■なんだか似てる
かつてのエース。
右投げの正統派先発型ピッチャー。
でも去年は序盤から調子が出ずに防御率がとんでもないことに。
ただ辛抱強く起用された暁に好投するもののムエンゴで勝ち星に恵まれず。
そして、方や逆流性食道炎、方やインフルエンザによって体を壊し、
今年はリリーバーとして再出発。
それは・・・
ロッテのコバヒロとオリの平野ヨシヒサです。
■中継NHKって・・
その平野、今年というか現段階では先発として考えてないとのこと。
オリックス 勝利の方程式は「NHK」(スポニチ)
んー。
いろいろブロガーさんとこにもコメントしてしまいましたが、平野のリリーフってどうなんだろう。
これが去年を全く知らない先入観なしの監督の考え方なんでしょうか。
でも、去年のことを知らないのなら、調べまくって試合のスコアや選手の試合での特徴などを把握しようとしますよね。
それくらいは、プロで大金で契約してる監督なら絶対やってるはずです。
もしくは留任した清川コーチとバッテリーコーチの三輪さん、
スコアラーやブルペンスタッフとも打ち合わせをしているはずです。
それを加味して、監督が配置転換したほうがいいと考えたのでしょう。
でなければ、もう今年は紅白戦・オープン戦・または序盤の公式戦の内容次第で
修正していくことになります。
でも今年は強い覚悟で優勝を狙う、とも言われてます。
助走期間を作る(公式戦での育成・調整を考慮)のは難しいはずです。
と、いうことで、いろいろ考えてみました。
ちなみに、「NHK構想」という考え方は、Bsとともに・・のブログで
おなじみの北摂さんが3年前に考えられてました。
(たとえばこちらの記事)
2007年当時の構想では、N(中山)H(平野)K(岸田)の「将来の先発ローテ構想」でした。
■平野投手の中継への不安要素
なんで平野の中継起用に、こんな不安になったかといいますと・・・
・球威が無いから中継起用、という考えが気に入らない。
去年のグダグダ試合でのサヨナラ負けに直結しました。
1回を1失点すら許されない状況でこの結果。ホームラン打たれやすい人なんですよね。
球威が戻らないなら2軍で調整じゃないんですか。
・球威が戻れば先発となると、結果を出そうと焦らないか。
2007年は8勝でもエースの自覚があったと思う人に、またその地位の奪還を遠回りさせることになりますし。
・去年までの調整方法が変わってくる。
連投に対応するのは学生時代から通しても初めてになると思います。
これらを克服して、がんばっていただきたいと思います。
■中継要員の起用展開予想
で。小松&平野が加わり、西川・ノブエ・古川・阿南が推された現中継投手陣。
高知行きメンバーからシーズン序盤での中継構想を推測すると・・
古川,加藤,平野,香月,レスター,小松,本柳,阿南,菊地原,延江
の競争になります。
去年は常にブルペンに入っていた大久保, 清水, (鴨志田)、
そして期待も込められていた仁藤, 西, 小林は入ってません。(小林は肩脱臼して手術明けということもありますが)
でもこれで開幕一軍が決まったわけでもなく、干されているとかいうわけではないんですけどね。
長いシーズン。
特に二軍での試合経験も少ないノブエ、西川、古川、阿南は常に調子を維持するのは難しいと思います。
そういう選手を使い続けて経験させるか、
もしくは夏場の苦しい時期に向けて、救世主として後半に調子をあげてくる選手がいると助かるんですよね。
(2008年の香月・川越が他の選手(とくに本やん)が苦しんでる時期に調子を上げてくれました)
そのためには、夏場にまともな順位でペナントを争っていなければいけないですが。
(大久保や清水が去年の川越や山口みたいな状況に陥ってしまうことも考えられます)
みんながみんな、春先絶好調⇒夏場崩れる、では困るんですよね。
そのためには、こういう振り分けも致し方ないのかもしれません。
なので、苦しい夏場に、まだ平野・小松が中継ぎにいるか、それとも先発ローテに入っているのか。
また、中継ぎメンバーは従来の加藤・菊地原・大久保・香月のパターンに戻っているのか、
もしくは新星のノブエ・西川・西・仁藤・古川・比嘉・阿南ていうメンバーが勝ちパターンに起用されるのか。
楽しみにしていたいと思います。
そもそも、平野はどんな場面で起用されるんでしょうね。
■決め手は制球力=リードは教える
これは監督の違いでもあるなぁ、て思ったんですよね。
たとえば3イニングなら力を発揮できると思ってるのが中山だと思います。
打者2巡目以降、突如崩れる(打ち込まれる、またはコントロールが乱れる)というパターンで「左ボーグルソン(ただしカーブ主体)」
みたいなピッチャーなんですが、彼は先発として期待されてますね。
でも、監督は平野や小松を中継で使いたいということで、
中継に求めているものは、威力よりもコントロールなのかな?と思います。
これまでの状況を見てると、ピッチャーを褒めるけど、キャッチャーの日高には厳しいんですよね。
配給や組み立てをキャッチャーのリードに求めており、
それに応えられるピッチャーということで小松と平野が選ばれたんだと思います。
また、日高や辻といった、リードよりも打力が特徴の選手に対して、リード面を徹底指導するといった姿勢が見られます。
前監督は、もともとリードに特徴があった前田を調子の悪い小松や金子とコンビを組ませたりしていました。
(ホームランを打たれたとき、ピッチャーよりもグラブを叩いて悔しがっていた前田を見ていて興味深かったものです)
こういうことを総括しますと、
・大石さんは個々の特徴で人を選ぶ
⇒前田をプロとして見ている
⇒調子の悪い小松のリードを前田に任せる
・ドンデンさんは、リードは監督や首脳陣の指導でキャッチャーに教える
⇒別に前田でも日高でも同じリードになる
⇒だったら前田よりも打力のある日高を正捕手で固定できる
と、いうことが考えられます。(あくまで予想)
なので、投手陣の再生に自身を見せるドンデンの手腕は、人を選ぶことよりも、試合のつくり方にあるのかな、と思ったりします。
結果、いろいろ考えた結果、まあやってみないとわからない、てことですが。
リリーフキャッチャーにうってつけと思っていた前田捕手の起用が減りそうなのは、ちと残念なんですが。
で。
似たような構想のコバヒロ抑えというロッテ。
どちらが成功するか?どっちも成功?失敗?
今後の行方を見守りたいと思います。
ドンデンの考え方に同調する=急に自分の考え方を変えるというのは難しいので、精一杯前向きに考えてみました。
この程度の内容ですが、ご勘弁を。
にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
かつてのエース。
右投げの正統派先発型ピッチャー。
でも去年は序盤から調子が出ずに防御率がとんでもないことに。
ただ辛抱強く起用された暁に好投するもののムエンゴで勝ち星に恵まれず。
そして、方や逆流性食道炎、方やインフルエンザによって体を壊し、
今年はリリーバーとして再出発。
それは・・・
ロッテのコバヒロとオリの平野ヨシヒサです。
■中継NHKって・・
その平野、今年というか現段階では先発として考えてないとのこと。
オリックス 勝利の方程式は「NHK」(スポニチ)
んー。
いろいろブロガーさんとこにもコメントしてしまいましたが、平野のリリーフってどうなんだろう。
これが去年を全く知らない先入観なしの監督の考え方なんでしょうか。
でも、去年のことを知らないのなら、調べまくって試合のスコアや選手の試合での特徴などを把握しようとしますよね。
それくらいは、プロで大金で契約してる監督なら絶対やってるはずです。
もしくは留任した清川コーチとバッテリーコーチの三輪さん、
スコアラーやブルペンスタッフとも打ち合わせをしているはずです。
それを加味して、監督が配置転換したほうがいいと考えたのでしょう。
でなければ、もう今年は紅白戦・オープン戦・または序盤の公式戦の内容次第で
修正していくことになります。
でも今年は強い覚悟で優勝を狙う、とも言われてます。
助走期間を作る(公式戦での育成・調整を考慮)のは難しいはずです。
と、いうことで、いろいろ考えてみました。
ちなみに、「NHK構想」という考え方は、Bsとともに・・のブログで
おなじみの北摂さんが3年前に考えられてました。
(たとえばこちらの記事)
2007年当時の構想では、N(中山)H(平野)K(岸田)の「将来の先発ローテ構想」でした。
■平野投手の中継への不安要素
なんで平野の中継起用に、こんな不安になったかといいますと・・・
・球威が無いから中継起用、という考えが気に入らない。
去年のグダグダ試合でのサヨナラ負けに直結しました。
1回を1失点すら許されない状況でこの結果。ホームラン打たれやすい人なんですよね。
球威が戻らないなら2軍で調整じゃないんですか。
・球威が戻れば先発となると、結果を出そうと焦らないか。
2007年は8勝でもエースの自覚があったと思う人に、またその地位の奪還を遠回りさせることになりますし。
・去年までの調整方法が変わってくる。
連投に対応するのは学生時代から通しても初めてになると思います。
これらを克服して、がんばっていただきたいと思います。
■中継要員の起用展開予想
で。小松&平野が加わり、西川・ノブエ・古川・阿南が推された現中継投手陣。
高知行きメンバーからシーズン序盤での中継構想を推測すると・・
古川,加藤,平野,香月,レスター,小松,本柳,阿南,菊地原,延江
の競争になります。
去年は常にブルペンに入っていた大久保, 清水, (鴨志田)、
そして期待も込められていた仁藤, 西, 小林は入ってません。(小林は肩脱臼して手術明けということもありますが)
でもこれで開幕一軍が決まったわけでもなく、干されているとかいうわけではないんですけどね。
長いシーズン。
特に二軍での試合経験も少ないノブエ、西川、古川、阿南は常に調子を維持するのは難しいと思います。
そういう選手を使い続けて経験させるか、
もしくは夏場の苦しい時期に向けて、救世主として後半に調子をあげてくる選手がいると助かるんですよね。
(2008年の香月・川越が他の選手(とくに本やん)が苦しんでる時期に調子を上げてくれました)
そのためには、夏場にまともな順位でペナントを争っていなければいけないですが。
(大久保や清水が去年の川越や山口みたいな状況に陥ってしまうことも考えられます)
みんながみんな、春先絶好調⇒夏場崩れる、では困るんですよね。
そのためには、こういう振り分けも致し方ないのかもしれません。
なので、苦しい夏場に、まだ平野・小松が中継ぎにいるか、それとも先発ローテに入っているのか。
また、中継ぎメンバーは従来の加藤・菊地原・大久保・香月のパターンに戻っているのか、
もしくは新星のノブエ・西川・西・仁藤・古川・比嘉・阿南ていうメンバーが勝ちパターンに起用されるのか。
楽しみにしていたいと思います。
そもそも、平野はどんな場面で起用されるんでしょうね。
■決め手は制球力=リードは教える
これは監督の違いでもあるなぁ、て思ったんですよね。
たとえば3イニングなら力を発揮できると思ってるのが中山だと思います。
打者2巡目以降、突如崩れる(打ち込まれる、またはコントロールが乱れる)というパターンで「左ボーグルソン(ただしカーブ主体)」
みたいなピッチャーなんですが、彼は先発として期待されてますね。
でも、監督は平野や小松を中継で使いたいということで、
中継に求めているものは、威力よりもコントロールなのかな?と思います。
これまでの状況を見てると、ピッチャーを褒めるけど、キャッチャーの日高には厳しいんですよね。
配給や組み立てをキャッチャーのリードに求めており、
それに応えられるピッチャーということで小松と平野が選ばれたんだと思います。
また、日高や辻といった、リードよりも打力が特徴の選手に対して、リード面を徹底指導するといった姿勢が見られます。
前監督は、もともとリードに特徴があった前田を調子の悪い小松や金子とコンビを組ませたりしていました。
(ホームランを打たれたとき、ピッチャーよりもグラブを叩いて悔しがっていた前田を見ていて興味深かったものです)
こういうことを総括しますと、
・大石さんは個々の特徴で人を選ぶ
⇒前田をプロとして見ている
⇒調子の悪い小松のリードを前田に任せる
・ドンデンさんは、リードは監督や首脳陣の指導でキャッチャーに教える
⇒別に前田でも日高でも同じリードになる
⇒だったら前田よりも打力のある日高を正捕手で固定できる
と、いうことが考えられます。(あくまで予想)
なので、投手陣の再生に自身を見せるドンデンの手腕は、人を選ぶことよりも、試合のつくり方にあるのかな、と思ったりします。
結果、いろいろ考えた結果、まあやってみないとわからない、てことですが。
リリーフキャッチャーにうってつけと思っていた前田捕手の起用が減りそうなのは、ちと残念なんですが。
で。
似たような構想のコバヒロ抑えというロッテ。
どちらが成功するか?どっちも成功?失敗?
今後の行方を見守りたいと思います。
ドンデンの考え方に同調する=急に自分の考え方を変えるというのは難しいので、精一杯前向きに考えてみました。
この程度の内容ですが、ご勘弁を。
にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます