京都市中京区柳八幡町78
「パエリアレストラン バラッカ (Barraca)」 【1642】
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地下鉄東西線「京都市役所前駅」を下車し御池通に出て、柳馬場通まで西進し左に折れ下る。 その約50㍍先左手の、姫小路通角手前に佇む、眩しい白亜の二階建てが目印のパエリアレストランです。
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まるでゲートのような狭い通路を奥へと進むにつれ、どんな光景が目の前に広がるかと、鼓動の高鳴りを覚えました。
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オレンジの梁とスペインタイルが印象的なバルスペースは、明るくて清潔感に溢れ、一気に訪れる人をバレンシアの湖畔に寄り添う古民家まで誘ってくれます。
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開放感のある正面のカウンターには、お酒やタパス(小皿料理)が並び、大人の艶やかなムードが漂っています。
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今はスペイン中東部の、漆喰塗りで藁ぶき屋根の伝統家屋をイメージしていますが、元は京町家の「総二階」もしくは「看板建築」を、大胆にリノベーションしたものと推察されます。
(「外観」と「走り庭」らしき狭い通路、オレンジに塗られた「梁」に残像が見て取れます)
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チョイ戻って店頭のパエリア鍋には、日替りの内容がアナウンスされていました。
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メニュー表①
リーズナブルなセットは、メインを5種類の中からチョイスします。 更にリッチな気分を味わうなら、2,500円のコースもありますよ。
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メニュー表②
タパス(小皿料理)や前菜、サラダも充実しており、ワインのアテに事欠きません。
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メニュー表③
海鮮から肉料理までバラエティーに富み、単品で色々いただくのも一興でしょう。
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メニュー表④
看板のパエリアも14種類以上用意され、お米の代わりにショートパスタを使ったフィデウアや、カルドソなどの変わり種もあり充実しています。
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「ランチセット 1,500円」
先ずは前菜5種(玉ねぎの素焼き、豚肩ロースの塩釜焼き、ホウレン草のトルティージャ、ソーセージのフラメンキン、イワシの酢漬け)で、素材の旨味を生かした繊細な味わいが食欲をそそり、特に塩釜焼きの塩梅の極み、トルテージャの円やかなタッチ、フラメンキンのコクのある肉質は格別で、ワインをグラス一杯オーダーしたくなったほどです!
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本日の日替り「タコとじゃがいものパエリア」
運ばれてきた際、取っ手に被せられたカバーが愛らしく、おやじはミッキーマウスを連想し、思わずニヤリと、ほくそ笑んでしまいました。
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タコとジャガイモのコンビに、ニンニクの芽が彩とインパクトを与え香りもよく、一匙頬張ると口中に、凝縮された出汁の旨味とお米の穏やかな甘さが広がり、幸せいっぱいの気分になりましたよ。 オコゲも美味い!
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これだけのパフォーマンスがありながら2,000円でお釣りが来るとは、流石に通し営業でも客足が途切れないわけですね。 またおやじにとってスペイン料理は、どこかしらマイナーなイメージがありましたが、少々身近に感じることができましたよ。また伺います!