京都市伏見区深草谷口町28-1 「菓寮 伊藤軒 本店」 【1485】

京阪「藤森駅」を下車し「師団街道」に出て、名神高速の高架橋を潜り「深草飯食町交差点」まで下り、左折する。 そこから府道35号線を約2.5㌔東進した、ちょうど坂道の中腹地点左手に見える、真新しいダークグレーの外壁が目印の菓子処です。
伊藤軒さんといえば1,864年創業の老舗処として知られ、この15年6月に本社工場を此の地に移転し、同時にショップとカフェ、更にコミュニティー施設を開設されました。

正面にはお菓子の販売コーナーがあり、主力の生菓子やかりんとうなどがズラリと並んでいます。

その右手奥にエントランスに続いて、今回目的のカフェスペースが在ります。

白を基調とした店内は清潔感に溢れ、センターに設けられた厨房をぐるりと囲むように、テーブル席とカウンター席がしつらえてあります。 尚収容能力は約50名を誇ります。

ランチメニュー表。
此処の特徴は、野菜ソムリエが提案するヘルシーな野菜ランチが、いただけることなんです。 もちろんカフェタイムには、和洋菓子のスイーツメニューがラインナップされています。

「20品目のお野菜ランチ 1,200円」
1プレートには野菜のフライがドデーン!と盛られ、プラス小鉢2つ、赤飯、味噌汁、プチデザートとバラエティー且つボリューミィーな構成で、これで1,200円ならお得感がありますね!

熱々のフライは衣が薄く、食材の旨味がダイレクトに味わえOK!だが、タルタルとウスターの2つのソースが底に隠れており、その味がキツ過ぎてチョットもったいない。

「甘味せっと(冷やし抹茶ぜんざい) +300円」
抹茶の旨味がギュッと詰まった、清涼感満載のスイーツで、甘さを押さえた小豆との相性もバッチリです。

当然ながら帰り際には、スイーツをテイクアウトしましたよ。

「あんこロール(カット) 220円」
看板商品といえばコレでしょう! しっとりとした生地の間に、自家製あんと生クリームを混ぜた小倉クリームがしっかりと入っており、そのコントラストが秀逸でクセになる味わいです。
こういう形態のカフェはおやじ単独では入りにくいものですが、此処はファミリー層が多く、それほどストレスを感じること無く過ごせるのもOK!でした。 おやじは餡子が大、大、大好きなので、次回はカフェタイムに伺うことにしましょう!