鳥取市富安「対翠閣」 【370】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0b/181e5ab15412277a416af9cc19384afa.jpg)
JR鳥取駅・駅南、産業道路「合同庁舎入口交差点」前にある「財団法人 日本きのこセンター」が運営する、8階建ての「天然温泉旅館」です(外観はどう見てもホテルですが、HPには旅館と明記してあるので、、)
県東部の人でしたら「しいたけ会館」の方が、親しみやすい呼び名として通っていますよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/de/3003423455e671a1f964e34a31a81223.jpg)
2階フロントの左側が、食事スペースの「お食事処 花梨」です。 装飾も殆ど無くすっきりとした空間です。
ランチメニューは基本「きのこランチA ¥2,625」と「B ¥1,890」のみですので、気軽に訪れれる感じではありませんね(今回は法事の事前リサーチとして伺いました)
祝い事や法事等、特別な機会に訪れる位でしょうが、それでも土日は事前予約が必要なほど人気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/6e/d9cebd215a725fe9a212ea9a73726472.jpg)
写真は「きのこランチ・B ¥1,890」
先ず小鉢、茶碗蒸し、吸い物、漬物が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3e/d1718db4f7cb63abf2a39e5d85e854d9.jpg)
吸い物の中央に見える「毛がボーボー」のヤツが「ヤマブシタケ」 特有の香りはしないが、他の料亭では滅多にお目に掛かれないキノコですね(さすが!きのこセンター)
因みに名の由来は、山伏の胸の部分の装飾(梵天)に似ている事から付き、主に若い子実体を食用にするが、流通量は少ない。
すましの味も程よく、三つ葉の香りと湯葉の食感が相まった「雅」な一品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e9/6222d38f7fd389907b123c55c54b4808.jpg)
待ってました!本日のメイン「きのこステーキ」
パンフレットには「ジャンボ椎茸」としてあり、一時期よく耳にした「茸王」とは品種が違うのかもしれません。
まぁ、そんな細かいことは置いといて「この肉厚!」 まるで極上のアワビみたい!
時期的に原木ものではないため、旨味はやや落ちるが、それでも中々の物。 プリプリのジューシィー、醤油おろしソースとの絡みも良く、ヤマブシとジャンボを食べれただけで充分元は取れますよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/65/0adca739efe1fab9131dc21db12b95e5.jpg)
「椎茸うどん(ぶっかけ)+天ぷら」
シイタケを練りこんだうどん。 ホンノリ香りがする「優しい」一品。 天ぷらは野菜中心でサクサク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/75/ffd7b7d1d0ce1871965dcef722c52f5d.jpg)
炊き込みご飯の具は当然きのこ。 シイタケ、エノキ、ヒラタケかな(素朴な味付けでした)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a3/516a6823d6059d1166d29887be3e6503.jpg)
デザート(果物+ミニスポンジケーキ)
一気にではなく、お客のペースに合わせ、料理が出て来る気遣いは嬉しい配慮。 但し、混雑したときも同様に出来るかは?ですが。
余り知られていないが、シイタケを代表する菌糸類は「鳥取の名産品」であり、種類、量ともに全国に誇れる農産物の一つです。
どうしても海産物に目がいきがちだが、きのこも忘れてはイケマセンネ!