時々眺める富士山

日本の気温は40日ぶりに平年を下回った


2021年8月9日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.89 ℃ 1位 +0.75 ℃ 1位
前年偏差 +0.17 ℃ 1位 0.10 ℃ 1位
前365日平均 +0.79 ℃ 1位 +0.75 ℃ 1位
単純平均の365日移動平均 15.215 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.227 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.110 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の155地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.74℃で、40日ぶりのマイナス偏差となった。15地点中7地点で日平均気温が平年比プラス、8地点でマイナスだった。これらの中でプラス偏差幅橙の観測点は銚子で、平年比+2.1℃だった。マイナス偏差幅が大きかったのは根室の平年比-3.4℃、浜田の同-3.0℃、境の同-2.4℃、網走の同-2.2℃の順であった。

昨年比でも―1.29℃の-偏差となり、気温水準はわずかに低下した。

15地点の日平均気温の単純平均は25.20℃で7月27日以来の25℃台となった。今日は関東の内陸部などで気温が上昇している。一方、北海道の気温は低く、15地点平均でどの程度になるか注目している。北海道の気温は今は低いが、2,3日後からまた上昇する予報となっている。

これまで降水が少なかった北海道で大量の降水となっている。山火事対策などではこの降水は恵みの雨だが、降水を望まない農業関係者もいるようで、一概によいとは言えないところが複雑である。

気候変動レポートが更新され、リモートの会見が開かれた。気温上昇は今世紀末の問題ではなく、差し迫った脅威(immediate threat)であると強調していた。

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