2022年9月3日現在の年平均気温推計
2022年6月15日の極小値14.819 ℃を0.209 ℃上回る 2022年1月12日の極大値15.153 ℃を0.125 ℃下回る (予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位) =========================== |
2022年9月3日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.70 ℃、15地点中11地点で日平均気温が平年比マイナスだった。寿都の日平均気温は平年比ー2.9 ℃と偏差幅が少し大きかった。これまで気温が高かった石垣島は、台風第11号の影響もあるだろうが、平年比-1.9 ℃、宮崎は同-1.5 ℃、銚子は同-1.3 ℃だった。プラス偏差となった3地点の偏差幅はいずれも小さく、彦根の平年比+0.8 ℃が偏差幅最大だった。
ただ、昨年のこの時期の気温は低く、昨年比の平均偏差は+0.81 ℃とプラス偏差となり、気温水準は上昇した。15地点の日平均気温の単純平均は23.43 ℃と23 ℃台に下がり、秋を感じさせる値となってきた。これまで気温が高かった北海道の気温が平年並みからそれ以下に下がってきた。この2日、朝の最低気温が1桁のところが増えている。
今日は昨年比でプラス幅が最も大きくなっている根室のグラフを見る。
根室の年末時点での4指標はすべてプラス圏内にあり、昨年比、過去5年平均比でプラス偏差幅は大きい。昨年は11月から12月中旬までの気温が極めて高かったのだが、本年のこの時期の気温がどの程度になるかが注目される。エネルギー需給が不安視される中、今年のこの時期の気温がどうなるかは重要な点だろう。