2020年7月30日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.05 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.23 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.90 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.225 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.019 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.101 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.72 ~ +0.81 ℃ 歴代順位 3~6位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.31℃とほぼ平年並みだった。統計上は8日連続のマイナス偏差となり、これは本年2位タイの連続マイナス偏差日数記録である。今日はプラス偏差となる可能性が高く、連続マイナス偏差は途切れるものと考えられる。
15地点中6地点で日平均気温が平年比プラス、9地点でマイナスだった。これらの中でプラス偏差幅最大は根室の平年比+2.3℃、マイナス偏差幅最大は銚子の平年比-3.9℃だった。
偏差幅の絶対値が0.5℃未満の観測点が15地点中7観測点とほぼ半数であり、全国的には平年並みの観測点が多くなってきた。
気象庁が昨日更新した早期天候情報では、8月6日以降関東甲信の高温が予報されており、2週間気温予報も関東甲信の2週間目はかなり高い気温となった。
その他は沖縄・奄美の高温が予想されている以外は平年並み予報であるため、今後の全国の気温水準が昨年の水準を上回るのかどうかは注目に値する。
現在の気温水準は低下中であるが、今後このグラフの形はどのように変化するであろうか?