2020年11月26日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.07 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.13 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +1.03 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.209 ℃
2020年8月8日の極小値15.185 ℃を0.024 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.117 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.73℃。偏差幅は大きくなかったが、14日連続のプラス偏差、2日連続で15地点すべてで日平均気温が平年を上回った。このうち偏差幅が大きかった観測点は宮崎の平年比+3.4℃、石垣島と石巻の同+2.5℃の順だった。
国内の気温ん水準は高い状態が継続している。しかし、この数年の気温上昇により、線形回帰線の傾きが強くなり、線形回帰線を下回るのは先のことだと思っていると、意外と早く来るのかもしれないと思われる状態になってきた。グラフを見る。
年初には線形回帰線の値が15.0℃あたりだったのが、年末には15.8℃あたりになりそうだ。実況値がこのまま線形回帰線の上にあり続けると、線形回帰線の傾きをさらに押し上げるので、実況値との差が縮まる結果となる。今後の動きは興味深い。