2020年10月13日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.12 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.17 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +1.02 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.224 ℃
2020年8月8日の極小値15.185 ℃を0.040 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.101 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.29℃で、3日連続で2℃を超えるプラス偏差となった。また3日連続で15地点すべてで日平均気温が平年を上回った。
飯田の日平均気温は平年比+4.0℃、根室は同+3.8℃、網走は同+3.5℃、山形は同+3.1℃で北日本の高温偏差が目立った。
今後気温が高めになるのか低めになるのか、判断は分かれているようだ。15地点の日平均気温の単純平均の365日移動平均のグラフを見ると、下降傾向に一旦ブレーキがかかっている状況がみられ、今後急激に気温が下がる方向ではないように感じる。
アメリカではハリケーンマリーアの6週間後にデルタがほぼ同じコースで遅い、同じ地域に被害をもたらした。西海岸の山火事のニュースは、トランプ大統領のコロナウイルス感染とその後の経緯のニュースにうち消されたように、あまり伝わってこなくなった。中国の気温は低下傾向にあるようだ。
日本の南の海面水温は、台風の通過した海域を中心に平年並みに下がってきている。北海道東方沖の海面水温は引き続き高く、漁業には影響を与える状況が続いているように見える。