5月終了。
もちろん0興行。
…ただ無観客試合を謳っていない、
“観客は画面の向こう側にいる”というスタンスのチョコプロについては
毎回観ていたわけで。
その他配信等の大会…ロリマンプロレスやプロレス教習所、
DDT TV Show、琉球ドラゴンプロレス、東京女子プロレス…
他にも見てるかもしれない…etcetc
含めるとなんやかんや20大会くらいは見てたのか。
日々日常的に、日常の憂さの代償行為としてひたすらに行っていたプロレス観戦。
しかしその日常のハレの場がなくなって、私の憂さはどれだけ蓄積されるだろう…
と、思いましたが、元々引きこもり体質なこともあり、
意外と大丈夫でした。
意外と大丈夫だったのは、兎にも角にも、
チョコプロが10興行開催したのがとてもとても大きく。
それぞれの興行のことを考えるだけで、私は私なりの日常を
形を変えながら構築することができました。
…というか、これらの大会がなかったら、
どれだけ世界が嫌いになっていただろう。
《最優秀試合候補》
1.3 DDT 後楽園 田中将斗vsクリス・ブルックス
1.4 東京女子 後楽園 中島翔子vsハイパーミサヲ
1.4 崖のふち女子 板橋 松本都vsクリス・ブルックス
1.13 DDT 住之江 竹下幸之介&勝俣瞬馬&飯野雄貴vsアントーニオ本多&平田一喜&くいしんぼう仮面
1.13 ガン仁田 住之江 渡瀬瑞基&ミス・モンゴルvsアルティメット・スパイダーJr&青木いつ希
1.22 BASARA 新宿 FUMA&久保佑允vsバナナ千賀&ツトム・オースギ
1.25 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs駿河メイ
1.26 九州プロレス 北九州 入江茂弘vs野崎広大
2.2 ガンプロ 王子 翔太vs旭志織
2.9 我闘雲舞 王子 SAKI&水森由菜&紺乃美鶴vs高梨将弘&新納刃&趙雲子龍
2.10 FREEDOMS 後楽園 杉浦透vs宮本裕向
2.11 東京女子 北沢 辰巳リカ&渡辺未詩&鈴芽vs伊藤麻希&らく&原宿ぽむ
2.15 藤田プロレス☆スクール 2AWスクエア 翔太vs本田アユム
2.16 東京女子 蕨 天満のどか&のどかおねえさんvsのどかおねえさん&のどかおねえさん
2.17 JSTAGE 新木場 ディック東郷vs藤田峰雄
2.17 JSTAGE 新木場 近野剣心&吉田綾斗&中津良太vs野村卓矢&阿部史典&佐山駿介
2.18 BASARA 新木場 阿部史典vs下村大樹
2.18 BASARA 新木場 バナナ千賀&ツトム・オースギvs木高イサミ&関根龍一
2.18 BASARA 新木場 高梨将弘vs藤田ミノル
3.7 仙女 奈良 DASH・チサコvsKAORU
3.7 仙女 奈良 橋本千紘&優宇vs里村明衣子&駿河メイ
3.8 仙女 新宿 橋本千紘vs朱里
3.20 我闘雲舞 板橋 クリス・ブルックスvsバリヤン・アッキ
3.20 我闘雲舞 板橋 高梨将弘&藤田ミノルvsTAMURA&趙雲子龍
3.21 東京女子 板橋 坂崎ユカ&瑞希&乃蒼ヒカリvs中島翔子&愛野ユキ&舞海魅星
3.21 ガンプロ 板橋 今成夢人&バリヤン・アッキvsマイク・ベイリー&冨永真一郎
3.21 ガンプロ 板橋 春見沢萌彦&勝崎周之助&桜井鷲vs坂口征夫&樋口和貞&赤井沙希
3.21 ガンプロ 板橋 石井慧介vs岩崎孝樹
3.29 スク闘2020 スポルティーバ ロッキー川村vsジ・インテリジェンス・センセーショナル・グランド・パッションマスク4号
4.5 琉ドラ 南風原 藤田ミノルvs初代・ポークたま子
(4.?? チョコプロ 市ヶ谷 紺乃美鶴vs水森由菜)
(4.?? チョコプロ 市ヶ谷 田中将斗vsバリヤン・アッキ)
(5.5 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs水森由菜)
(5.17 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs駿河メイ)
(5.27 チョコプロ 市ヶ谷 水森由菜vs駿河メイ)
(5.30 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイ&バリヤン・アッキvs水森由菜&藤田ミノル)
…この1月間、暇に任せて徒然ままに感想を記してきたわけで、
まあもはや振り返る必要もあるかどうかすら定かではありません。
が、チョコプロは普段の我闘雲舞市ヶ谷の試合よりも広くスペースが使え、
アイテムも豊富で試合時間も長くて、カメラワークも臨場感があり、
また、名実況付きという、少人数による配信にも関わらずいたれりつくせり。
だいたい、好きなレスラーばっかり出てるんだから面白くないわけがないのだ。
そして毎日何かしらの配信を続けることでなんやかんやそれらの試みが
試合そのもののストーリーとも関連を持つことになるため、
特に5月は結果的に、とてもストーリー性の高い内容となりました。
まあ、それが、私が言葉を喚起された要因であるわけですが。
そんなこんなの5月の試合の感想は…
もし興味ございましたら、下記ご参照のほど宜しくお願い申し上げます。
で、上記までの感想で触れられてない
5.30の試合ですが…
凄かったですね。
ド腐れヤッホーズ。
ド腐れっぷりが特に。
試合後のコメントで駿河メイ選手が
「誕生日の二人が主役じゃなきゃいけないのに、主役でいられるか不安だった」
みたいなことを仰っていて、
なんていうか、あのチョコプロの空間はフワッとしているようで、
その実、戦いの雰囲気に満ちていることが伝わってきて、
とてもとてもよかった。
ド腐れヤッホーズ、3連敗になりましたが…
なんか、この3敗目でとんでもない毒素を放っていたのが最高だったので、
また是非みたいです。
《最優秀興行候補》
1.4 崖のふち女子 板橋
1.27 まっする1 新木場
2.15 藤田プロレス☆スクール 2AWスクエア
2.18 BASARA 新木場宴
3.26 まっする2 新木場
(3.28 チョコプロ1 市ヶ谷)
3.29 スク闘2020 スポルティーバ
(5.5 チョコプロ11 市ヶ谷)
(5.23 チョコプロ16 市ヶ谷)
(5.27 チョコプロ17 市ヶ谷)
《最優秀新人候補》
薄井鉄央(BASARA)
《最優秀タッグ候補》
新井健一郎&藤田ミノル(九州プロレス)
Speed of Sounds(フリー)
PURPLE HAZE(全日本プロレス)
ド腐れヤッホーズ(チョコプロ)
メーメーミーミー(チョコプロ)
東京失恋学園(チョコプロ)
《最優秀団体候補》
崖のふち女子プロレス
マッスル
チョコプロ
とりあえず1位はもうチョコプロに決まったことをご報告申し上げます。
《ベストモーメント》
1.19 オレンジタウン 翔太「1.5 東京ドーム、オカダ・カズチカvs内藤哲也戦でオカダ・カズチカがインプラントを繰り出したときの海野レフェリー」
3.20 YMZ 板橋 Chair King
《MVP候補》
〜独断と偏見で選ぶ月間MVP〜
1月 ディック東郷
2月 水森由菜
3月 バリヤン・アッキ、さくらえみ
4月 ポークたま子
5月 藤田ミノル
誰が主人公だったかで言えば間違いなく水森由菜選手なんですが、
実は1勝しかしていないような気がしてですね。
じゃあ勝ち星と存在感の両面で今月のプロレス、
というかチョコプロを突っ走ったのは誰だろうと思った時に、
まあ、もう、“トロピカル王国国王”藤田ミノルしか思い浮かびませんでした。
そもそも2月にすでに我闘雲舞を追放となっていた藤田ミノル。
しかし、デスマッチヘビー級への挑戦の決まっていた5.5横浜文体大会の延期に伴い、
スケジュール以上に何か、ポッカリ空いたところに、
さくらさんが“挑戦”として突きつけた、水森由菜とのラスト・マン・スタンディング。
そこを皮切りに5月のチョコプロレギュラーとして
異様な存在感を発揮し続け、
チョコプロDARKチョコ(じゃんけん)トーナメントを短期間で3度制し、
“国王”たる威厳を示してきました。
また、“自称・自粛のミスタープロレス”Tシャツ発売がある意味示すとおり、
自粛期間中に様々な地域で様々なレスラーが実施している
プロレス関連配信番組にことごとく出没。
ex)モガキューライブ(2AW)、プロレス教習所(ビリーケン・キッド選手他)、
なぞなぞ配信(影山道雄選手)、ロリマンプロレス(影山道雄選手、4様)、
高井憲吾選手モノマネ配信、翔太選手コーヒー配信、
琉球ドラゴンプロレスハウスショー、鈴木心選手ラジオ体操etcetc
…チョコプロの配信も全部チェックしており、
駿河メイがバリヤン・アッキとともに翻訳した
「♪一番好きな人の名前をさけぼう」英語Ver.の歌詞もこっそり覚え、
チョコプロではなんと振り付で(ガッサガサの声のままに)披露し、
視聴者と関係者を驚かせました。
一度は流れた5.5の文体での挑戦は、巡り巡って、
8.29文体での挑戦というかたちでついに正式決定。
2月はユニオンMAX、3月はスクールオブ闘争、
常に何かしらのかたちでその存在を示し続け、
また、周りの、特に若いプロレスラーを触発し続ける
藤田プロレス☆スクールおしえがしらの、
5月5日に残した言葉は、私は決して忘れない。
「日本のプロレスラーはだいたい10年もたなくて辞める人が半分ぐらいいるよ。
そのたびに俺は悔しい。
プロレスのことが何もわかってないままプロレス界を去っていく人材のことがすごく悔しい。」
プロレスに限らず、何かのファンであることは、
失うリスクを常に孕んでいる。
それでも、応援している業界の中に、
こんなことを考えてくれている人が少なくとも一人、いること。
そんなわけで。
おそらくは5月のみならず存在感を放ち続けるであろう、
“自粛のミスタープロレス”藤田ミノル選手を、
今月のMVPに推します。
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