簡単ではないということ

前日までの早打ち凡退＆拙攻の嵐とは打って変わり、
今季苦手としていた相手先発の帆足から、そして不動のセットアッパー正津から、
苦しみながら点をもぎ取って試合を有利に進めたけれど、

最後の最後まで詰めが甘かったのでしょうか。

3点差というのが安全なのかどうか、
そしてストッパー加藤大輔がこれまで3連投していたために、
一軍復帰、そして即登板となった大久保投手で最後を抑え、新たな第一歩を踏み出せる、という考えが甘かったのかどうか。

冒頭写真の大久保投手が投じた一球が、ボカにレフトスタンドへ運ばれたのが全て、という試合でした。
写真を見る限り、フォークボールがよく落ちてるのはわかります。
ボカはそれが落ちないうちに拾おうと引っ張った、というのも見て取れます。

　

意気消沈したBsに反撃する勢いもなく、
逆に追い風に乗った獅子は、10回裏に代打平尾の一発で勝負を決することに。


Bs 7 - 8x Lions

サヨナラ負け。
勝てば悲願のＡクラス入りも、目の前まで来ていたのですが、
最後の最後にどこか油断があったのでしょうか。

どうしても壁があるようです。
Ａクラスというのは、ほんとに簡単ではないものですね。



ただ、レフトスタンド、Bs応援席は応援団を含めて関西から多くの方が来られ、とても勇壮なものになりました。
先制、逆転、再逆転と、なんども追い越されながらも、Bs戦士はいつものごとく食らいつき、
うちら応援席も、大健闘でした。

そんな一日ですから、無駄にせず、試合の状況を改めて紹介します。


■試合前から

　
多少雨が降ったり止んだりの西武Ｄ。おかげで、いつもの蒸し風呂ほどの暑さではありませんでした。
紅牛会・天体観測の旗も見られ、関西からも応援団が駆けつけてきています。

　
相変わらず散髪屋OTZは試合直前になって肩を作り始めるご様子。
今日は勝負どころで打ち取った当たりにするなど、運が悪いところはあったとはいえ、いつもより良好、でした。

また、ライトスタンド獅子軍に挨拶するOSSAN御大。ここまですると、もう覚悟を決めてるという風にしか思えません。





そして、試合前から気合の入るレフトスタンド。
予告先発の帆足－OTZの対戦では、捨て試合という声も聞かれたのですが、
これだけ集結したファンにとっては、大金星ともいえるこの日をものにすることを信じていたものです。


　








■キーとなった５・６番

Bsの打順は5番・ハマちゃん、6番・アンパンマンでした。
この2名の調子の浮沈によって、打線が生きるか死ぬか、という風に思っていましたが、
さすが大石さんが期待したどおりの活躍ぶりでした。


　
あの帆足から一時逆転する２ランを放ったアンパンマン。
守備でも3塁線への早い打球を横っ飛びで好捕がありましたね。


　
1点ビハインドから正津からHRを放ち、打線を勢いづけたハマちゃん。
アンパンマンのHRのときもランナーにいました。
守備で不味いプレーもあったけれど、それを取り返したのは讃えなければ。



　




　
地味に猛打賞。どないなってんねん。



　

きっちり打点を挙げたシモヤマン＆グッチ。
シモヤマンも、ようやく期待に応えられ、ほんとうに嬉しそうでした。
グッチのタイムリーで相手守備陣も相当慌てており、決まった！と思ったのですが。。



　





■気持ちを切らさずに

こんなショッキングなサヨナラ負けなど、ビジター中心の関東での応援なら慣れたもの。
何度も見てきたことではないですか。


うちらファンも気持ちを切り替え、
8/17（日）の試合も悔いの残らぬ応援をしてきます。

一番悔しい思いをした本人が、一番わかっているわけですし。
2008-08-16 まず最初に　（無欲無心35）

それでも、ほんと、あのアキレス腱断裂から、一軍首脳陣に信頼され起用されるところまで、よくぞ戻ってきたものです。
昨日のうちに、おめでとう、といっておけば良かった。



そして。
ドンマイ！大久保。ドンマイ！清水。ドンマイ！Bs。
ドンマイ！俺。そしてBsファンのみなさま。


うぉー！
次は、次こそ、ぶちかましたろうやないかい。
打倒・西武・獅子粉砕。




2008年、これまでの野球観戦記のまとめはこちらになります。
観戦成績13勝15敗。

　
時間とお気持ちに余裕のある方は、ぽちっと１回どうぞ。