2020年5月8日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.27 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.41 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.89 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.236 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃を0.040 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.090 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+0.44℃で平年並みだった。15地点中6地点で日平均気温が平年を上回り、9地点で下回り、マイナス偏差地点の方が多かった。ところがプラス偏差となった観測点では、網走の日平均気温が平年比+3.8℃、根室が同+3.6℃、寿都が同+2.9℃と北海道の気温が大幅になったため、全国平均ではプラス偏差となった。マイナス偏差となった9地点の中でマイナス偏差幅がもっとも大きかった観測点は伏木の平年比―2.0℃だった。
前365日間の平年偏差のこれまでの計算がこれまでの誤っており、本日から修正し、現在歴代順位が2位となった。
今日は根室の気温推移のグラフを見る。
根室の年平均気温(日平均気温の年平均)が最も高かったのは2015年の7.6℃、続いて1990年の7.5℃、2004年と2010年の7.3℃、2019年の7.2℃の順である。
1950年以降の移動平均で見ると、1953年11月29日の4.4806℃が極小値である。直近の極小値は2017年10月20日の6.3140℃となる。極大値は1991年6月15日の7.7921℃が最大で、直近の極大値は2015年7月1日の7.5748℃である。
本年4月3日には7.5616℃まで上昇したが、直近の極大値を超えることはなく、現在7.4258℃まで低下している。