
毎年恒例、ミスチルファン1974さんのブロガーアンケート企画の回答です。
リンク元:【Bs2009回顧】ホップ、ステップ、肉離れ!でまさかの最下位【(来年は)そら、(優勝争いに絡む)そうよ!】 より。
0.(他球団ファンでご参加のかたへ)好きな球団はどこですか?
他球団ファンじゃありませんが、毎年ここに載せていることですので・・
×オリックスバッファローズ
×オリックスバファローズ
○オリックス・バファローズ
チームの正式名称、覚えてくださいね。
1.今年活躍したと思うBsの投手(3名まで)
①金子千尋
昨年の好不調の波を低減させ、先発の大黒柱として力を発揮させたのは見事でした。
シーズン終盤はチームのためを思って自ら手を挙げて中継ぎにも買って出たところも流石だったと思います。
山本省吾を除いて、こんどう・岸田・平野・小松と比べると序盤からハイペースに飛ばせるところが、
どのポジションでもやっていける力はある=先発でも中継ぎでもチーム随一の力があることを証明していたと思います。
②近藤一樹
迷いはありましたが、フォームを修正して交流戦終盤に登場したとき、
「肩に負担をかけない方法を模索して戻ってきた」という監督の言葉がありました。
また、シーズン序盤に岸田登板の試合でゲスト解説としてテレビ中継にも登場していましたが、
肩を壊した経緯から普段の練習でもあまり投げ込みはできないという言葉もありました。
そんな中で肩を治してフォーム修正して、当初の首脳陣の構想どおり戻ってくることがよくできたなという感想です。
(意地でもホークスに勝てた、というのも評価してます)
③香月良太
開幕時は腰痛で2軍スタートでしたが、首脳陣の期待に堪えるように精一杯の努力をしたと思います。
週刊ベースボールの記事で「自分はコントロールで勝負」と自負していたようですが、
シーズン中盤に楽天相手に癖を読まれたり、コースを付いたはずが取ってもらえずに
審判に対して首をかしげるところから、様子がおかしいと思えるところもありました。
ただチームの中でシュートボール系で責めるのは数少ない存在だけに、
相手との相性を考えると出番が多く、それだけ首脳陣から期待が集まったんじゃないかと思います。
(岸田投手は活躍したとは思いますが、離脱のチームへの影響が大きかっただけに今回はパスです)
2.今年活躍したと思うBsの野手(3名まで)
①坂口智隆
文句ないですよね。
シーズン序盤は不調でしたが、2軍落ちせず使い続けたことがリーグ2位の安打数&打率という結果。
一概に「不調=二軍で調整」というわけにいかないことを物語っているのかもしれません。
バッティングだけでなく、守備での貢献も大きいわけですが、
ファンフェスタのとき、ゴールデングラブ賞を獲ったとはいえ一番記憶に残っているプレーは
「西武片岡のランニングホームラン(後逸)」
報ステで「D井端が印象に残っているプレーは唯一エラーしたプレーだそうです、
さすが名手の言うことは違いますね・・」というシーンを見ましたが、
同じレベルのことをグッチは言っていると思います。
②大引啓次
初回はグッチ出塁・ビッキー犠打。という場面が多かったですね。
しかし、ヤクルト戦でのガイエルの走塁や、大場投手からの危険球など、ひやりとしたシーンも多かったですが、
その都度、凌いできただけに、今年こそ規定打席数が狙える!と思っていたのですが、その矢先に死球骨折で離脱。
でも彼がチームに残り続けていたことで、唯一ビッキーの前後は「打線(つながりがあった)」と思います。
③山崎浩司
打席での粘り・繋ぐバッティング・ここぞというときにドカンと一発。
これらを兼ね備え、さらに守備では千尋が今季初完投した5月5日の最後のプレーや
岸田復活勝利のときの飛び込んだプレーも印象深いなど、十分フィールドにいるだけで安心感がありました。
ただ、ここぞというときのエラーもありましたが、それは阿部ちゃんやビッキーも同じ。
3.今年Bsの試合は何試合生観戦されましたか?
分かるようでしたら、その勝敗(勝-負-分)も。(例 37試合[20-16-1])
2009年野球観戦記を参照ください。
①1軍 40試合
・オープン戦 4試合 [1-2-1]
・公式戦 36試合[17-18-1]
②ファーム 3試合
・ウエスタンリーグ 2試合[1-1-0]
・秋季教育リーグ(フェニックスリーグ)1試合[1-0-0]
4.今年最も印象に残った試合(1試合)
・9月27日 ロッテ戦(千葉マリン) △M 7 - 7 Bs
今年の公式戦、最後に見た試合。
ライトスタンドの横断幕の騒動で物々しい雰囲気に包まれた千葉マリンの試合でした。
6点ビハインドの場面でしたが、関西から遠征された応援団の方が
「僕たちはオリックスが好きだ!最後の試合くらい楽しんでいこう!」 という趣旨で
応援を楽しもうと盛り立ててくれたイニングに、二死走者無しから6点を返す奇跡を見ることができました。
延長12回裏には、一打サヨナラ負けのピンチの場面もありましたが、
もう負けても胸を張って帰れるし、オリックスの選手達にも自信を持ってもらいたいと思えるものでした。
それに日本一と自負していたロッテのファンに唯一、この試合(だけ)は応援で勝ったと自分たちにも誇りを持てた試合でしたし。
この試合以外にも、京セラドームの地元開幕の雰囲気も良かったし、
神戸の花火ナイターで岡田プロ初ホームランで勝てた試合もいい思い出です。
でも、今年一番記憶に留めておくべく試合とすると、
ファンの存在の意義を考える上でも、上記の千葉マリンの試合を選んだほうがいいと決めました。
5.今年プレーオフ[クライマックスシリーズ]に行けない(進出できない)と諦めた(判断した)時期または試合は?
・8月23日 対楽天戦 ●E10-9Bs
6-2で4点リードしていたのが、あっという間に8点奪われて4点ビハインド。
でもBs側も粘りというか、しぶとさを見せたものの、
9回無死満塁からあと1点が奪えず負けた試合です。
(最後はマヨのゲッツー、際どい判定でアウトになり試合終了)
これでもう試合の流れも、Bs投手・打撃陣の勝負運も、世間のBsとしての地位も、
今年は取り返しがつかないと思いました。
6.今年怪我人・アクシデントが続出しましたが、どれが痛かったと思いますか?(3つまで)
改めて見ると・・
シーズン前 高木・前田・阿部が手術・リハビリにより調整遅れの状態、
小瀬(骨折による離脱)、フェルナンデス(骨折による不調)、
4月 平野(逆流性食道炎)、カブレラ(打球直撃による骨折)、香月(腰痛による離脱)
5月 岸田(肩の痛みによる離脱)、ローズ(死球による骨折)、後藤(走塁時の肉離れによる離脱)、仁藤(内臓系疾患)
6月 下山(肩の痛みによる離脱)
7月 日高(足の痛みによる離脱)、菊地原(捻挫による離脱)、ラロッカ(死球による骨折)、
8月 下山(再度離脱)、小瀬(捻挫による離脱)
9月 大引(死球による骨折)、坂口(胃腸炎・離脱は踏みとどまった)、
フェルナンデス(打球直撃による骨折)、小林(練習中に転倒して肩骨折)
私の意見としては、「全て重なった」ことがチームに打撃を与えたんだと思います。
全てチームにとってジョブのように利いていて、回数と連続性がチームに影響を及ぼしたんだと。
また、センターラインの正捕手日高(代わりになる前田も手術明け)とセカンドショート、クリーンアップの同時離脱はチームが入れ替わるようなものでしたし。
それでは回答になってない、と怒られそうなので2点挙げておきます。
①カブレラ・ローズが同時に離脱したこと。
昨年から、彼らに走者を返す役割を託していたし、
今年は序盤からカブレラの調子がいいということで、余計に期待が高まっていたので。
②岸田の離脱
エース格の人間が登板前日、しかも札幌遠征のときに先発回避、そこから2ヶ月離脱というのは異常だったと思います。
しかも連敗中の苦しいときに。
まーそのほか、ほんとに調子のいい選手に限って呪われたようなシーズンでした。
・リーグ最多安打に向けて快調に飛ばしていた坂口が胃腸炎になって急に不調に陥る(9月上旬のロッテ戦負け越しのときがそう)
・小瀬・大引が揃って調子が上がってきて打線に繋がりが出てきたときに、両者離脱。
・ようやく帳尻モード、やっとチームに役立ってきたフェルナンデスが、イレギュラーバウンドを顔にぶつけて骨折。そのまま退団。
蛇足ですが、いくら不調だったフェルナンデスに対して、骨折=万歳!とは思いません。
むしろ多少の痛みに耐えて出場していたのは、昨年まで野村のボヤキに耐えていただけある根性(だけ)は称えます。カブレラと比較して。
7.今チームに足りないものはなんでしょう?(3つまで)
①ローズ・カブレラ以外にランナーを返す能力。
野手に対しては、この両助っ人に頼りすぎて、走者を貯めることが得意だったところがありました。
ただ、これもチーム編成・今年の構想でしたから。
でもこれからはローズ・カブレラに代わる存在として日本人野手が突出してほしいところです。
何せ今年はスミ1打線でしたし。
(初回グッチ出塁・ビッキーバント・ひとり飛ばしてローズタイムリー・以下続かず。
結果9回1得点のみ、その間に投手が踏ん張れず、という試合も多かったですね)
②走者の進め方
各駅停車(3連打でも無得点)・ゲッツー・飛び出し・クロスプレーでアウト、そういうシーンも多かったですね。
昨年効果を得たスクイズも失敗。バントはビッキー以外みんなダメ。
走者がダメなのか、打者が考えてないのか、できないのか、その辺は反省を踏まえてほしいですね。
③2ストライクに追い込んでからの決め球
投手陣に対しては、確かに今年は判定で不運なものがありましたが、
コントロールに苦しむ、あるいは追い込んでもアウトにならないという場面が多かったですね。(レスター・ボーグルソン・平野・小松)
追い込んでもアウトにならない=球数増えるのは自明。
三振なのか、ゴロアウトなのか、狙いを的確に定めた配球やコントロールが必要だと思いました。
中途半端なフォークボールなどもってのほかです。(加藤大・大久保)
内角攻めでもはデッドボールが目立ちましたし。(清水)
8.今年正直頑張りが足りなかったと思うBsの選手(3名まで)
小松・ボーグルソン・加藤・フェルナンデスは得票多数と思われますのであえて外すとして・・・
①日高剛
走塁に対する意欲のなさ、走れないなら出場しないでほしかった。あとは配給の甘さから。
②大久保勝信
大事な場面でコントロールミスが目立ったこと。(とくに甘いフォークボールは禁物。)
それから最後までメンタル面で弱さが出たことに対しても。(本人は苦しんでいたと思いますが)
③カブレラ
シーズン後半は一軍登録しておきながら試合に出場せず、首脳陣を困らせていたのは
2004年の山崎武司と一緒じゃないか!と思えた点。
・・そりゃ、来季期待してるからここに挙げてるんですよ!
9.Bs関連の新語・流行語大賞・事件など(3つまで)
→メディアに掲載されたものでも個人的、仲間内ネタでも結構です。
事件として印象に残っていることで3点挙げておきます。
①5月10日(日ハム戦@札幌)
大村さん山本隆造塁審にカウント確認も、間違いを伝えられてタッチアウト。
大石監督が猛抗議するも、札幌のハムファンから大ブーイング。
この場面で、中継していたGAORAのアナウンスの発言にも呆れました。
「これは大石監督のファインプレーですよ」(判定が覆ると思ったらしい)
「これが関西だと暴動が起きてますよ」(相手ファンが関西のチームだという認識すらない)
②5月16日(日ハム戦@京セラ)
連敗中も応援団が声援を大きくしようとトランペットを吹かずにリードを取り、
場内のオリファンが必死に声をそろえて応援したシーンに
新聞各社がこぞって「ファンが応援ボイコット」と書きたてたこと。
いかにマスコミが現場を見ていないかを証明するかのことです。
また、その後千葉マリンで起きた応援団の西岡選手への応援拒否シーンを見ると、あれと同じ扱いのような記事になっていたことに怒りを覚えたものです。
③8月1日(対西武戦@京セラ)
西武おかわりのヒーローインタビュー時に水をかけるバカな観客がいたこと。
オリックスファンなら許すことのできない出来事でした。
オリックスファンとして、こんな恥ずかしい思いをしたのも初めてです。
・・以上、今年のチームにとって逆風を感じる出来事でした。
10.今年大石監督に点数をつけるとしたらズバリ何点ですか?(100点満点として)
50点。
今年の戦いぶりを見て、どうにも点数が上がらないのははっきりしたこと。
ただホークスの森脇同様、球団にとっての功労者をあっさり切ってしまい、
地味な身内に厳しく、マスコミにも注目を集めてる岡田監督には全権託してしまう
球団の姿勢に不満をもっていました。
(もちろん岡田監督には来季から期待しています)
さようなら、大ちゃん。
去年の2位はオリックスにとって21世紀初の快挙、10年に1回の奇跡。それは忘れません。
11.セカンドが定着したので【恒例の設問をちょっと変えます】
後藤光尊選手の打順は何番がベストと思いますか?(1つまで)
・6番(9月なら3番でも5番でも)
来年はシーズン序盤がカギですね。
12.Bsで来年期待する選手は誰ですか?(3名まで)
①前田大輔
リードの鍵を握ってそうな気がします。辻と比べて打撃に大きく劣るところも見えないし。
②小瀬浩之
今年は怪我さえなければ・・というのが大きかった選手。
急にレギュラーがっちりつかむような気がします。
③小松聖
今年1年、1軍で調整させてもらったことについては絶対来季生かさないといけないですね。
最後、ダルと投げ合っていいイメージのままシーズンを終えられたことまで、気を使ってもらったわけですし。
・・仁藤・西・岡田と高卒上がりの選手については、まだまだ時間をかけながら成長してほしいと思ってます。
坂口や近藤が7~8年かかったからこそ、今があるように。
13.Bsブロガーの中で印象に残っているエントリー(記事)を教えてください。
→個別のエントリー(記事)を挙げられない場合はその方のブログのタイトル名でも結構です。
2009年 9月24日 オリックスウエスタン 最終戦 (Fs)
ハムファン(Bsブロガーじゃないんですが・・)で、でもBsの試合もかなり見られてる方の記事です。
「子供の頃、自分の夢として描いていた絵は、オリックスのユニフォームを着た自分だった」
入団会見で、そう語った木元。
この言葉は、入団会見の日に私も青森に転勤が決まったこともあり、よく覚えています。
私と木元に同時に訪れたトレード。
それで私はこの言葉を聞いてえらく感動し、木元を見に日帰りで京セラドームまで行ったもんです。
でも、もしオリックスが憧れの球団だったとしても、そこで過ごした2年半は辛く、
裏切られた思いが強いんじゃないかと思ってました。
ただ、ハム時代からずいぶんと木元を見てきた彼女の記事を見ると・・
本人、オリックスのこと、好きだったと思いますよ・・。
いつ見ても、ほんとに、たのしそうに幸せそうにしてましたから・・。
そう確信を持って書かれてます。
そのオリックス在籍最後(このままではプロとして最後)の打席に、ホームランをかっ飛ばした出来事に、
シーズンの成績云々以上に選手の努力を見ることの大切さを知ったような気がしました。
14.Bs以外で2009年讃えたい!と思う選手・チーム各1名
北海道日本ハム・小谷野栄一。
精神的な疾患(パニック障害)を克服した良き例だと思います。(今年に限った話じゃないですが)
福良コーチも相当苦労したみたいです。
おかげで、ずいぶん強い子になり、
本当にここぞという場面でよく打ってくれたなコノヤロ!な思いも強い選手です。
また、今年はインフル被害にも遭ったし、終盤の楽天フィーバーに打ち勝ったハムの底力も認めたいと思います。
15.ズバリ来年2010年のBsの順位予想は?
1位だ1位!
2位狙いやCS圏内狙いなんて言ってたら、それ以下になるのは目に見えてます。
目の前の試合は全て勝ちに行け!
ただ、ここ10年以上、西武より上の順位にいけてないんですよね。
何があっても西武に勝ち越すこと!
西武に勝てるようなら、戦力が整ったことを証明できるかもしれません。
頼むで、どんでん!
以上です。
結果を出せなかった人やチームを責めることばかりのコメントになってしまったことに対して、
見ている側としても反省しないといけないのかもしれません。
長々と失礼しました。
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リンク元:【Bs2009回顧】ホップ、ステップ、肉離れ!でまさかの最下位【(来年は)そら、(優勝争いに絡む)そうよ!】 より。
0.(他球団ファンでご参加のかたへ)好きな球団はどこですか?
他球団ファンじゃありませんが、毎年ここに載せていることですので・・
×オリックスバッファローズ
×オリックスバファローズ
○オリックス・バファローズ
チームの正式名称、覚えてくださいね。
1.今年活躍したと思うBsの投手(3名まで)
①金子千尋
昨年の好不調の波を低減させ、先発の大黒柱として力を発揮させたのは見事でした。
シーズン終盤はチームのためを思って自ら手を挙げて中継ぎにも買って出たところも流石だったと思います。
山本省吾を除いて、こんどう・岸田・平野・小松と比べると序盤からハイペースに飛ばせるところが、
どのポジションでもやっていける力はある=先発でも中継ぎでもチーム随一の力があることを証明していたと思います。
②近藤一樹
迷いはありましたが、フォームを修正して交流戦終盤に登場したとき、
「肩に負担をかけない方法を模索して戻ってきた」という監督の言葉がありました。
また、シーズン序盤に岸田登板の試合でゲスト解説としてテレビ中継にも登場していましたが、
肩を壊した経緯から普段の練習でもあまり投げ込みはできないという言葉もありました。
そんな中で肩を治してフォーム修正して、当初の首脳陣の構想どおり戻ってくることがよくできたなという感想です。
(意地でもホークスに勝てた、というのも評価してます)
③香月良太
開幕時は腰痛で2軍スタートでしたが、首脳陣の期待に堪えるように精一杯の努力をしたと思います。
週刊ベースボールの記事で「自分はコントロールで勝負」と自負していたようですが、
シーズン中盤に楽天相手に癖を読まれたり、コースを付いたはずが取ってもらえずに
審判に対して首をかしげるところから、様子がおかしいと思えるところもありました。
ただチームの中でシュートボール系で責めるのは数少ない存在だけに、
相手との相性を考えると出番が多く、それだけ首脳陣から期待が集まったんじゃないかと思います。
(岸田投手は活躍したとは思いますが、離脱のチームへの影響が大きかっただけに今回はパスです)
2.今年活躍したと思うBsの野手(3名まで)
①坂口智隆
文句ないですよね。
シーズン序盤は不調でしたが、2軍落ちせず使い続けたことがリーグ2位の安打数&打率という結果。
一概に「不調=二軍で調整」というわけにいかないことを物語っているのかもしれません。
バッティングだけでなく、守備での貢献も大きいわけですが、
ファンフェスタのとき、ゴールデングラブ賞を獲ったとはいえ一番記憶に残っているプレーは
「西武片岡のランニングホームラン(後逸)」
報ステで「D井端が印象に残っているプレーは唯一エラーしたプレーだそうです、
さすが名手の言うことは違いますね・・」というシーンを見ましたが、
同じレベルのことをグッチは言っていると思います。
②大引啓次
初回はグッチ出塁・ビッキー犠打。という場面が多かったですね。
しかし、ヤクルト戦でのガイエルの走塁や、大場投手からの危険球など、ひやりとしたシーンも多かったですが、
その都度、凌いできただけに、今年こそ規定打席数が狙える!と思っていたのですが、その矢先に死球骨折で離脱。
でも彼がチームに残り続けていたことで、唯一ビッキーの前後は「打線(つながりがあった)」と思います。
③山崎浩司
打席での粘り・繋ぐバッティング・ここぞというときにドカンと一発。
これらを兼ね備え、さらに守備では千尋が今季初完投した5月5日の最後のプレーや
岸田復活勝利のときの飛び込んだプレーも印象深いなど、十分フィールドにいるだけで安心感がありました。
ただ、ここぞというときのエラーもありましたが、それは阿部ちゃんやビッキーも同じ。
3.今年Bsの試合は何試合生観戦されましたか?
分かるようでしたら、その勝敗(勝-負-分)も。(例 37試合[20-16-1])
2009年野球観戦記を参照ください。
①1軍 40試合
・オープン戦 4試合 [1-2-1]
・公式戦 36試合[17-18-1]
②ファーム 3試合
・ウエスタンリーグ 2試合[1-1-0]
・秋季教育リーグ(フェニックスリーグ)1試合[1-0-0]
4.今年最も印象に残った試合(1試合)
・9月27日 ロッテ戦(千葉マリン) △M 7 - 7 Bs
今年の公式戦、最後に見た試合。
ライトスタンドの横断幕の騒動で物々しい雰囲気に包まれた千葉マリンの試合でした。
6点ビハインドの場面でしたが、関西から遠征された応援団の方が
「僕たちはオリックスが好きだ!最後の試合くらい楽しんでいこう!」 という趣旨で
応援を楽しもうと盛り立ててくれたイニングに、二死走者無しから6点を返す奇跡を見ることができました。
延長12回裏には、一打サヨナラ負けのピンチの場面もありましたが、
もう負けても胸を張って帰れるし、オリックスの選手達にも自信を持ってもらいたいと思えるものでした。
それに日本一と自負していたロッテのファンに唯一、この試合(だけ)は応援で勝ったと自分たちにも誇りを持てた試合でしたし。
この試合以外にも、京セラドームの地元開幕の雰囲気も良かったし、
神戸の花火ナイターで岡田プロ初ホームランで勝てた試合もいい思い出です。
でも、今年一番記憶に留めておくべく試合とすると、
ファンの存在の意義を考える上でも、上記の千葉マリンの試合を選んだほうがいいと決めました。
5.今年プレーオフ[クライマックスシリーズ]に行けない(進出できない)と諦めた(判断した)時期または試合は?
・8月23日 対楽天戦 ●E10-9Bs
6-2で4点リードしていたのが、あっという間に8点奪われて4点ビハインド。
でもBs側も粘りというか、しぶとさを見せたものの、
9回無死満塁からあと1点が奪えず負けた試合です。
(最後はマヨのゲッツー、際どい判定でアウトになり試合終了)
これでもう試合の流れも、Bs投手・打撃陣の勝負運も、世間のBsとしての地位も、
今年は取り返しがつかないと思いました。
6.今年怪我人・アクシデントが続出しましたが、どれが痛かったと思いますか?(3つまで)
改めて見ると・・
シーズン前 高木・前田・阿部が手術・リハビリにより調整遅れの状態、
小瀬(骨折による離脱)、フェルナンデス(骨折による不調)、
4月 平野(逆流性食道炎)、カブレラ(打球直撃による骨折)、香月(腰痛による離脱)
5月 岸田(肩の痛みによる離脱)、ローズ(死球による骨折)、後藤(走塁時の肉離れによる離脱)、仁藤(内臓系疾患)
6月 下山(肩の痛みによる離脱)
7月 日高(足の痛みによる離脱)、菊地原(捻挫による離脱)、ラロッカ(死球による骨折)、
8月 下山(再度離脱)、小瀬(捻挫による離脱)
9月 大引(死球による骨折)、坂口(胃腸炎・離脱は踏みとどまった)、
フェルナンデス(打球直撃による骨折)、小林(練習中に転倒して肩骨折)
私の意見としては、「全て重なった」ことがチームに打撃を与えたんだと思います。
全てチームにとってジョブのように利いていて、回数と連続性がチームに影響を及ぼしたんだと。
また、センターラインの正捕手日高(代わりになる前田も手術明け)とセカンドショート、クリーンアップの同時離脱はチームが入れ替わるようなものでしたし。
それでは回答になってない、と怒られそうなので2点挙げておきます。
①カブレラ・ローズが同時に離脱したこと。
昨年から、彼らに走者を返す役割を託していたし、
今年は序盤からカブレラの調子がいいということで、余計に期待が高まっていたので。
②岸田の離脱
エース格の人間が登板前日、しかも札幌遠征のときに先発回避、そこから2ヶ月離脱というのは異常だったと思います。
しかも連敗中の苦しいときに。
まーそのほか、ほんとに調子のいい選手に限って呪われたようなシーズンでした。
・リーグ最多安打に向けて快調に飛ばしていた坂口が胃腸炎になって急に不調に陥る(9月上旬のロッテ戦負け越しのときがそう)
・小瀬・大引が揃って調子が上がってきて打線に繋がりが出てきたときに、両者離脱。
・ようやく帳尻モード、やっとチームに役立ってきたフェルナンデスが、イレギュラーバウンドを顔にぶつけて骨折。そのまま退団。
蛇足ですが、いくら不調だったフェルナンデスに対して、骨折=万歳!とは思いません。
むしろ多少の痛みに耐えて出場していたのは、昨年まで野村のボヤキに耐えていただけある根性(だけ)は称えます。カブレラと比較して。
7.今チームに足りないものはなんでしょう?(3つまで)
①ローズ・カブレラ以外にランナーを返す能力。
野手に対しては、この両助っ人に頼りすぎて、走者を貯めることが得意だったところがありました。
ただ、これもチーム編成・今年の構想でしたから。
でもこれからはローズ・カブレラに代わる存在として日本人野手が突出してほしいところです。
何せ今年はスミ1打線でしたし。
(初回グッチ出塁・ビッキーバント・ひとり飛ばしてローズタイムリー・以下続かず。
結果9回1得点のみ、その間に投手が踏ん張れず、という試合も多かったですね)
②走者の進め方
各駅停車(3連打でも無得点)・ゲッツー・飛び出し・クロスプレーでアウト、そういうシーンも多かったですね。
昨年効果を得たスクイズも失敗。バントはビッキー以外みんなダメ。
走者がダメなのか、打者が考えてないのか、できないのか、その辺は反省を踏まえてほしいですね。
③2ストライクに追い込んでからの決め球
投手陣に対しては、確かに今年は判定で不運なものがありましたが、
コントロールに苦しむ、あるいは追い込んでもアウトにならないという場面が多かったですね。(レスター・ボーグルソン・平野・小松)
追い込んでもアウトにならない=球数増えるのは自明。
三振なのか、ゴロアウトなのか、狙いを的確に定めた配球やコントロールが必要だと思いました。
中途半端なフォークボールなどもってのほかです。(加藤大・大久保)
内角攻めでもはデッドボールが目立ちましたし。(清水)
8.今年正直頑張りが足りなかったと思うBsの選手(3名まで)
小松・ボーグルソン・加藤・フェルナンデスは得票多数と思われますのであえて外すとして・・・
①日高剛
走塁に対する意欲のなさ、走れないなら出場しないでほしかった。あとは配給の甘さから。
②大久保勝信
大事な場面でコントロールミスが目立ったこと。(とくに甘いフォークボールは禁物。)
それから最後までメンタル面で弱さが出たことに対しても。(本人は苦しんでいたと思いますが)
③カブレラ
シーズン後半は一軍登録しておきながら試合に出場せず、首脳陣を困らせていたのは
2004年の山崎武司と一緒じゃないか!と思えた点。
・・そりゃ、来季期待してるからここに挙げてるんですよ!
9.Bs関連の新語・流行語大賞・事件など(3つまで)
→メディアに掲載されたものでも個人的、仲間内ネタでも結構です。
事件として印象に残っていることで3点挙げておきます。
①5月10日(日ハム戦@札幌)
大村さん山本隆造塁審にカウント確認も、間違いを伝えられてタッチアウト。
大石監督が猛抗議するも、札幌のハムファンから大ブーイング。
この場面で、中継していたGAORAのアナウンスの発言にも呆れました。
「これは大石監督のファインプレーですよ」(判定が覆ると思ったらしい)
「これが関西だと暴動が起きてますよ」(相手ファンが関西のチームだという認識すらない)
②5月16日(日ハム戦@京セラ)
連敗中も応援団が声援を大きくしようとトランペットを吹かずにリードを取り、
場内のオリファンが必死に声をそろえて応援したシーンに
新聞各社がこぞって「ファンが応援ボイコット」と書きたてたこと。
いかにマスコミが現場を見ていないかを証明するかのことです。
また、その後千葉マリンで起きた応援団の西岡選手への応援拒否シーンを見ると、あれと同じ扱いのような記事になっていたことに怒りを覚えたものです。
③8月1日(対西武戦@京セラ)
西武おかわりのヒーローインタビュー時に水をかけるバカな観客がいたこと。
オリックスファンなら許すことのできない出来事でした。
オリックスファンとして、こんな恥ずかしい思いをしたのも初めてです。
・・以上、今年のチームにとって逆風を感じる出来事でした。
10.今年大石監督に点数をつけるとしたらズバリ何点ですか?(100点満点として)
50点。
今年の戦いぶりを見て、どうにも点数が上がらないのははっきりしたこと。
ただホークスの森脇同様、球団にとっての功労者をあっさり切ってしまい、
地味な身内に厳しく、マスコミにも注目を集めてる岡田監督には全権託してしまう
球団の姿勢に不満をもっていました。
(もちろん岡田監督には来季から期待しています)
さようなら、大ちゃん。
去年の2位はオリックスにとって21世紀初の快挙、10年に1回の奇跡。それは忘れません。
11.セカンドが定着したので【恒例の設問をちょっと変えます】
後藤光尊選手の打順は何番がベストと思いますか?(1つまで)
・6番(9月なら3番でも5番でも)
来年はシーズン序盤がカギですね。
12.Bsで来年期待する選手は誰ですか?(3名まで)
①前田大輔
リードの鍵を握ってそうな気がします。辻と比べて打撃に大きく劣るところも見えないし。
②小瀬浩之
今年は怪我さえなければ・・というのが大きかった選手。
急にレギュラーがっちりつかむような気がします。
③小松聖
今年1年、1軍で調整させてもらったことについては絶対来季生かさないといけないですね。
最後、ダルと投げ合っていいイメージのままシーズンを終えられたことまで、気を使ってもらったわけですし。
・・仁藤・西・岡田と高卒上がりの選手については、まだまだ時間をかけながら成長してほしいと思ってます。
坂口や近藤が7~8年かかったからこそ、今があるように。
13.Bsブロガーの中で印象に残っているエントリー(記事)を教えてください。
→個別のエントリー(記事)を挙げられない場合はその方のブログのタイトル名でも結構です。
2009年 9月24日 オリックスウエスタン 最終戦 (Fs)
ハムファン(Bsブロガーじゃないんですが・・)で、でもBsの試合もかなり見られてる方の記事です。
「子供の頃、自分の夢として描いていた絵は、オリックスのユニフォームを着た自分だった」
入団会見で、そう語った木元。
この言葉は、入団会見の日に私も青森に転勤が決まったこともあり、よく覚えています。
私と木元に同時に訪れたトレード。
それで私はこの言葉を聞いてえらく感動し、木元を見に日帰りで京セラドームまで行ったもんです。
でも、もしオリックスが憧れの球団だったとしても、そこで過ごした2年半は辛く、
裏切られた思いが強いんじゃないかと思ってました。
ただ、ハム時代からずいぶんと木元を見てきた彼女の記事を見ると・・
本人、オリックスのこと、好きだったと思いますよ・・。
いつ見ても、ほんとに、たのしそうに幸せそうにしてましたから・・。
そう確信を持って書かれてます。
そのオリックス在籍最後(このままではプロとして最後)の打席に、ホームランをかっ飛ばした出来事に、
シーズンの成績云々以上に選手の努力を見ることの大切さを知ったような気がしました。
14.Bs以外で2009年讃えたい!と思う選手・チーム各1名
北海道日本ハム・小谷野栄一。
精神的な疾患(パニック障害)を克服した良き例だと思います。(今年に限った話じゃないですが)
福良コーチも相当苦労したみたいです。
おかげで、ずいぶん強い子になり、
本当にここぞという場面でよく打ってくれたなコノヤロ!な思いも強い選手です。
また、今年はインフル被害にも遭ったし、終盤の楽天フィーバーに打ち勝ったハムの底力も認めたいと思います。
15.ズバリ来年2010年のBsの順位予想は?
1位だ1位!
2位狙いやCS圏内狙いなんて言ってたら、それ以下になるのは目に見えてます。
目の前の試合は全て勝ちに行け!
ただ、ここ10年以上、西武より上の順位にいけてないんですよね。
何があっても西武に勝ち越すこと!
西武に勝てるようなら、戦力が整ったことを証明できるかもしれません。
頼むで、どんでん!
以上です。
結果を出せなかった人やチームを責めることばかりのコメントになってしまったことに対して、
見ている側としても反省しないといけないのかもしれません。
長々と失礼しました。

ランキングに参加してます。お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
あの時はラロッカもいたのに何故か山崎がサードスタメンで得点に絡むヒットを放って、最後は三塁線横っ飛びですからね。
ダメナンデスは元より、ラロッカ、北川だったら獲れてなかったでしょうね。
山崎もインタに呼んで欲しいと思ったものです。
マリンの試合はロッテの回顧企画をする時に挙げるので、自分の回答では外しました。
怪我人は改めてみるとひどいですが、昨年の躍進が坂口が固定されてセンターラインが固まり、二遊間も怪我はありましたが、その穴を埋め、レギュラーの二人も戻ってきましたからね。
そういう意味で今年は崩壊してしまったんだと思います。
最後の木元の記事ですが、確か木元は願を掛けて、上に上がるまでは坊主にしたかサインをしないといういずれかをしてると聞いた気がします。
古木は昇格しましたが、木元は今年上がらなかったですよね。
チャンスがあまり与えられなかったのが残念です。
来年はまず西武の上を行かないといけないですね。
ケガはこのほか、迎と木元も小さなケガが続いて本調子が出なかったみたいです。
特に迎はデッドボールをよく受けてました。
木元・古木・川越・山口あたりは8月の時点で戦力外の方向性は決まってたようです。
残りの期間で活躍してもどんなに査定を上げても年俸の40%以上のダウンは否めない状況だったということが一因かもしれません。
憶測ですが、中村ノリの査定が40%ダウンを下回ったけれども
契約の更新で揉めたことが尾を引いているようにも思えます。
たぶんシーズンが続いていれば、誰よりも木元は10月に打ったかも知れませんが、
(あと1・2勝はできたかもしれない)
それよりも迎や由田にチャンスが回ったのも、納得しなければいけないんでしょう。
勝ってるチームを応援しているとみんな気持ちがひとつになりますが、
負けが込んでいる場合、ファンの考えがまとまりにくいっていう状況を思い知らされたと思います。
そんな中で、9月27日のロッテ戦のオリックス応援団(おざわさんのリード)はよくまとめたと思います。