2023年12月12日現在の年平均気温推計 比較基準年初来偏差歴代順位年末推定偏差年末推定順位
2023年7月5日の極小値15.336 ℃を0.374 ℃上回る 2023年11月10日の極大値15.796 ℃を0.086 ℃下回る (年初予測値 平年比 +0.62 ~ +0.63 ℃ 歴代順位 2位) =========================== |
2023年12月12日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+3.83 ℃と8日連続のプラス偏差となった。15地点中13地点で日平均気温が平年比プラス、網走の日平均気温は平年比-0.4 ℃、寿都の日平均気温は平年値だった。
宮崎の日平均気温は平年比+8.7 ℃で宮崎の本年2番目に大きなプラス偏差幅だった。続いて飯田の平年比+6.1 ℃、多度津の同+5.7 ℃、境の同+5.6 ℃と大幅なプラス偏差地点が続いた。
昨年比でも15地点平均偏差が+3.45 ℃と8日連続のプラス偏差で、気温水準は上昇を継続した。

このタイムスパンでもグラフのV字型が見えるようになり、気温水準の低下傾向にブレーキがかかったことがわかる。
年末まで15地点のグラフをひとつづつ見ることにしよう。今日は網走のグラフ。

網走の本年の気温は1月と2月は平年を下回っていたが、その後はほぼ一貫して平年を上回る気温が継続し、年平均気温は平年比+1.9 ℃となる見込みである。網走の年平均気温が過去最高だったのは昨年だが、2年連続で年平均気温の記録を更新し、その更新幅も1℃の大幅なものとなる見込みである。本年の北日本の気温の大幅な高温偏差を象徴するグラフとなっている。