最後はむちゃくちゃ荒れた試合。
雷と豪雨がドームの屋根を叩く轟音が荒れ狂う試合に拍車をかけるような演出でした。
心臓が止まるかと思いました。いや止まりました。嘘です。
でも、勝てたことがすべて。
去年突然の手術、そして長かったリハビリを経て、粘り強い平野佳寿に勝利をプレゼントすることが出来たことが何より。
プロ野球・平野が2年ぶり勝利(時事ドットコム)
オリックス・平野が復活!602日ぶり勝利(サンスポ)
試合後、インタビューを終えた平野投手は・・
オリファンの固まるレフトスタンドまで挨拶に来てくれました。
本当に本人は嬉しそうな顔をしていましたよ。
さて。
もう試合の中身は振り返らなくてもいいかもしれませんが、振り返ります。
先発バッテリー発表時。数字で見ると圧倒的に読売有利にも見えましたが、
西武にボコられたあのときから、見事に平野投手は復活しましたよね。
あの強い楽天から十数点を奪い取った巨人打線を、小笠原・ラミレス・イスンヨプといった長軸も、
ランナー背負っても見事に打ち取ったんですよね。
長身から長い腕を振り下ろしてピンチを脱する様子は、まるで楽天の岩隅投手のようにも見えました。
そして、守備でも攻撃でも外せない活躍といえば、この人ですね。
プロ野球・山崎浩の3点適時二塁打(時事ドットコム)
坂口選手に新応援歌が作られたため、現在一軍で近鉄汎用歌が使われているのは彼のみ。
近鉄フリークだった方には、とても貴重な存在となっていますね。
応援団によるレクチャーによりますと、歌詞に若干変更がありますのでご注意を。
「ここで一発 近鉄の星 アーチを描けよ 打つぞ○○」
○○の部分、ラブリー(山崎浩司)の場合「○○=浩司」、ゴンゾー(横山徹也)の場合「○○=徹也」となります。
試合の話に戻すと、結果的に僅差でしたが、その得失点を分けたのはエラー、
そして捕らえた打球が野手の正面につくかどうか、といった運不運だったかもしれません。
その中にあって、最後まで隙を見せない采配で、攻撃の手を緩めず、9回表まで得点を重ね続けられたからこそ。
9回の1得点がなければ、流れは完全に持っていかれたかもしれませんね。
それもこれも、野手の位置や守備交代のタイミングなどで確率的に最適な采配がされていた、ということも言えるかと思います。
タオルが回る東京ドームのレフトスタンドの一角。
2アウトからラブリーが決めた先制点は大きかったですね。そして9回の追加点も。
逆に久々に一軍で見た岡田君は、野手の好捕に阻まれるなど、ツキがなかった方でした。
頼りになるクリーンナップ。繋ぎあり、長打あり。今日も大活躍でした。
シモヤマンは走れるし守備もうまいし。ラロッカは死球もあるし。
守備と攻撃のバランスを考えると、今のオーダーは結構いいメンバーだと思いますよ。
マヨがいない分、繋がりもよくなったような・・
当初の構想のような迫力は不足するかもしれませんが、繋ぎのバッティングができるほうが大量得点は奪いやすい、てのも事実。
で、中盤7-1と6点のリードだったのですが、風向きが徐々に変わってきたんですよね。
いくらリードを保ってても今日は磐石の態勢と考えたのでしょう、
香月・菊リンが送られてきましたがともに小笠原やイスンヨプに被弾。
こうやってみると、やっぱりアウェーだな、って思いますよ。
それでも、取られたら取り返すとばかりに、先手先手でリードを保てたことは大きかったですね。
リードしてるかどうかで、相手の出てくるピッチャーが変わりますから。
結果論ですが、中盤から巨人は勝ちパターンの中継ぎ投手が出ていたら、オリは勝てなかった可能性はあります。
代打“FULL KING”の綺麗な流し打ちや、俊足フミヒロとのダッシュも見られました。
そして。
噂の「くろーじんぐ・たいむ」
4点差で僕らの心臓ストッパー、出てきましたよ。
案の定、先頭からヒットと四球でランナー貯めて、中軸にタイムリー打たれる始末。
続く打者にもファウルで粘られ、何を投げても見切られているという状況。
ランナーにはちょっとの隙さえあれば盗塁される始末。
冒頭にも書きましたが、ちょうど時を同じくして集中豪雨が来襲
雷鳴が鳴り響く嵐の東京ドーム。
ひょっとして、すんよぷのサヨナラホームランの雨が降り注ぐ・・・のか?
おそらく守っている野手の方もドキドキしてシモヤマンは汗でずぶ濡れだったはず。
でもモー村さんは意外に落ち着いてるんですね。
・・・ひょっとしたら、勝利を見るなんて欲張りすぎたかもしれない。
今、好きなチームの試合が見られて、精一杯応援して楽しんできたんだからそれでいいじゃないか。
無欲になろう。
私は仏だ。
そう思った直後。
どうやら大輔加藤の40球目、松本にあちゃー打たれたと思った打球、
盗塁を決められた影響で前進守備をしていたグッチの守備範囲でグラブに収まり終了。
Giants 6 - 8 Bs
かかか・・かっ・・た。。。
勝てたよー
そういう試合でした。
今の投手陣の実力と相手打線の勢いからすると、最善の努力をしてもこうなるのだ。
でも勢いのあるチームならハムだって西武だって、
同じように打たれるわけで。
それ以上に点を取ったし、取った点以下に抑えられたから勝てた。
なんだか結果がよいと前向きになれますね。よかったよかった。
今週は東京での試合が続きますので、行ける試合はできるだけ顔を出すようにします。
当ブログの2009年の野球観戦記はこちら。
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雷と豪雨がドームの屋根を叩く轟音が荒れ狂う試合に拍車をかけるような演出でした。
心臓が止まるかと思いました。いや止まりました。嘘です。
でも、勝てたことがすべて。
去年突然の手術、そして長かったリハビリを経て、粘り強い平野佳寿に勝利をプレゼントすることが出来たことが何より。
プロ野球・平野が2年ぶり勝利(時事ドットコム)
オリックス・平野が復活!602日ぶり勝利(サンスポ)
試合後、インタビューを終えた平野投手は・・
オリファンの固まるレフトスタンドまで挨拶に来てくれました。
本当に本人は嬉しそうな顔をしていましたよ。
さて。
もう試合の中身は振り返らなくてもいいかもしれませんが、振り返ります。
先発バッテリー発表時。数字で見ると圧倒的に読売有利にも見えましたが、
西武にボコられたあのときから、見事に平野投手は復活しましたよね。
あの強い楽天から十数点を奪い取った巨人打線を、小笠原・ラミレス・イスンヨプといった長軸も、
ランナー背負っても見事に打ち取ったんですよね。
長身から長い腕を振り下ろしてピンチを脱する様子は、まるで楽天の岩隅投手のようにも見えました。
そして、守備でも攻撃でも外せない活躍といえば、この人ですね。
プロ野球・山崎浩の3点適時二塁打(時事ドットコム)
坂口選手に新応援歌が作られたため、現在一軍で近鉄汎用歌が使われているのは彼のみ。
近鉄フリークだった方には、とても貴重な存在となっていますね。
応援団によるレクチャーによりますと、歌詞に若干変更がありますのでご注意を。
「ここで一発 近鉄の星 アーチを描けよ 打つぞ○○」
○○の部分、ラブリー(山崎浩司)の場合「○○=浩司」、ゴンゾー(横山徹也)の場合「○○=徹也」となります。
試合の話に戻すと、結果的に僅差でしたが、その得失点を分けたのはエラー、
そして捕らえた打球が野手の正面につくかどうか、といった運不運だったかもしれません。
その中にあって、最後まで隙を見せない采配で、攻撃の手を緩めず、9回表まで得点を重ね続けられたからこそ。
9回の1得点がなければ、流れは完全に持っていかれたかもしれませんね。
それもこれも、野手の位置や守備交代のタイミングなどで確率的に最適な采配がされていた、ということも言えるかと思います。
タオルが回る東京ドームのレフトスタンドの一角。
2アウトからラブリーが決めた先制点は大きかったですね。そして9回の追加点も。
逆に久々に一軍で見た岡田君は、野手の好捕に阻まれるなど、ツキがなかった方でした。
シモヤマンは走れるし守備もうまいし。ラロッカは死球もあるし。
守備と攻撃のバランスを考えると、今のオーダーは結構いいメンバーだと思いますよ。
当初の構想のような迫力は不足するかもしれませんが、繋ぎのバッティングができるほうが大量得点は奪いやすい、てのも事実。
で、中盤7-1と6点のリードだったのですが、風向きが徐々に変わってきたんですよね。
いくらリードを保ってても今日は磐石の態勢と考えたのでしょう、
香月・菊リンが送られてきましたがともに小笠原やイスンヨプに被弾。
こうやってみると、やっぱりアウェーだな、って思いますよ。
それでも、取られたら取り返すとばかりに、先手先手でリードを保てたことは大きかったですね。
リードしてるかどうかで、相手の出てくるピッチャーが変わりますから。
結果論ですが、中盤から巨人は勝ちパターンの中継ぎ投手が出ていたら、オリは勝てなかった可能性はあります。
代打“FULL KING”の綺麗な流し打ちや、俊足フミヒロとのダッシュも見られました。
そして。
噂の「くろーじんぐ・たいむ」
4点差で僕らの心臓ストッパー、出てきましたよ。
案の定、先頭からヒットと四球でランナー貯めて、中軸にタイムリー打たれる始末。
続く打者にもファウルで粘られ、何を投げても見切られているという状況。
ランナーにはちょっとの隙さえあれば盗塁される始末。
冒頭にも書きましたが、ちょうど時を同じくして集中豪雨が来襲
雷鳴が鳴り響く嵐の東京ドーム。
ひょっとして、すんよぷのサヨナラホームランの雨が降り注ぐ・・・のか?
おそらく守っている野手の方もドキドキしてシモヤマンは汗でずぶ濡れだったはず。
でもモー村さんは意外に落ち着いてるんですね。
・・・ひょっとしたら、勝利を見るなんて欲張りすぎたかもしれない。
今、好きなチームの試合が見られて、精一杯応援して楽しんできたんだからそれでいいじゃないか。
無欲になろう。
私は仏だ。
そう思った直後。
どうやら大輔加藤の40球目、松本にあちゃー打たれたと思った打球、
盗塁を決められた影響で前進守備をしていたグッチの守備範囲でグラブに収まり終了。
Giants 6 - 8 Bs
かかか・・かっ・・た。。。
勝てたよー
そういう試合でした。
今の投手陣の実力と相手打線の勢いからすると、最善の努力をしてもこうなるのだ。
でも勢いのあるチームならハムだって西武だって、
同じように打たれるわけで。
それ以上に点を取ったし、取った点以下に抑えられたから勝てた。
なんだか結果がよいと前向きになれますね。よかったよかった。
今週は東京での試合が続きますので、行ける試合はできるだけ顔を出すようにします。
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加藤くんの抑えはかなり楽しませてくれますね(オイ)。
平野の、坂本への鋭いスライダー見て、クマもあそこに投げとけば打たれることなかったのに・・・ってちょっと羨ましく思いました。
10時近くまで、お疲れ様でした。
毎度の事ながら終盤はヒヤヒヤもんでしたね。
8回が終わった時に「大輔に持ち点3」とか冗談で話してたんですが、4点あっても気が抜けませんね。(^^ゞ
何はともあれ勝てて良かったです。
9回の裏・・・・長かったですね
テレビでこんなに疲れたんだから
ドームで生観戦の方はさらに疲れたことでしょうね。
「平野の勝利が・・」なんてことも一瞬考えましたが
ほんと勝ててよかったです!
これからも頑張ってほしいですね
あんなに9回冷や冷やなら平野の続投での方が良かった、平野ならあんなに取られないし
逆転を食らっていたら 笑いものの点差だった。
それでも明くる日見に行ってる自分が怖い。
長くてしなやかな腕が、力み無く振り下ろされる平野投手は、
失礼ながらも一見岩隅投手が力を抜きながら丁寧に投げている姿に重なりました。
ピンチを招くと豹変して物凄いストレートを投げるところも。
お会いできてよかったです。
大輔劇場も、なんだかんだでハッピーエンドになってるから恐ろしいもんです。
持ち点は多くても少なくても、しっかり使い切るような気も・・。
今だから笑えるのですが・・。
案外、球場で見ているほうが、仲間とワイワイ言い合ったり、野次を飛ばしたりして
気分は楽なこともあります。
でも、9回のピンチの時は、みんな黙り込んでただ呆然と見守っていたもんです。
結果、やっぱりいつもの演出に過ぎなかったようで。
だからこそ、9回2アウトまで来たときのオリファンの大輔コールは相当みんな気合入ってましたよ。
選手たちがこの声に応えてくれて嬉しかったですね。
平野投手も体調を崩してからの一軍復帰登板でしたから、
体調を考慮しての早めの交代だったのかもしれません。
もう首脳陣から信頼を得たことですから、次は完投めざして、
でも初回からガンガン飛ばしたピッチングを期待したいと思います。
このチーム相手に点差は関係ないって改めて思いましたね。
継投するなら、これが最善策という気はしました。