鳥取市戎町421 「ソロ」 【2556】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4f/6b7abd209fb6705d3303fed2940f128f.jpg)
週末といえども人通りのまばらな本通りを、駅前から県庁方向へ歩くと、川端通りに差し掛かる手前右側に、一軒の煤けた喫茶店が目に留まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/fa/bebaaee05e95a3ccb6ef39f0a93ec2fb.jpg)
おそるおそるドアを開け中を窺うと、それまで新聞を片手にくつろいでいたマスターと目が合い、あわてて体裁を整える仕草に、思わず双方が苦笑する始末(客が来るのを想定していない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/fc42788bd6e19bf270cf6a531d78c738.jpg)
もはやメニュー表すら非ず、コーヒー以外は提供する気持ちもとっくに遠のいた枯れかけの店なれど、ネルドリップで淹れた一服は一本芯の通った素直なもので、ホッと心和む(珈琲 430円)
あとは50年に手が届こうかという時の経過を、どのような形で閉じるべきかを、考え実行に移すのみ(このまま、やれるところまでやるか、、、) 店そのものが人生と重なり、物悲しさを覚えた。