一切口をきかないので、「もうしゃべれないの?」と聞くと、首を縦に振った。
筆談もできないため、意思疎通が難しい状態になっている。
食事を待っている間は傾眠状態だったが、食事が来ると目を開けた。
ただ、スプーンを持たせようと「スプーンを持って}といっても反応せず、スプーンを手に持たせようとしても、持とうとせず、スプーンが見えていないようだった。
結局、最初のうちはすべて食べさせたが、スプーンを口のそばに持っていくと口を開いた。
最後の方になって、ヨーグルトを食べるように仕向けると、8割方を自分で食べた。最後の2割を食べさせた。今日も完食した。
今日は、食事中体をひっきりなしに動かすことはなかった。
ただ、右手をパジャマの胸の開いたところから入れて、胸を掻いたり、エプロンを取ろうとしたりの動作はしていた。
食事の時、いつも隣にいて注意が向いていたYさんがいなくなったことも影響しているのだろう。
右手を隣の人のテーブルに乗せることもしなかった。
食後、戻ってくる時は、いつも通り、右手でいろいろなところをつかんでしまい、介護の方がベッドに移動させる作業の妨げとなっていた。
腕を介護の方の方に回すように指示されたとき、大きな声で「痛くてできない」といった。
今日も介護の方をかなり手こずらせた上でベッドに戻った。
その時、「痛いの?」と聞くと、
「しょうがないじゃないか」と言った。
結局、必要性の高いことはしゃべることができると思った。
TVを見るか?と聞いたら、首を横に振った。
そして眠りについた。
介護の方から、今日の朝からBTを実験的に抜去しているとのこと。
自分で排尿ができるようになるかどうかの様子を見るための臨時の措置と聞いた。
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