2020年5月28日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.20 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.16 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.89 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.154 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃を0.166 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.172 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+0.71℃と平年並みではあったが、統計上は6日連続のプラス偏差、昨年比では15日連続のマイナス偏差となった。気温水準はさらに低下したが、明日の北海道は高温が予想されており、ここらあたりで底をつけるのだろうか?
この5月30日の北海道と東北の高温は2週間気温予報が2週間前から予想していた。実際にどれだけ統計値に影響を与えるか注目される。
昨日は15地点中10地点で日平均気温が平年を上回り、4地点で下まわり、網走は平年値だった。マイナス偏差幅が大きな観測点はなく、プラス偏差幅が大きかった観測点は、根室の平年比+2.7℃、石巻の同+2.5℃の2観測点にとどまった。
今日は網走のグラフを見る。
平年比の黒線は、年明け後3月末まで、ほぼ一貫した右肩上がりだった。その後の上昇はほとんどない。昨年比の緑線が5月中旬から急降下したことが分かる。その分平年比の黒線の上昇が抑えられている。昨年比の緑線が現在力先が直線となっていることからわかるように、このグラフの現在から右側は昨年のグラフである。
ちなみに昨年1年間のグラフは、
5月中旬から5月末まですべての指標が急上昇している。この分が本年はほぼ打ち消された。今後、この急上昇がどこかで現れるのか、現れないのか、それとも降下があるのか注目される。