2020年7月18日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.15 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.35 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.94 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.281 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.075 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.045 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.49℃で1週間連続のマイナス偏差となった。15地点中5地点で日平均気温が平年比プラス、10地点でマイナスだった。北海道の気温は極めて高く、気象庁のん大半の観測点で最高気温が本年最高となり、最も暑い時期を上回る値だった。沖縄の気温も高かった。15地点の中では、網走の日平均気温は平年比+5.3℃と大幅な高温偏差が継続し、根室が同+2.5℃、石垣島が同+1.0℃だった。一方、関東の気温は低く、銚子の日平均気温は平年比-3.2℃、宮崎は同-3.0℃だった。
昨年も7月の気温は低かったが、昨年の7月20日以降の気温は高くなった。本年の気温が昨年のように今後高くなるかが、年平均気温が歴代最高となるかどうかを見る上で焦点となる。
海面水温は、今のところ低下を継続しているが、昨年も7月25日あたりまでは日本近海の海面水温が低かった。それが8月1日から15日にかけて急速に上昇した。そして台風第15号が9月9日にやってきた。