昨日の日本の気温は大幅なマイナス偏差

2021年8月11日現在の年平均気温推計 比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位 平年偏差 +0.86 ℃ 1位 +0.73 ℃ 1位 前年偏差 +0.13 ℃ 1位 0.08 ℃ 1位 前365日平均 +0.77 ℃ 1位 +0.73 ℃ 1位 単純平均の365日移動平均　15.194 ℃ 2019年12月7日の極小値14.988 ℃を0.205 ℃上回る 2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.132 ℃下回る （予測値　平年比　+0.25 ～ +0.46 ℃　歴代順位　(6～12位） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

昨日の15地点の日平均気温の平均は-2.17℃で、本年12番目に大きなマイナス偏差幅となった。15地点中、銚子を除く14地点で日平均気温が平年比マイナスだった。網走の日平均気温は平年比-6.1℃、宮崎は同-4.5℃、根室は同-3.7℃、石巻は同-3.5℃とマイナス幅が大きかった。

猛暑日となったのは、群馬県舘林の35.2℃、東京都練馬の35.0℃の2観測点のみ。北海道の気温は下がり、稚内沼川の日最低気温は5.0℃、釧路市阿寒湖畔の日最高気温は13.6℃で、本格的な秋の訪れを感じさせる値となった。今朝の沼川は2.6℃まで冷え込んだ。

これまでの一方的な高温偏差は影を潜め、これまでの高温を埋め合わせる動きに入ったようにとりあえずは見える。この1週間でどれだけ低温貯金ができるのか注目だ。