2月9日の火曜日。神戸はこの日最高気温18℃。
2月上旬にしては暖かい日でした。
恐らく神戸も春のような暖かい一日だったんでしょう。
この日、朝からスカイマークスタジアムではオゼックスの記帳が始まっていました。
うちのおっちゃんも夜勤明け(といっても昼ごろみたいですが)運動公園へ出かけたそうです。
冬の運動公園は静かで寂しい雰囲気です。
でも梅が咲き始めたようですね。
(運動公園園長のブログ「えんチャリ日記」より)
車で来ることが多いので、スカイの入り口といえばこちらの景色を連想します。
その頃、私は東京飯田橋のビルの会議室で打ち合わせ中。
神戸のおっちゃんから一通のメールが届きました。
「代筆しときました」
その一言と写真2枚が添えられていたのみ。
昼休み、まじまじと写真を見続けていました。
スカイの玄関には、記帳と献花される方が平日からひっきりなしに訪れていたようです。
献花台の奥に躍動するオゼックスの姿。
打った瞬間、1塁ベースへ駆け出すところ。これが彼の持ち味ですもんね。
プロ野球人生、372打席で併殺打はたった1本。やっぱり驚異的なスピード。
この写真を見る限り、私にはまだ動いているオゼックスがいるような気がしてしまうものです。
思えばこの1週間、何がなんだか、最初の一報からもの凄い変化の中で、お別れ会と記帳の機会までもが過ぎ去ってしまい、
オゼックスが僕らの前から消えてしまったような気がします。
もうこれで終わり?みたいな。
そんな流れに対応できてない自分。
やっぱり私も記帳に行ってこそ、「けじめ」を実感するべきだったのか、と後悔さえします。
だって、この扉の向こうには・・
今日もグッチの後ろをひょこひょこついて回るオゼックスがいるような・・
2007年シーズンを終えた秋、オゼックスの入団でライバルの出現に、
5年以上かけてやっとレギュラーを掴もうとしていたグッチはいらだちを見せていたわけです。
が、蓋を開けるとここまで常に一緒にいるとは思いもよらなかったでしょうに。
ビッキーも、入団一年目から一軍定着してましたが、まわりはみんな先輩ばっかりだったもんね。
でも、やっぱり事実として、やっぱりオゼックスはこの世にいないんだと。
ここへ来られてるファンの方々は、悲しみに暮れながらもそれを認識してるじゃないですか。
あぁ、あんな高いとこから落ちて、痛かったろうに。
ただ、その苦しみから抜け出せたんだろうか。抜け出していてくれよ。
そう願うばかりです。
今後、全試合オゼックスも一緒にベンチ入りして戦うことになります。
このやろー、常に一軍に出られるなんて生意気だコラ!て伊万里の大砲こと迎祐一郎が羨ましがってるかも。
(いろいろな情報見てると、迎も小瀬の相談に乗ったりと頼れる先輩だったみたいですね)
でもオゼックスにそばにいて欲しいという、選手達の願いがあるからなんでしょうね。
ただ、あのぺらっぺらな抜け殻のユニフォームだけを見てしまうと、やっぱり悲しくなってしまいますが。
たまには先輩たちもオゼックスに向かって愚痴や悩みをこぼすんじゃないでしょうか。
意外と自分と同じようなことを悩んでたりして。
聞いてびっくり!「先輩、まじっすか」ってこともあるかもよ。
話は変わりますが、
3年前、無免許ひき逃げで逮捕され、オリックス球団を解雇となった前川勝彦選手ですが、
諦めることなく野球を続け、今年は香川オリーブガイナーズに入団したんですね。
独立リーグとはいえ、日本のプロ野球人として活躍が期待されます。
人間は立ち直れるってこともあるんですよね・・・。
それだけにね・・。
私には、写真を見ながら、そんな思いを巡らせることしかできないわけです。
そうこうしてるうち、再びおっちゃんからメールが。
「ミニスケジュール、小瀬君のないかなぁと思ってB-wave行ってみたけど、藤山寛美しかあらへん!」
それは残念!
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
2月上旬にしては暖かい日でした。
恐らく神戸も春のような暖かい一日だったんでしょう。
この日、朝からスカイマークスタジアムではオゼックスの記帳が始まっていました。
うちのおっちゃんも夜勤明け(といっても昼ごろみたいですが)運動公園へ出かけたそうです。
冬の運動公園は静かで寂しい雰囲気です。
でも梅が咲き始めたようですね。
(運動公園園長のブログ「えんチャリ日記」より)
車で来ることが多いので、スカイの入り口といえばこちらの景色を連想します。
その頃、私は東京飯田橋のビルの会議室で打ち合わせ中。
神戸のおっちゃんから一通のメールが届きました。
「代筆しときました」
その一言と写真2枚が添えられていたのみ。
昼休み、まじまじと写真を見続けていました。
スカイの玄関には、記帳と献花される方が平日からひっきりなしに訪れていたようです。
献花台の奥に躍動するオゼックスの姿。
打った瞬間、1塁ベースへ駆け出すところ。これが彼の持ち味ですもんね。
プロ野球人生、372打席で併殺打はたった1本。やっぱり驚異的なスピード。
この写真を見る限り、私にはまだ動いているオゼックスがいるような気がしてしまうものです。
思えばこの1週間、何がなんだか、最初の一報からもの凄い変化の中で、お別れ会と記帳の機会までもが過ぎ去ってしまい、
オゼックスが僕らの前から消えてしまったような気がします。
もうこれで終わり?みたいな。
そんな流れに対応できてない自分。
やっぱり私も記帳に行ってこそ、「けじめ」を実感するべきだったのか、と後悔さえします。
だって、この扉の向こうには・・
今日もグッチの後ろをひょこひょこついて回るオゼックスがいるような・・
2007年シーズンを終えた秋、オゼックスの入団でライバルの出現に、
5年以上かけてやっとレギュラーを掴もうとしていたグッチはいらだちを見せていたわけです。
が、蓋を開けるとここまで常に一緒にいるとは思いもよらなかったでしょうに。
ビッキーも、入団一年目から一軍定着してましたが、まわりはみんな先輩ばっかりだったもんね。
でも、やっぱり事実として、やっぱりオゼックスはこの世にいないんだと。
ここへ来られてるファンの方々は、悲しみに暮れながらもそれを認識してるじゃないですか。
あぁ、あんな高いとこから落ちて、痛かったろうに。
ただ、その苦しみから抜け出せたんだろうか。抜け出していてくれよ。
そう願うばかりです。
今後、全試合オゼックスも一緒にベンチ入りして戦うことになります。
このやろー、常に一軍に出られるなんて生意気だコラ!て伊万里の大砲こと迎祐一郎が羨ましがってるかも。
(いろいろな情報見てると、迎も小瀬の相談に乗ったりと頼れる先輩だったみたいですね)
でもオゼックスにそばにいて欲しいという、選手達の願いがあるからなんでしょうね。
ただ、あのぺらっぺらな抜け殻のユニフォームだけを見てしまうと、やっぱり悲しくなってしまいますが。
たまには先輩たちもオゼックスに向かって愚痴や悩みをこぼすんじゃないでしょうか。
意外と自分と同じようなことを悩んでたりして。
聞いてびっくり!「先輩、まじっすか」ってこともあるかもよ。
話は変わりますが、
3年前、無免許ひき逃げで逮捕され、オリックス球団を解雇となった前川勝彦選手ですが、
諦めることなく野球を続け、今年は香川オリーブガイナーズに入団したんですね。
独立リーグとはいえ、日本のプロ野球人として活躍が期待されます。
人間は立ち直れるってこともあるんですよね・・・。
それだけにね・・。
私には、写真を見ながら、そんな思いを巡らせることしかできないわけです。
そうこうしてるうち、再びおっちゃんからメールが。
「ミニスケジュール、小瀬君のないかなぁと思ってB-wave行ってみたけど、藤山寛美しかあらへん!」
それは残念!
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
初コメします。
OZE君はBSの宝でしたね。
本人に僕らの気持ちが伝わらなかった事が本当に残念でたまりません。
僕も本当に彼のことがすきでした。
>あぁ、あんな高いとこから落ちて、痛かったろうに。
>ただ、その苦しみから抜け出せたんだろうか。抜け出していてくれよ。
>そう願うばかりです。
本当にそう思います。
痛かったやろな。怖かったやろな。
でもって彼自身が一番苦しかったんやろな。
ぐっちの後ろにくっついてる姿、ぐっちの横で何やら話す姿、人懐っこさが表れていますね。
(以前の関連の記事でコメントいただいた方に対してもありがとうございました)
本人は世間が怖かったからなのか、真相はわかりませんが、
ファンならどんなことがあっても、彼の味方になってやりたかった、
それが悔やまれますね。
前川選手が逮捕されたとき、
彼の味方になるファンに対して、何を言ってるんだ、
て思ったこともありました。
でも今、そうやって救う人がいることはとても大事なことなのかもしれないと思うのです。
人は簡単に死なないですから、おそらく転落してからのしばらくは、
本人もいろんな思いを駆け巡らせたのでは・・
そう思ってしまいます。
今はただ、安らかに眠って欲しいです。