京都市右京区嵯峨小倉山山本町1 「人形工房&カフェビストロ aightowa(アイトワ)」 【1363】

冬の嵐山、嵯峨野を訪れてみました(今頃の紹介で申し訳ないです)
鎌倉時代、亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことから「渡月橋」と呼ばれるようになり、嵐山と言えば先ずこの風景が目に浮かびますよね。

渡月橋を渡り、天龍寺から竹林の径へと向かいました。 天に向かってスッと伸びるその光景に、思わず身体が突き上げられるような錯覚に陥りました。

竹林から「常寂光寺」方向への散策途中に、センスの良い看板が目に留まり更に進むと、、

程なく雑木林の中にひっそりと佇む、雰囲気の良さそうなカフェを発見しました。

道路脇のメッセージボードには、メニュー表と共にお人形さんが腰掛けており、どうやら此処は人形の展示及び工房を兼ねたカフェのようです。

アプローチを通り奥へと進むと、小奇麗なエントランスが見えてきましたよ(ワクワクしてきました!)

そっとドアを開け店内に入ってみます。 そこはメルヘンチック風の、落ち着いた空間が漂っていました。

カフェの左手は人形と小物類の展示スペースとなっており、主に欧米の人形が飾ってありました。 また棟続きの建物は、工房になっているようです。

メニュー表。
アイテム数はそれ程多く無く、食事に訪れるというよりチョット一服って感じのお店です。

「コーヒー(クッキー付)500円」
ドリップしてくださる「お母さん」の、優しい人柄そのままのホンワカした味わいであり、一息つくことが出来ました。

「コーヒー(ケーキ付) 700円」
お母さん曰く「30年前から作り続けている」ケーキは、これまた優しく愛情タップリであり、一口頬張ると、遠い子どもの頃を想い出させてくれました。
散策途中に立ち寄り休息を取るには最適の場所といえ、趣も他店と違うため、ある意味非日常的な気分が味わえ、観光気分をそっと盛り上げてくれましたよ。 さあ、もう少し頑張って歩きましょうか!