京都市伏見区車町273 「肉匠 森つる」 【1321】
京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵駅」を下車し西へ進路を取り、「大手筋商店街」を突き抜け左に折れ「納屋町商店街」に進み、そのアーケードも突き抜け「竜馬通り」へと進む。 その街並みの1ブロック先右手に見える、真新しい白壁と黒の格子が眩しい和牛料理の専門店です。
此処は15年8月8日にオープンしたてのお店ですが、その構えには新規店と思えない、威風堂々とした趣を感じます。
架けてある暖簾にも、独特の風格を感じますね(チョッピリ敷居が高いかな)
店内入って直ぐ右手のレジ横には、ショウウインドウが設えられ、如何にも上質な肉塊が並んでいました。 尚これらのお肉は、1,888年創業の「精肉店 森鶴」から、毎日仕入れられているそうです。
新築時の木の香りが残る店内は、1階に厨房に面したカウンター席と小上がりの個室が、2階には全席掘りごたつ席が設けられ、合計66名の収容能力を誇ります。
お品書き①
主に使用されるお肉はA5ランクの、鹿児島産黒牛との事でした(流石に良いお値段がします)
お品書き②
コチラは創作メニューとご飯物のラインナップです。
お品書き③
夜メニューの「懐石」 何時かは食べてみたいなぁ、、、、
あろうことか肝心の、ランチメニューを撮り忘れていました(ゴメンナサイ)
メッセージボードの右上に、小さく載っている5種類がそれであり、1,200円の「牛ひつまぶし丼」と「天ぷら御膳」、「焼肉」「炙りステーキ丼」「すき焼き御膳」がそれぞれ2,000円と、結構なお値段がします。
「すき焼き御膳 2,000円」
「京都のすき焼きは美味しいよ」と、以前から伺っていましたが、今日まで食べる機会が無く「待ちに待ったご対面」となりました。
その前にお約束の赤出汁に、はんなりとした塩梅の漬物、一本芯の通った小鉢の「小芋の菊花あんかけ」の美味しいこと! 脇役もしっかりと存在感を示しておりGOOD!
本命のすき焼き。
流石に上品な肉質で一口頬張ると、舌の上でホロホロと溶け「あ~生きてて良かった!」と、思わず唸ってしまいました。
少し濃い目の割り下には、牛肉の旨味が溶け出しているが、全体を纏めているのは「和食の神髄」である出汁であり、京風すき焼きの奥ゆかしさを強烈に感じましたよ。
アフターの珈琲と抹茶アイスを頂き、至高の時間の幕が静かに閉じました。
肉料理もさることながら、和食の確かさを感じ取ることが出来、次回は是非とも「懐石」を食すと心に決め、お店を後にしました。
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