母は元気だったころから、昼食後は昼寝をしていた。
今日もベッドの上で寝ていたが、声をかけたらすぐに目を覚ました。
部屋は、睡眠を考えてだろう、暗くなっていた。
母はすぐに話し始めた。
「今日は疲れてハイヤーで帰ってきた」
どこにいっていたのか尋ねると、
「平塚の方」
「足がなくて、よそうと思ったが、行ってきた」
「23日は小学校の時のあれがあるので」
「送ってきてくれた人が、先週案内状を置いていったので」
「もてちゃうのよ」
「まあそうでもないけどね」
「アンパンみたいなものを買ってきて、あげようと思ったけど買えなかった」
「女の方が老けない。男は皆歳をとっている」
何人来たのか尋ねると、
「50人ぐらい来た」
「最初の(集まりの)は15人ぐらいだった」
「どっちが多いというわけではない」
「23日の方は、私が前日お風呂に入ったので、くたびれちゃった」
「お前のものを洗濯して持たせてやった」
「お礼にくっついてきちゃった」
「男も女も皆同じ。考えることは」
「鎌倉に帰るという人がいた」
「大船あたりで、男は」
「結局平塚で降りた」
「皆同じぐらい」
「おとといのはお前が行ってくれて、お母さんは30分ぐらいにして、終わるぐらいにして」
「女よりも男の方がお金を使わないんだね」
「まあ同じだけどね」
「でも今日は、あの酔っぱらいのおじさんが帰ったよ」
「奥ささんだった、13しか」
「他の男は早く帰るけど、あそこの奥さんは長い」
「それで赤いお花を」
「あの本をお正月にかけて皆で」
「サンタクロース。最後まで残った人たちで歌おうっていったけど、私は、明日があるからって」
「お金さえ払っとけば、どうしてもいいでしょ」
「お前が歌を歌っている最中に届けるようなことをいっているから」
「お母さんとミーちゃんはまだいるよ」
「電話はしたんだけど」
「ゆっくり片付けものをしている」
「ミーちゃんなんか、今度歌う時は、ちゃんとしたものを着なさいよ、って言ってた」
「TV見ると、着物なんか着て」
「アメリカにいるから」
「そういうところも、ここで来る人はぼけていない」
「ぼけた人は出てこない」
「その前の金曜日」
「机の上にさくら(本屋さん)に頼んだものが乗っているから」
「さくらがいいでしょ」
「5,000円ぐらい置いてあるから」
「大したことない普通の金額だよ。少し余分にと思ったけど、なかなかね」
「比企さんは看護婦さんが一緒に来た」
「奥さんはずっと年取っちゃったんじゃないの。その人は奥さんだというけどよくわからない」
「お金遣ろうと思うから起きようかね。」
「また来たとき少しあげるよ」
「なんか、明日お母さんのお祝い」
「そのお祝を、お前たちの会でやって、お母さんたちの年寄りの会をやって、足すように」
「夜、周りが割とうるさくなった。まあそれでいいんだけどね」
ずっとしゃべり続けていたが、ここらへんで帰ることにした。
そうしたら、「お前の印刷した本がどうしたこうした」とずっとしゃべり続けていたが、帰ることにした。
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