やっぱり2018年のネットプロレス大賞の振り返り終わってない。
3月終了。
23興行。
…?
前半6興行、後半17興行と、まあなんというか、
怒涛のペースで追い上げた。
そして、大阪、名古屋、福岡と、
合計3遠征。
これでも行きたい興行全部行けたかというとそうでもなくて、
大阪のDDTは見送っていますし、
3.10東京女子名古屋とか、租税プロレスは仕事で行けませんでしたし、
愚連隊興行も巡査&警部組が見たかったけれど見送りました。
しかもMLBプレシーズンゲーム2試合と、開幕戦1試合見に行って、
名古屋では競馬場にも行ってる。
…お金は、ない。
《ベストバウト候補》
1.2 我闘雲舞 市ヶ谷 “黒天使”沼澤邪鬼vsアントーニオ本多vs帯広さやか
1.3 DDT 後楽園 島谷常寛vsエル・リンダマン
1.4 東京女子 後楽園 坂崎ユカ&瑞希vs里歩&中島翔子
1.5 東京女子 北沢 坂崎ユカ&瑞希vsミリー・マッケンジー&渡辺未詩
1.6 ガンプロ 北沢 石井慧介vs勝村周一朗
1.22 我闘雲舞 新木場 笹村あやめvs駿河メイ
1.22 我闘雲舞 新木場 高梨将弘vsGENTARO
1.22 我闘雲舞 新木場 里歩vsコマンド・ボリショイ
2.6 DDT 新木場 HARASHIMA&坂口征夫vs大石真翔&梅田公太
2.16 マッスル 両国 ペドロ高石vs青木真也
2.16 マッスル 両国 アントーニオ本多vsDJニラ
2.21 ガンプロ 新木場 石井慧介vs藤田ミノル
2.28 大日本 後楽園 竹田誠志vs佐久田俊行
3.15 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs駿河メイ
3.22 我闘雲舞 新木場 世志琥vs駿河メイ
3.26 YMZ 新木場 朱崇花vs阿部史典
3.30 東京女子 新木場 中島翔子vsぴぴぴぴぴなの
3.31 東京女子 スターレーン 山下実優vs坂崎ユカ
3.31 DDT スターレーン 勝俣瞬馬vs朱崇花
3.31 DDT スターレーン 佐々木大輔&遠藤哲哉vs大石真翔&旭志織
3.31 DDT スターレーン 竹下幸之介vs黒潮イケメン二郎
まずはもう、なんと言っても、
アントンvs駿河メイの、“リンゴと蜂蜜”対決。
ツイートで試合のあらすじを説明したりしようとしましたが、
複雑怪奇でまるで伝わりそうにない…
と、思ったらYouTubeに上がっていた。
全人類が見ればいいと思ってる。
“アントンさんの世界観に比べれば、世志琥さんは、屁です!”
という、駿河メイの断言のもと、
我闘雲舞新木場大会で行われたvs世志琥戦、
前述のアントーニオ本多との“仮想・世志琥”戦は、
アントーニオ本多本人からは「何も役に立たない!」と断言されたけれど、
試合を見る限り、直前に目いっぱい“世界観”を広げた効果は
十二分にあったと思いました。
ただ、その“世界観”を引き受けて戦う世志琥選手は、やっぱりさすが。
復帰してから特に思いますが、実に柔軟で、
懐が深いなと唸らされました。
場所は変わらず新木場。
YMZも全試合面白かった。
写真はティファ・ロックハートの完璧なコスプレをした志田さんをめっちゃ撮り、
負けないくらい悪目立ちしていた松澤さん(真琴マネージャー)をめっちゃ撮りましたが、
阿部史典の“スカート捲り”な試合ぶりが際立った
朱崇花とのシングルマッチがとても面白かった。
ともに二十代前半ということもあってか…
というか持ち合わせたものなのかもしれませんが、
互いに互いの試合の“腰を折る”子どもの喧嘩感が凄くて、
その“腰の折り合い”で拮抗した試合になるっていう、
なんとも不思議な試合。
是非、続きがみたいですね。
先日のニコプロで解説に来ていた、
東京女子の難波小百合リングアナが、
「真面目にみると泣いてしまう」と言っていた、
ぴぴぴぴぴなの、最後のシングルマッチも実に良かった。
そんなに数は多くないけれど、1年と数ヶ月、リングの上で
磨き上げた武器で、ここまで戦えることを示したぴぴぴぴぴなのに、
改めて、“辞めてほしくない”と思い知らされた試合。
博多スターレーンは一日丸々楽しかったのですが、
東京女子で挙げるならば、やっぱりメイン。
世界のどこに出ても世界を驚かせることのできる戦い。
この二人なら鉄板だし、なんなら、もっともっとできるとも思いました。
DDTのスターレーンからは、まず第一試合を。
観客を煽りに煽りながら、時折切れのある攻撃で観客を黙らせ、
実にリズムのいい試合を作った、(個人的)勝俣瞬馬ベストバウトの一つ。
セミの大石旭vs佐々木遠藤も面白かった。
というか、意外と大石旭を見る機会の少ない個人的には、
二人の独創的な攻撃にいつも驚かされる。
ただ、それを切り抜けて勝ちをもぎ取った遠藤哲哉が特に際立って、
“このまま今日いつどこ使ってとってしまえ!”
と思いました。
メインの竹下幸之介vs黒潮イケメン二郎ももちろん外せない。
本人たちは“相手のことをまるで考えないプロレス”というけれど、
最後まで糸を引いていた腕攻めだったり、
前回と同じ展開を挟んでみたり、
フィニッシュも前回と同じ攻防から、
さらに体を入れ替えて決まったり、
かなり考えられたプロレスだったように見えました。
面白かった。
…結局、面白かったしか言えてない。
でも、面白かった。
《最優秀興行》
1.7 Fight Club Pro 後楽園
1.20 AWGカラーズ 新木場
1.22 我闘雲舞 新木場
2.6 DDT 新木場
2.16 マッスル 両国
3.9 モーニング闘争2019 スポルティーバ
3.19 琉球ドラゴン 新木場
3.26 YMZ 新木場
3.31 DDT 博多スターレーン
3月は、ベスト興行が大激戦に。
多くのプロレスラー(と一部ファン)を
“モー闘ロス”に陥れた、モーニング闘争2019がまず、
語り継がれる興行になったように思います。
…モー闘については徹頭徹尾ツイッターで呟きまくったので、
そちらをご確認いただけばある程度流れを追えると思います。
全国各地からハードヨ…コアなプロレスファンたちがたくさん集まる、
謎の興行と相成りました。
このブログを“モー闘2019”で検索。
ただ一つ。
膝立ちの状態から放たれたディック東郷のドロップキックだけは、
写真に撮れなかったけれど、忘れることはない。
[3.15後楽園:底無し]
“興行すごい楽しかった”度合いでいうと、
琉球ドラゴンプロレスリングの東京大会も、
全試合盛り上がって終始面白かった。
選手のケガ、不祥事による欠場、
色々経ての東京大会でしたが、
“辛いこと苦しいこと色々あるけれど、プロレスが少しでも、
皆さんの笑顔になれば”というグルクンさんの心情は心に刺さり、
“俺たちはプロレスが、大好きだ!”
と高らかに叫ぶ姿は、頭に焼き付いています。
少なくとも私は、“プロレスを見に沖縄にいく”ことの価値を保証します。
…あ、あとティーダヒートが素晴らしいのでそれも強調しておきます。
みんな、沖縄いこうぜ。
年に3、4回いくYMZはいつも妙に気になるカードを提供していただけますが、
ここ最近の興味関心は専ら“素人”たる、松澤さん(真琴マネージャー)。
プロレスリングREINAにそこそこ行っていたとき、
いつも受付にいた松澤さんがイマイチどういう関係者なのかは定かではありませんが、
真琴選手の(プロレス的な意味ではない)マネージャーである、
お孫さんもいる一般人。
一昨年末、何故か唐突にリングに上がる羽目になっていたのですが、
そこでの立ち回りがあまりにも面白くて印象に残っておりましたが、
今回、蛇界デビューで恐ろしいほど鮮烈なインパクトを残しました。
そして翌週には木高イサミとシングルマッチを行った松澤さん。
ああ、気付けば松澤さんの話しかしてない。
変態もいたよ!
博多スターレーン大会は“聖地の最後”としてのブーストと、
三大会連続興行という二つのブーストと、
“最後だから何やってもいいよね!”た開き直った感のあいまった
ハチャメチャな興行に。
全八試合、三時間半の興行でしたけど飽きることなく、
疲れることなく、ずっと楽しいまま過ごせた。
初めてのスターレーン、とてもいいお別れができたように思いました。
《新人賞》
猫はるな
まだあんまり評価軸が定まらない。
《ベストタッグ》
坂崎ユカ&瑞希
里歩&中島翔子
SAKI&水森由菜
《最優秀団体》
ガンプロ
我闘雲舞
BASARA
あたりに投票したいという希望はもってる
《プロレスを伝えたでしょう》
舞台「Fate/ Grand Order」(赤井沙希出演)
レスラーズグラフィカ3
プロレスラーのカッコよさから、
プロレスという空間の懐の深さ、
難解さ、不可解さ…
色々なことを学べる得難い空間でした。
中途段階。
もうちょっと買った。
《MVP》
里歩
藤田ミノル
佐久田俊行
《流行語》
ガンバルンバ
いっきいき
トロピカル☆ヤッホー
[3.23板橋:どうやら響くものがあったらしい]
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