2021年8月7日現在の年平均気温推計
2019年12月7日の極小値14.988 ℃を0.228 ℃上回る 2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.110 ℃下回る (予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位) =========================== |
昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.16℃で38日連続のプラス偏差となった。15地点中12地点で日平均気温が平年比プラス、3地点でマイナスだった。網走の日平均気温は平年比+6.0℃、寿都は同+5.1℃、根室は同5.0℃で、北海道の異常高温は継続した。九州南部、沖縄・奄美の気温はマイナス偏差で、宮崎の日平均気温は平年比-1.0℃だった。
海外で異常高温が継続した地方では、大規模な山火事に苦しめられている。北海道もその心配があるところ、ここで雨雲がかかり、海外と比べて恵まれた環境となっている。
気象庁の観測点のうち26地点で日最高気温の歴代記録を更新し、2観測点でタイ記録となった、また、日最低気温が高い記録も9観測点で歴代1位の記録を更新した。この数はいずれも本年最大である。夏日とならなかった観測点は5観測点で、8月5日の2観測点より多かった。
今日の北海道の気温は、オホーツク海側で下がってきている。オリンピック男子マラソンが行われた札幌の気温は東京の気温より高かった。ただ、東京は雨だったが、札幌は晴れていた。今日の関東甲信の気温は現在のところ低いが、愛知県を中心に気温が上昇している。
今後北海道の気温は下がってくるようだが、シベリア東部の気温が北海道を上回る状態が継続するようだ。