過日2月に新宿Disk Union Duesで催されたトーク・イベントに参加してきた。
“2018年の『ミュージック・マガジン』のラップ/ヒップホップ(国内)部門のベスト・アルバム(ベスト10)の合議の選者で、長年それぞれの立場、視点でこのジャンルを見続けてきた荏開津広、二宮慶介、二木信が選定の舞台裏の議論を皮切りに、様々な楽曲をかけつつ、いま激動するこの音楽文化についておおいに語り . . . 本文を読む
先日、渋谷ハチ公前にて連れの喫煙に付き合ってダベっていた所チカーノ系の恰幅のいい男性に声かけられる(以下、片言の日本語で発音してた言葉はカタカナに、英語で発音していた言葉は英字表記)。 「ワタシ、アメリカカラキマシタ、チカノRapper/Wrestlerデス」と手にもった5~6枚のCD(R)を見せてくる。眼の前にいる彼がカッコつけたサウス系のいかにもデザインだ。
ちょうどコンナ感じのデザイン。 . . . 本文を読む
輪島裕介氏をゲストに迎えた1月に引き続き『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』、『文化系のためのヒップホップ入門』(長谷川町蔵氏との共著)で知られる大和田俊哉を招いた牧村インタビューを聴講してきました。 自分はヒップホップやテクノといったループを基本構造にした音楽から聴き始めて、それが根底にあるので「ヒップホップ入門」というよりも「ポップスはヒップホップの何処に壁を . . . 本文を読む
過日、音楽プロデューサー牧村憲一さん主催の『インタビュー』が『踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽』の著者である輪島 裕介さんをゲストに迎えて開催されました。
踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽 (NHK出版新書 454) [新書]輪島 裕介NHK出版2015-02-06
こちらを聴講して思ったこと、考えたことをツラツラと書き綴ろうかと思います。
同じく輪島氏の著書『創られた「日本の心」神 . . . 本文を読む
『Bitter, Sweet & Beautiful』
Rhymester10枚目のオリジナル・アルバム。
9作目である前作『ダーティ・サイエンス』は大傑作だった。
Rhymesterの真骨頂である80年代後半から90年代半ばあたりまでの―いわゆる黄金時代―のヒップホップをいまの響きに鳴らしたIllicit Tsuboiの手腕も冴え渡ったプロダクションも素晴らしいし、自分たちの持ち味を活かしつつ . . . 本文を読む