お疲れ様です。
カレーです。
日々の(プロレス)情報を概ねツイッターで調べる民のワタクシですが、
TLに“簡宿”についての話題が出てたので、
なんとなく諸々思い出したことを書き連ねてみました。
ワタクシもはやアレがアレですが、ギリギリ都内在住、
プロレス好きの事務職(という名のナンデモ屋)。
職場は割りと都心の方で、なんやかんや土日の出勤も多いです。
以前は親族が都心の方に住んでいましたため、新木場帰りに転がり込んだり、
土日の出勤時間が比較的早かったのでやっぱり転がり込んだりしていましたが、
あえなく転勤してしまい。
しかし、休日仕事の出勤リスクを減らすために、
近場で、なるべく安く身体を休めたい。
そんな中で、使い始めた選択肢が“簡宿”でした。
“簡宿”とは、簡易宿所の略称で、いわゆるドヤ街にある宿泊施設。
参考:簡易宿所(Wikipedia)
宿泊施設といいながら、日雇いで働く方にとっては半ば居住施設としても機能しており、
施設によっては長期滞在の場合の料金設定も定められています。
東京では主に南千住の辺りに多く分布していて、
一泊約3000〜4500円で利用が可能です。
よく使っていたのは、こちらのホテルヒカリという施設。
「口コミの評判がよかったから」といつベッタベタの理由ですが、
価格帯もリーズナブルで、施設管理も割りと行き届いていた…
ような気がしないでもない。
なんとなく、簡宿のある地域って“ヤバイ”イメージがありますが、
まあ、うん。なんていうか・・・比較的そういう地域ですよね。
なので、初めて利用するときはかなりおっかなびっくり使っていました。
ただ、基本的な利用手順は他のホテルや宿泊施設とは“大きくは”変わらず。
①旅行検索サイトで希望のホテルを選択して宿泊予約
②フロントで予約名を伝える
(だいたい“お帰りなさい”って言われるけど気にしない)
③宿泊施設のルール説明を受ける
といった感じ。
部屋はだいたい3〜4畳くらいで、
カプセルホテルでは脚が伸ばせないような世界を圧迫する図体のワタシでも
脚を伸ばして寝ることができます。
部屋にはテレビ、エアコン、フトンと枕と掛け布団と至ってシンプル。
洋室もあるようですが、だいたい空いてるのは和室でしたね。
また、よく利用してた施設には女性用フロアや、二人用の部屋もあるようでした。
アメニティ的なものは宿泊プランの中に含まれていたり、いなかったりで、
大体の場合部屋の鍵とバスタオル、館内着とセットで受付の際に渡されるという、
スーパー銭湯みたいなシステムです。
施設によっては大浴場があったりしますが、男性用の利用時間、女性用の利用時間と、
時間帯ごとに区切られているルール設定が多かったです。
あと、大浴場とは別にシャワー室があったり、シャワー室だけのところもあったり。
ということで、その辺の地域の雰囲気にさえ目を瞑れば、
漫画喫茶やカプセルホテルよりはゆっくりできるという結論に至りまして、
引っ越す前の昨年、一昨年あたりは頻繁に利用していました。
が、ひとつ不安なこともありまして。
先程、管理体制が比較的行き届いていた、という書きぶりに致しましたが、
当然、“行き届いていないことがあった”ということでそのように記述しました。
まあ、特に大事にはなりませんでしたが、
フロントで間違った鍵、間違った部屋番を伝えられ、
部屋の鍵を開けた瞬間、中の居住者と鉢合わせ…
ということがございました。
如何に宿泊施設として検索サイト等を通じて予約できるとはいえ、
管理体制は一般的なビジネスホテルのそれとは異なり、
たぶんゆるゆるです。ゆるっゆるです。
そして別に確証があるわけではないけれど、
そんなゆるっゆるのところに、個人情報が残る、ということも、
まあ、リスクとして考慮する必要があるとは思います。
さて、もう一つ。
昨夏、大阪への出張の際にちょうどバサラとDDTの興行が大阪であり、
出張先で延泊すれば観戦できる、という日程が設定されてました。
それでワタシは、かねてからやっぱり好奇心で泊まってみたかった、
“大阪の簡宿”に、泊まってみたりしました。
大阪の簡宿がある地域は、DDTファンには竹下幸之介の出身地でお馴染み、
“日本一治安の悪い町”西成区の周辺地域。
まあ、別に歩くたびに犯罪が起きたり、
日夜血で血を洗う…とかそういう訳ではない(と思う)ですが、
それでも独特の空気感、緊張感があります。
また、DDT-DNA所属兼大阪営業の鈴木大が、
大阪に行くたび“一泊1500円の常宿”に泊まっていたというツイートを見ましたが、
それも多分この地域。
あとは別のツイートで、
“大阪の簡宿で一泊500円の差をケチるな”というものを見て、
1000円で木造のテレビもエアコンもない部屋のエグい絵面と、
1500円で布団とエアコン、テレビが用意された絵面との
比較画像を見てたりしてですね。
なんか、こう、ふつふつと興味を駆り立てられて、
思わず泊まってみました。
私がその時泊まったのがこちらのホテル来山。
なんと、2泊で3600円でした。
なんだそれは。
えーと、入口からしてですね、およそ、ここの“生活者”しかいない感じ。
入って割りとすぐのところにキッチンスペースがあって、
料理してる人がいたり、テレビ見てる人がいたり、酒飲んでる人がいたり。
人見知りで引きこもり体質の私からしたら、一刻も早く部屋にこもりたい雰囲気はありました。
部屋は割りと普通で、テレビ、エアコンと
(なんか若干の生活感を感じる)ベッドと、至ってシンプル。
1泊目のときに、チェックイン後いきなり全館放送が流れ、
“窓からタバコを捨てた方、当ホテルは全館禁煙です。窓からのタバコのポイ捨ては火災の原因になり、外を歩く人にも危険があります。決まりを守れない方は、ここに居ていただかなくて結構です!”
・・・という事態が起こったときにはさすがに(ここで二泊か…)と、
若干気重でしたが。
それ以上に出張仕事の方が気重だったので、
2泊目のときにはすっかり(仕事も終わったので)気分は軽くなってました。
まあ、感覚的には“外国の安めのホテルに泊まってる”くらいの緊張感です。
世の中今は何でもかんでも自己責任です。
知っていて避けられるリスク、甘受できるリスク、
あるいは、知らないで踏んでしまうリスクもあると思います。
多少なりとも知っていることが、
自己のリスクマネジメントの幅を広げる可能性があります。
繰り返します。
安さにはそこそこのリスクが伴うところです。
くれぐれも、ご利用の際は、リスクを必ず天秤にかけていただきますよう。
3:16 追記
今の大阪の常宿はスパワールド
カレーです。
日々の(プロレス)情報を概ねツイッターで調べる民のワタクシですが、
TLに“簡宿”についての話題が出てたので、
なんとなく諸々思い出したことを書き連ねてみました。
ワタクシもはやアレがアレですが、ギリギリ都内在住、
プロレス好きの事務職(という名のナンデモ屋)。
職場は割りと都心の方で、なんやかんや土日の出勤も多いです。
以前は親族が都心の方に住んでいましたため、新木場帰りに転がり込んだり、
土日の出勤時間が比較的早かったのでやっぱり転がり込んだりしていましたが、
あえなく転勤してしまい。
しかし、休日仕事の出勤リスクを減らすために、
近場で、なるべく安く身体を休めたい。
そんな中で、使い始めた選択肢が“簡宿”でした。
“簡宿”とは、簡易宿所の略称で、いわゆるドヤ街にある宿泊施設。
参考:簡易宿所(Wikipedia)
宿泊施設といいながら、日雇いで働く方にとっては半ば居住施設としても機能しており、
施設によっては長期滞在の場合の料金設定も定められています。
東京では主に南千住の辺りに多く分布していて、
一泊約3000〜4500円で利用が可能です。
よく使っていたのは、こちらのホテルヒカリという施設。
「口コミの評判がよかったから」といつベッタベタの理由ですが、
価格帯もリーズナブルで、施設管理も割りと行き届いていた…
ような気がしないでもない。
なんとなく、簡宿のある地域って“ヤバイ”イメージがありますが、
まあ、うん。なんていうか・・・比較的そういう地域ですよね。
なので、初めて利用するときはかなりおっかなびっくり使っていました。
ただ、基本的な利用手順は他のホテルや宿泊施設とは“大きくは”変わらず。
①旅行検索サイトで希望のホテルを選択して宿泊予約
②フロントで予約名を伝える
(だいたい“お帰りなさい”って言われるけど気にしない)
③宿泊施設のルール説明を受ける
といった感じ。
部屋はだいたい3〜4畳くらいで、
カプセルホテルでは脚が伸ばせないような世界を圧迫する図体のワタシでも
脚を伸ばして寝ることができます。
部屋にはテレビ、エアコン、フトンと枕と掛け布団と至ってシンプル。
洋室もあるようですが、だいたい空いてるのは和室でしたね。
また、よく利用してた施設には女性用フロアや、二人用の部屋もあるようでした。
アメニティ的なものは宿泊プランの中に含まれていたり、いなかったりで、
大体の場合部屋の鍵とバスタオル、館内着とセットで受付の際に渡されるという、
スーパー銭湯みたいなシステムです。
施設によっては大浴場があったりしますが、男性用の利用時間、女性用の利用時間と、
時間帯ごとに区切られているルール設定が多かったです。
あと、大浴場とは別にシャワー室があったり、シャワー室だけのところもあったり。
ということで、その辺の地域の雰囲気にさえ目を瞑れば、
漫画喫茶やカプセルホテルよりはゆっくりできるという結論に至りまして、
引っ越す前の昨年、一昨年あたりは頻繁に利用していました。
が、ひとつ不安なこともありまして。
先程、管理体制が比較的行き届いていた、という書きぶりに致しましたが、
当然、“行き届いていないことがあった”ということでそのように記述しました。
まあ、特に大事にはなりませんでしたが、
フロントで間違った鍵、間違った部屋番を伝えられ、
部屋の鍵を開けた瞬間、中の居住者と鉢合わせ…
ということがございました。
如何に宿泊施設として検索サイト等を通じて予約できるとはいえ、
管理体制は一般的なビジネスホテルのそれとは異なり、
たぶんゆるゆるです。ゆるっゆるです。
そして別に確証があるわけではないけれど、
そんなゆるっゆるのところに、個人情報が残る、ということも、
まあ、リスクとして考慮する必要があるとは思います。
さて、もう一つ。
昨夏、大阪への出張の際にちょうどバサラとDDTの興行が大阪であり、
出張先で延泊すれば観戦できる、という日程が設定されてました。
それでワタシは、かねてからやっぱり好奇心で泊まってみたかった、
“大阪の簡宿”に、泊まってみたりしました。
大阪の簡宿がある地域は、DDTファンには竹下幸之介の出身地でお馴染み、
“日本一治安の悪い町”西成区の周辺地域。
まあ、別に歩くたびに犯罪が起きたり、
日夜血で血を洗う…とかそういう訳ではない(と思う)ですが、
それでも独特の空気感、緊張感があります。
また、DDT-DNA所属兼大阪営業の鈴木大が、
大阪に行くたび“一泊1500円の常宿”に泊まっていたというツイートを見ましたが、
それも多分この地域。
あとは別のツイートで、
“大阪の簡宿で一泊500円の差をケチるな”というものを見て、
1000円で木造のテレビもエアコンもない部屋のエグい絵面と、
1500円で布団とエアコン、テレビが用意された絵面との
比較画像を見てたりしてですね。
なんか、こう、ふつふつと興味を駆り立てられて、
思わず泊まってみました。
私がその時泊まったのがこちらのホテル来山。
なんと、2泊で3600円でした。
なんだそれは。
えーと、入口からしてですね、およそ、ここの“生活者”しかいない感じ。
入って割りとすぐのところにキッチンスペースがあって、
料理してる人がいたり、テレビ見てる人がいたり、酒飲んでる人がいたり。
人見知りで引きこもり体質の私からしたら、一刻も早く部屋にこもりたい雰囲気はありました。
部屋は割りと普通で、テレビ、エアコンと
(なんか若干の生活感を感じる)ベッドと、至ってシンプル。
1泊目のときに、チェックイン後いきなり全館放送が流れ、
“窓からタバコを捨てた方、当ホテルは全館禁煙です。窓からのタバコのポイ捨ては火災の原因になり、外を歩く人にも危険があります。決まりを守れない方は、ここに居ていただかなくて結構です!”
・・・という事態が起こったときにはさすがに(ここで二泊か…)と、
若干気重でしたが。
それ以上に出張仕事の方が気重だったので、
2泊目のときにはすっかり(仕事も終わったので)気分は軽くなってました。
まあ、感覚的には“外国の安めのホテルに泊まってる”くらいの緊張感です。
世の中今は何でもかんでも自己責任です。
知っていて避けられるリスク、甘受できるリスク、
あるいは、知らないで踏んでしまうリスクもあると思います。
多少なりとも知っていることが、
自己のリスクマネジメントの幅を広げる可能性があります。
繰り返します。
安さにはそこそこのリスクが伴うところです。
くれぐれも、ご利用の際は、リスクを必ず天秤にかけていただきますよう。
3:16 追記
今の大阪の常宿はスパワールド
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