「アカバナミツマタ」が届いた。
(ちゃっかり、ココアが飛んできて、この新入りが危険でないか観察中)
ミツマタの園芸種で庭に植栽するため注文した。
2年生の若い苗だが、ミツマタは成長が早いので5年もすれば1.5メートル程に成長するだろう。
もう一方の「みかんの森」のミツマタは、業者に5本発注し返事まちの状態だ。
需要はさほど無いが、流通数が少ないため在ってもすぐ売り切れる。 日本では花木と言うより、和紙の原料なのでそれほど庭木として定着してはいないが、一目その花を見て魅了される人が多いのも確かだ。(外国では花木として人気が高い)
ミツマタを何故みかんの森に植えるのか?
鳥取県東部で生産される「因州和紙」は、全国でも良質な和紙として知られ、特に書道用の半紙が有名で、その主な原料がミツマタである。(青谷地方では、同じ因州和紙でも楮(こうぞ)が主原料)
主な栽培地は、耕作地として使えない傾斜地や植林帯で、前回の写真も奥深い杉林で撮ったものだ。
今や一般の人が山林に行く機会など殆ど無い時代、まして子ども達(大人も)に伝える事などよほどの事が無い限り難しい。
そこで身近なみかんの森に植栽し、触れてもらう。 生育条件は半日陰で両方とも同じ、違うのは、みかんの下か杉の下かの違いだけ。
ミツマタ=因州和紙・・・これこそ地元の再認識の一例で、子ども達に伝え、体感させる。
おやじの会の真髄です。
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