2022年8月16日現在の年平均気温推計
比較基準 | 年初来偏差 | 歴代順位 | 年末推定偏差 | 年末推定順位 |
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平年偏差 | +0.66 ℃ | 1位 | +0.54 ℃ | 5位 |
前年偏差 | -0.04 ℃ | 5位 | -0.03 ℃ | 5位 |
前365日平均 | +0.65 ℃ | 1位 | +0.54 ℃ | 5位 |
単純平均の365日移動平均 15.013 ℃
2022年6月15日の極小値14.819 ℃を0.194 ℃上回る
2022年1月12日の極大値15.153 ℃を0.140 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位)
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2022年8月16日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.26 ℃で10日連続のプラス偏差となった。この1か月でマイナス偏差はわずか4日である。15地点中、網走、飯田と伏木の3観測点の日平均気温は平年をわずかにしたあ回った。プラス偏差幅が大きかったのは根室の平年比+3.2 ℃、宮崎の同+2.6 ℃、山形の同+2.1 ℃の順だった。
昨年のこの時期の気温が低かったため、年平均気温の統計値は上昇を継続している。今後1週間の気温は、極端な高温偏差となならない予報に変わってきた。それでも昨年の気温よりは高くなるので、年平均気温の推定値はしばらく上昇を続けるだろう。海外の極端な高温も収束してきているように見える。それでも、この夏の高温、局地的な大雨、雨の少ない地域の干ばつの影響は長く続くことになりそうだ。
気温の高い時期のプラス偏差は生活に大きな影響を与えるが、このまま収束の方向に向かうだろうか?昨年は今の時期の気温が低く、8月下旬に気温が上昇した。今年の8月下旬の気温が昨年より高くなるか、低くなるかも年平均気温に与える影響は大きい。