good-bye kyoto part ⑤
京都市伏見区納屋町110 「お食事処 冨士②」 【1078】
今から8年前、京都赴任の初日。 右往左往しつつなんとか仕事をこなし、帰路に就いたのは午後9時前。 疲れ切った身体を引きずりつつ、近くの大手筋通まで出向き、煌々と灯る赤提灯に誘われるように入った、一軒の飲み屋兼食事処。
L字型の通路のような場末感漂う手狭なお店が、記念すべき京都デビューの日には、似つかないかもしれないけど、あとで振り返ってみるとおやじには逆に良かったかも。
新参者にもかかわらず、初老の大将も奥さんも、まるで10年来の常連さんのように迎えてくれ、一日緊張していた気持ちが一気にほぐれたのを、今でも昨日のように覚えています。
当時壁面いっぱいに貼りだしてあった、たくさんのメニューも年々コンパクトになり、お互い歳をとりましたね、、
「焼きめし 500円」+「餃子 250円」
フツーにどこでもあるセットなれど、大将の技術は確かなもので、特に焼きめしの絶妙すぎるパラリ感は、思わず”スゴッ!”と唸ったものです👍👍👍👍
塩梅も申し分なく、ビールのアテに頼む呑兵衛も多いんですよww
一口サイズの餃子も昔懐かしの味わいで、ホント、ジワ~ンと胃腸に染みわたります💙💙💙💙
帰り際「今夜が京都最後の夜になります。 最初もここ、最後もここ、長い間お世話になりました。 ありがとうございました。 お元気で」と、別れを惜しみお店を後にしました。