風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

秋の空と神戸決戦

2009-09-05 | Bs現場レポ2009 

 
市営地下鉄、総合運動公園駅。


 
改札を出れば目の前に・・・


 
そこは青い空と緑の芝のボールパーク。

 
借り物競走のマスコット対決なんかもありましたね。



そんな、秋の空の下での決戦。

いわゆる「最下位決戦」真っ只中です。
オリックスとロッテ。座席の譲り合い。


さて、秋の空とは心変わりが激しい模様を表すもんですが・・
今日もやたらと試合の流れはあっちいったりこっちいったり。野球の神様は優柔不断でした。



ということで。今日の先発投手はオリ平野、ロッテ唐川。
平野は初回7球で終える上々の立ち上がり。
で、その裏。

 
2死1塁でローズに対してこのボールがストライク判定で見逃し三振。
ローズも怒るし、大石さんも飛び出て抗議する波乱の幕開け。


その次の回、平野はゾーンに苦しみ四球でランナーを出して、不運なヒットで先制を許すことに。
オリの攻撃は、相変わらずヒット打つものの、得点ならず。
3連打で無得点、残塁3になるって、ほんと成長の跡がないよなぁ・・と笑ってみたいたところ。
ダカヒやマヨがランナーに出ると、詰まってみんな先の塁に進めないんですよね。


 

ただ、岡田のスーパー返球&ダカヒのブロックで相手走者を憤死するという展開も見られました。
それでもマヨは何でもないサードゴロをメガトンにワンバウンド送球して、メガトンがポロッと落とすようなダラダラした野球が続いてました。

まだ30℃を超える気候の中でのデーゲーム。
このオッサンチーム、暑くてだれてるんじゃないかと。


 
そのダレ1号のメガトン・・

 
手っ取り早く唐川のゆるいカーブをレフトスタンドへ押し込み、追撃。
のっしのっしとフィールド1周回るのがしんどそうでした。


 

一緒に見ていた弟分が一言「だらだらした野球をしとーなぁ・・」


 
ダレ2号のマヨもタイムリー打って徐々に唐川を追い詰めようとはしておりました。
おかげで完投されずに済んだことから、試合展開が変わってきましたね。


平野の方は、ピンチを背負うものの、その都度最小失点で切り抜けました。
7回3失点。なかなかストレートのキレが良かったですよ。相変わらず援護が無くて気の毒でした。

ロッテの1点目もなんだか不運な当たりでしたし、
ロッテの3点目につながった井口の3塁打も、レフトフェンス際の当たり、
あとちょっとで岡田が捕球できそうだったのがレフトスタンドの観客と錯綜したような格好で落球というところでした。

今年はそういう星の元にいるんでしょう。自分は悪くないと割り切ってまた次頑張って下さい。




さて。今日の見所は9回表から。
秋の空のごとく急に試合展開が目まぐるしくなることに。

 
1点ビハインドの場面ですが、エース千尋がリリーフに登場。

 

中継投手の不振と若手に先発機会を与えることを目的に、抑えに転向した千尋。
ライトスタンドからも大きな歓声と拍手が湧き起こりました。

ただ、ここ数日チーム自体セーブが付く展開にならなかったので、中6日まで登板間隔が開いたことによる調整と、
9回裏に同点になり延長になってもロングリリーフ可能ということで起用が決まったんでしょう。

東ゾーンに苦しみながらも(今日は外角低めと内角高めを取ったりとらなかったり)9回表は無失点に。

3-2でロッテリードのまま9回裏。打順は8番山崎浩司から。
なんとか塁に出てくれと祈った直後・・・

 
打球がレフトスタンドへ。
思わず昨日の山崎選手のヒーローインタビューの言葉、思い出しました。
「今日はまぐれで打てたんですけど・・・明日もまぐれで打ちます!」

 
これが起死回生ってやつですか。土壇場のホームランで同点。

 
続いて岡田の代打、一輝もしぶとくライト前に落とすヒットで出塁。
ただ、この後グッチバント失敗、阿部ちゃん・メガトンも倒れて延長戦。



照明灯がつき始めるほど長い試合に。


こういう展開って今年何度もありましたけど、勝てないケースが多かったように思います。

でも大丈夫!なんたって今日は千尋がリリーフなんだから!
大輔とは違うんだから!

そして対するロッテの中継ぎ陣は昨日ズタボロにしましたし、今日も抑えの氏コースキーから打ってるわけですから。

これなら勝てる!

・・・そう思ってると。

 

10回表に千尋が打ち込まれて3失点。大輔がリリーフに来るという展開に。
中の人が入れかわったんか?と思うような信じがたい状況。しばらくライトスタンドはみんな放心状態でした。


でも・・・もう千尋が打たれたんならしょうがないですよ。
起用として一番抑えられる信頼があって、しかもロングリリーフもできる球界きっての投手の起用は決して間違いじゃないわけで。

ただ、塀内に打たれて試合が決まるとは思いませんでしたが。


 
それでも真二が2ラン放って意地を見せてくれました。

でもここまでが限界。起死回生のホームランを打ってくれた山崎が最後の打者になったのは気の毒でした。

Bs 5 - 6 Marines
あぁ結果、どれか1失点でも防いでいれば・・・3連打のときに1点でも稼いでおけば・・・
そういう反省は活かして下さいよ。来年までとは言わず、今すぐにでもできるなら早く。

 

 


明日は神戸のデーゲームとしてはラストの試合。
キターが聞けるかどうか。そして千尋が締めてくれるか。
ダイスケの立場はどうなってるか。
まぁ負け自体は堪えなくなってきましたが、できれば勝ってスッキリしたいですね。

昨日の地味様ズタボロ試合は弟分が見に行ってるようなので、また後日観戦記をアップする予定です。


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2 コメント

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井口の三塁打は珍しいなぁと思ったのですが (ミスチルファン1974)
2009-09-06 00:16:07
観客と交錯してたなら、反則ですよね。
レフトならロッテファンでしょうから。

未だに9月のスカイのデーゲームは一度も行ったことないですが、気持ちいいでしょうね。

上のほうの写真で観客が日陰の所にいて、日向が空いているのが面白かったです。

球審の東はパの関西では上手い方だと思いますが、写真のアレがストライクとはヒドイですね
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ミスチルファン1974さん (かずまん)
2009-09-06 22:50:16
スカイの特徴は一塁側の1階内野自由席から外野自由席の大部分が日陰になるんですよね。
とくに3時以降。
日陰にいると、秋の風を心地よく感じることはできました。

ローズは機嫌を損ねると、その日一日がガタガタになりますから。
それだけに初打席であのコースで三振を取られたのは響きましたね。
ちょうどフルカウントでしたから打ってくれるだろうとカメラを構えていたので
珍しくいいタイミングで撮れたと思います。
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