最近、共演の機会があって、友人になったあるシンガー
仮にAさんとします
「ギャラは出ないのですが、Aさんの素晴らしい音楽を
伝えて欲しいのです」
という出演依頼があったらしい
Aさんは
ちゃんとギャラの出るお仕事を
オファーしてくださる方にも不公平だし
断ったそうだ
当たり前のことですね
てか、ギャラが出ることを、仕事というのですよね
でも、Aさんはなかなか理解してもらえないことも
少なくなくて、悩み続けていたという
こういう話は、今の音楽業界、珍しくありません
いつの間に、ミュージシャンに無料出演を依頼するのが
当たり前みたいになったのでしょうか?
原因の一部には
無料出演を普通に引き受けるミュージシャンがいるから
そうなっちゃうってこともあるでしょう
私にもたまにあります
何も言われないのでブッキングされて
行って、レコーディング手伝って、1日がんばって
そうしたら、ノーギャラだった
え?
でも、なるほど
やたら
「CHAKAさんみたいな人が引き受けてくれるなんて
すごいことです」
を連発するはずだなぁと思ったよ
よっぽど信頼している人から以外は
あとでやいやい言うの嫌なので
仕事の依頼があった時に
ギャランティーはいくら頂けますか?
という話はきちんとするようにしています
・やり甲斐を感じる内容
・ちゃんと心から納得して引き受ける奉仕
・すごい宣伝になること
・きちんとしたギャランティーをいただける仕事
しか、プロはやってはいけないのです
ノーギャラとまでは行かなくとも
「今回、予算がありませんので、友情価格で
お願い出来ないでしょうか?」
という言い方での依頼もあります
これは、ほんとうに不思議な理屈で
そもそも、プロなら
予算のない人がイベントや、レコーディング作品の
プロデュースをしてはいけないのではないでしょうか?
で、経験から言うと
本当の友達ほど、ちゃんとした条件のギャラを
支払ってくれます
たとえば、貴方が、カフェに入って
「今月、私、ものすごく厳しいので
1000円のランチを650円にしてもらえませんかね?」
と言ってごねたら、警察呼ばれます
で、そのレコーディング作品が
予想以上に売れたり、イベントが大盛況で
興行収入がたくさんあった場合、
友情価格以上に、ギャラが上乗せされ
我々に還元されることはないでしょうし
もうずいぶん前ですが
「CHAKAさんの歌を、
もっと多くの人に聞いてもらいたいんですよ」
と、まるでめっちゃ応援していますという言い方で
無料出演を依頼してきた人がいました
残念ですが縁を切りました
てか、向こうが私を切りました
その人の配偶者とは仕事仲間でしたが
その人と私の関係はいわば「コネ」
何か、ものすごい人間関係や、大恩があるわけでもない
勘違いしていらっしゃるようなので伝えました
「では、貴方が企画する会に来る予定の方々を
私のライブに連れてきてくださればいいことでは
ないでしょうか?」と。
私は、怒る気にもなりませんでしたが
その人は怒っていました
そして、それ以降、なんの連絡もありません
きっとその人の中で、私はものすごい
きつい、冷たい人として存在しているのでしょうね
ジャズなどでは、気心の知れた仲間とは
リハーサルなしで、
当日の音合わせだけでやる場合もありますが
ライブをやるということは
共演者を依頼し、その人達とリハーサルをします
リハーサルにはスタジオ代、楽譜の用意、
全員のスケジュール調整などなど
お金も時間もエネルギーもかかります
そして、そのリハーサルの時間と当日のスケジュールは
空けておくわけで、他に仕事が入らないようにします
そういうこと、理解してもらえない人とは
仕事をしなくてもいいと思うとAさんに伝えました
時々
「誰々さんもこの条件で出てもらったんですよ」と
言ってくる人もいます
では、その人にもう一度依頼したらいいのでは?
また食べ物で例えますが
Bのラーメン屋さんでは、味噌ラーメンが680円
Cのラーメン屋さんでは、同じような味噌ラーメンが780円
だとして
Cに行って「Bは680円ですよ!」と言って
680円しか支払わなかったら、またまた警察呼ばれます
その人達のやっていることは
理屈としては、それと同じことですよね
私は、同業者にも迷惑になりかねないので
例外はあっても、基本、投げ銭のライブも
やらないようにしています
Aさん
悩む必要はないです
お互いに歌を磨いて
良い歌をお届けして
ちゃんとしたお仕事をいただける歌手になれるよう
頑張りましょうね
仮にAさんとします
「ギャラは出ないのですが、Aさんの素晴らしい音楽を
伝えて欲しいのです」
という出演依頼があったらしい
Aさんは
ちゃんとギャラの出るお仕事を
オファーしてくださる方にも不公平だし
断ったそうだ
当たり前のことですね
てか、ギャラが出ることを、仕事というのですよね
でも、Aさんはなかなか理解してもらえないことも
少なくなくて、悩み続けていたという
こういう話は、今の音楽業界、珍しくありません
いつの間に、ミュージシャンに無料出演を依頼するのが
当たり前みたいになったのでしょうか?
原因の一部には
無料出演を普通に引き受けるミュージシャンがいるから
そうなっちゃうってこともあるでしょう
私にもたまにあります
何も言われないのでブッキングされて
行って、レコーディング手伝って、1日がんばって
そうしたら、ノーギャラだった
え?
でも、なるほど
やたら
「CHAKAさんみたいな人が引き受けてくれるなんて
すごいことです」
を連発するはずだなぁと思ったよ
よっぽど信頼している人から以外は
あとでやいやい言うの嫌なので
仕事の依頼があった時に
ギャランティーはいくら頂けますか?
という話はきちんとするようにしています
・やり甲斐を感じる内容
・ちゃんと心から納得して引き受ける奉仕
・すごい宣伝になること
・きちんとしたギャランティーをいただける仕事
しか、プロはやってはいけないのです
ノーギャラとまでは行かなくとも
「今回、予算がありませんので、友情価格で
お願い出来ないでしょうか?」
という言い方での依頼もあります
これは、ほんとうに不思議な理屈で
そもそも、プロなら
予算のない人がイベントや、レコーディング作品の
プロデュースをしてはいけないのではないでしょうか?
で、経験から言うと
本当の友達ほど、ちゃんとした条件のギャラを
支払ってくれます
たとえば、貴方が、カフェに入って
「今月、私、ものすごく厳しいので
1000円のランチを650円にしてもらえませんかね?」
と言ってごねたら、警察呼ばれます
で、そのレコーディング作品が
予想以上に売れたり、イベントが大盛況で
興行収入がたくさんあった場合、
友情価格以上に、ギャラが上乗せされ
我々に還元されることはないでしょうし
もうずいぶん前ですが
「CHAKAさんの歌を、
もっと多くの人に聞いてもらいたいんですよ」
と、まるでめっちゃ応援していますという言い方で
無料出演を依頼してきた人がいました
残念ですが縁を切りました
てか、向こうが私を切りました
その人の配偶者とは仕事仲間でしたが
その人と私の関係はいわば「コネ」
何か、ものすごい人間関係や、大恩があるわけでもない
勘違いしていらっしゃるようなので伝えました
「では、貴方が企画する会に来る予定の方々を
私のライブに連れてきてくださればいいことでは
ないでしょうか?」と。
私は、怒る気にもなりませんでしたが
その人は怒っていました
そして、それ以降、なんの連絡もありません
きっとその人の中で、私はものすごい
きつい、冷たい人として存在しているのでしょうね
ジャズなどでは、気心の知れた仲間とは
リハーサルなしで、
当日の音合わせだけでやる場合もありますが
ライブをやるということは
共演者を依頼し、その人達とリハーサルをします
リハーサルにはスタジオ代、楽譜の用意、
全員のスケジュール調整などなど
お金も時間もエネルギーもかかります
そして、そのリハーサルの時間と当日のスケジュールは
空けておくわけで、他に仕事が入らないようにします
そういうこと、理解してもらえない人とは
仕事をしなくてもいいと思うとAさんに伝えました
時々
「誰々さんもこの条件で出てもらったんですよ」と
言ってくる人もいます
では、その人にもう一度依頼したらいいのでは?
また食べ物で例えますが
Bのラーメン屋さんでは、味噌ラーメンが680円
Cのラーメン屋さんでは、同じような味噌ラーメンが780円
だとして
Cに行って「Bは680円ですよ!」と言って
680円しか支払わなかったら、またまた警察呼ばれます
その人達のやっていることは
理屈としては、それと同じことですよね
私は、同業者にも迷惑になりかねないので
例外はあっても、基本、投げ銭のライブも
やらないようにしています
Aさん
悩む必要はないです
お互いに歌を磨いて
良い歌をお届けして
ちゃんとしたお仕事をいただける歌手になれるよう
頑張りましょうね