金曜日でも,観客が減りつつある京セラドーム内。
こういうときは,親会社の強権発動で,子会社,下請けへの参加要請が来るものなのですが,
いかんせんお盆休み中ということもあります。
ただ,今日は3塁側は人が多かったですね。
なんだこの緑は。
これも,オリックスがホークスファンに向けて売り出してる鷹の祭典ユニフォーム。
今年は(元)南海カラーでもある緑色ということで,関西のホークスファンにとって人気なのかも。
しかし球場の観客動員も,ビジターファン頼みになりつつあるのが厳しいところ。
そんな中で,この試合オリックスにとって有望株が登場。
高卒3年目の山田修義。
敦賀気比高校出身,目標とするのは読売の内海投手。内海はオリックスを入団拒否しましたが。
山田の1年目は140キロを越えるストレートと高い制球力で,2軍の中でも確立されたローテーションピッチャーだったのですが,
1年目の9月に緊急登板となった1軍初先発の試合に3イニング無失点で降板。
その後,左肩の故障がわかり,それ以降あまり2軍でも目立った成績を収めていないのが実情。
ただ,先発要員の不足した1軍にとって,先発のできる投手を探すと山田かペクかの二者択一。
ペク投手は,外国人枠の関係で前回好投したマエストリを残すなら登録できない,
だから山田を呼んだ,っていうふうにも見えます。
なので,今が調子のいい時期ではなく,2軍から“山田なら推薦できる”というわけでなく,
1軍のコマ不足で“仕方なく呼ばれた”っていうのを払拭してもらいたかったし,それを希望的でも期待しているからこそ応援に出向きました。
今日は特に(社内的には)休日扱いの中も出勤してまで,部長から“飲みに行くぞ”という圧力がかかったものの,
それを押し切って球場へ。
序盤1回は順調な滑り出しも,ストレートの球速が130キロ前半どまり。
かつてブルペンキャッチャーを務めた土井が山田のストレートを受けて,
「おぉ~ミットから煙がでてるよ」って笑顔で言われたあの頃にはまだ程遠い感じ。
しかし,先発投手として1軍経験を積まなければ,将来にも繋がらないわけで,
相手ソフトバンクも若手の岩崎や山田は,完璧ではないものの将来性を見込んでローテーション投手に選ばれ
徐々に1軍での勝負強さを掴んでいるような気がします。
ただ,勝負の世界は甘くは無いもの。
3回までペーニャに打たれたソロホームランが唯一の被安打だったんですが,
4回には,またしてもペーニャに被弾。
これが高く高く上がったフライだったんですが,ほぼ垂直に落下してきた先がスタンド最前列へ。
ペーニャが力で持っていったといえるホームランでした。
被安打3で,3失点。
ただ,もう少し球威があれば,ペーニャの2本目もフライで済んだかもしれません。
悔しいけれども,これが今の実力。
この他,4回,5回と先頭打者の出塁を許すなど課題も多くありました。
その状態を見越してか,5回途中で降板。
今後は金子千尋の復帰もありますし,将来的には古川や海田も先発候補になり彼らとの勝負になり,
チーム内でも勝ち抜かなければ先発ローテーション投手として生き残っていけません。
来週の先発登板があるかどうかについては,土日の小松・マエストリの出来次第だと思いますが,
彼にはこの先2年以内にローテーション投手として確立して欲しいと期待を寄せてるところです。
・・・と,まぁ1軍の試合中に,期待の若手に浮き彫りになった課題を生かせと考えるようになった時点で,
もはや消化試合の様相。
ランナー抱えて登板した2番手の香月でしたが,当たりは打ち取ったライト線へフラフラと上がったフライだったものの,
テキサスヒットとなって更に2点献上。(オ0-5ソ)
これで試合は決まってしまいました。
攻撃では,大引がマルチ安打と盗塁成功したり,
デホのゴロの1塁捕球に関して佐竹コーチが珍しく1塁塁審の渡田に詰め寄ったりというシーンもありましたが,
気を吐いたのも一部で,久々に登板したヤオシュンの手玉に取られただけ。
にしても,大引の盗塁にしても,スタートからするとエンドランぽくてバルがバットに当て損なっていたり,
塁審のジャッジに対しても熱くなってるのは佐竹コーチだけだったり。
今週の状況を見ると,先発投手が若手の山田に対して,野手はレギュラー・ベテラン陣が締め,
逆に投手が木佐貫・寺原クラスだと野手にルーキーの縞田や小島が起用されているようです。
てことは,オープン戦と同じ状況になってしまってるわけでして。
そして盛り上がる3塁側。小久保の引退会見以後,なんだかチームが締まっているようです。
こちらは,惰性で9回終了を待つ1塁側。
Bs 0 - 5 Hawks
結局,何も状況が変わることなく試合終了。
ヤオシュン初完封おめでとう。
明日,明後日は所用があるので盆休みの球場観戦は3敗1分けでした。
沖縄関連イベントがあるようですが,私は実家でゴーヤチャンプルを食べようと思います。
ダントツで最下位だった2009年もつまらない試合が多かったのですが,
何かとファンも団結してたり,球場に行くのが楽しかったような気がします。
岡田貴弘のプロ入り初ホームランもあり,そこからシーズン終盤までホームラン量産もありましたし。
どうも今はあの時よりも先行きが見えない雰囲気に感じたりします。勝利数は2009年より良いんですけどね。
にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
こういうときは,親会社の強権発動で,子会社,下請けへの参加要請が来るものなのですが,
いかんせんお盆休み中ということもあります。
ただ,今日は3塁側は人が多かったですね。
なんだこの緑は。
これも,オリックスがホークスファンに向けて売り出してる鷹の祭典ユニフォーム。
今年は(元)南海カラーでもある緑色ということで,関西のホークスファンにとって人気なのかも。
しかし球場の観客動員も,ビジターファン頼みになりつつあるのが厳しいところ。
そんな中で,この試合オリックスにとって有望株が登場。
高卒3年目の山田修義。
敦賀気比高校出身,目標とするのは読売の内海投手。内海はオリックスを入団拒否しましたが。
山田の1年目は140キロを越えるストレートと高い制球力で,2軍の中でも確立されたローテーションピッチャーだったのですが,
1年目の9月に緊急登板となった1軍初先発の試合に3イニング無失点で降板。
その後,左肩の故障がわかり,それ以降あまり2軍でも目立った成績を収めていないのが実情。
ただ,先発要員の不足した1軍にとって,先発のできる投手を探すと山田かペクかの二者択一。
ペク投手は,外国人枠の関係で前回好投したマエストリを残すなら登録できない,
だから山田を呼んだ,っていうふうにも見えます。
なので,今が調子のいい時期ではなく,2軍から“山田なら推薦できる”というわけでなく,
1軍のコマ不足で“仕方なく呼ばれた”っていうのを払拭してもらいたかったし,それを希望的でも期待しているからこそ応援に出向きました。
今日は特に(社内的には)休日扱いの中も出勤してまで,部長から“飲みに行くぞ”という圧力がかかったものの,
それを押し切って球場へ。
序盤1回は順調な滑り出しも,ストレートの球速が130キロ前半どまり。
かつてブルペンキャッチャーを務めた土井が山田のストレートを受けて,
「おぉ~ミットから煙がでてるよ」って笑顔で言われたあの頃にはまだ程遠い感じ。
しかし,先発投手として1軍経験を積まなければ,将来にも繋がらないわけで,
相手ソフトバンクも若手の岩崎や山田は,完璧ではないものの将来性を見込んでローテーション投手に選ばれ
徐々に1軍での勝負強さを掴んでいるような気がします。
ただ,勝負の世界は甘くは無いもの。
3回までペーニャに打たれたソロホームランが唯一の被安打だったんですが,
4回には,またしてもペーニャに被弾。
これが高く高く上がったフライだったんですが,ほぼ垂直に落下してきた先がスタンド最前列へ。
ペーニャが力で持っていったといえるホームランでした。
被安打3で,3失点。
ただ,もう少し球威があれば,ペーニャの2本目もフライで済んだかもしれません。
悔しいけれども,これが今の実力。
この他,4回,5回と先頭打者の出塁を許すなど課題も多くありました。
その状態を見越してか,5回途中で降板。
今後は金子千尋の復帰もありますし,将来的には古川や海田も先発候補になり彼らとの勝負になり,
チーム内でも勝ち抜かなければ先発ローテーション投手として生き残っていけません。
来週の先発登板があるかどうかについては,土日の小松・マエストリの出来次第だと思いますが,
彼にはこの先2年以内にローテーション投手として確立して欲しいと期待を寄せてるところです。
・・・と,まぁ1軍の試合中に,期待の若手に浮き彫りになった課題を生かせと考えるようになった時点で,
もはや消化試合の様相。
ランナー抱えて登板した2番手の香月でしたが,当たりは打ち取ったライト線へフラフラと上がったフライだったものの,
テキサスヒットとなって更に2点献上。(オ0-5ソ)
これで試合は決まってしまいました。
攻撃では,大引がマルチ安打と盗塁成功したり,
デホのゴロの1塁捕球に関して佐竹コーチが珍しく1塁塁審の渡田に詰め寄ったりというシーンもありましたが,
気を吐いたのも一部で,久々に登板したヤオシュンの手玉に取られただけ。
にしても,大引の盗塁にしても,スタートからするとエンドランぽくてバルがバットに当て損なっていたり,
塁審のジャッジに対しても熱くなってるのは佐竹コーチだけだったり。
今週の状況を見ると,先発投手が若手の山田に対して,野手はレギュラー・ベテラン陣が締め,
逆に投手が木佐貫・寺原クラスだと野手にルーキーの縞田や小島が起用されているようです。
てことは,オープン戦と同じ状況になってしまってるわけでして。
そして盛り上がる3塁側。小久保の引退会見以後,なんだかチームが締まっているようです。
こちらは,惰性で9回終了を待つ1塁側。
Bs 0 - 5 Hawks
結局,何も状況が変わることなく試合終了。
ヤオシュン初完封おめでとう。
明日,明後日は所用があるので盆休みの球場観戦は3敗1分けでした。
沖縄関連イベントがあるようですが,私は実家でゴーヤチャンプルを食べようと思います。
ダントツで最下位だった2009年もつまらない試合が多かったのですが,
何かとファンも団結してたり,球場に行くのが楽しかったような気がします。
岡田貴弘のプロ入り初ホームランもあり,そこからシーズン終盤までホームラン量産もありましたし。
どうも今はあの時よりも先行きが見えない雰囲気に感じたりします。勝利数は2009年より良いんですけどね。
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