンジン、油揚げ、鶏肉が入った「おばーちゃん」の味。
「深山幽谷」にあり、運営するにも大変なご苦労があると思います。 地域活性化のためにも、もう少し努力していただいて「完璧」なものを出して欲しいですね。 環境は抜群なんですから「あともう少し」ですよ、ブレイクするのは。 頑張って欲しいな。
尚、訪れる前に事前連絡を取ることをお勧めします(月により営業日がまちまちであり、期間長期休業もあるため)