イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

検査三昧

2012年01月16日 | 術後2年半~

外来化学療法44回目。
体重36.6kg、キープ。

今日はちょっと早いけれど術後3年目のCT検査。
腹水があるのは前と変わらず、内臓に異常なし。

ただ前回と違う点として
S字結腸(大腸と直腸をつなぐところ)が細くなっているのと
右肺に水が溜まっていることが分かり、ちょっと心配。

肺の水の方は早速水を採って検査することに。
「痛いですか?」と先生に尋ねると
「ちょっとチクッとするくらい、採血と同じくらいですよ」と先生。
でも水を採るんだからそれなりに太い管を入れるんだよね?

処置室へ行くとベッドに座り
洗濯バサミで上半身の服を背中の上の方で留めて準備。
肺の水って背中から採るんだね。
しばらくして先生が来て、まずは消毒、それから痛み止めの注射。
(これがちょっとチクッと痛い)
次に太い管が入れられたらしいが
さすが痛み止め!
全然痛くもかゆくもない、感覚がない。
20ml採取して、ガーゼを貼ってもらって終了。
今日は採血
CT造影剤×2回(1回目が入らず刺し直し)
点滴時のアレルギー防止薬、点滴
肺の水採取時の痛み止め&管、と計7回の針刺し三昧だった。

そのあとはいつものお腹の点滴。
点滴後今度はS字結腸のレントゲンを撮るということで
「点滴前に浣腸しますか?」と。
えっ?じゃあレントゲンまで何も食べられないってこと?
でもなかなか看護師さんは現れず、点滴薬の方が早く来た。
よかったー!
お昼に食べようと思って買ったチーズパンを食べられた。

そして点滴のあとに浣腸、レントゲン。
レントゲン室ももう慣れたものだが
あのペラペラガウンと、お尻の空いた不織布半ズボンは
なんとも寒々しい。
固い台の上で横向きに寝て、しばし先生が来るのを待つ。
台が固くて体が痛い。

先生が来てレントゲン開始。
お尻から造影剤&ガスを入れて
左を向いたり右を向いたり
仰向けになったり、うつ伏せになったり。
何枚か撮って終了。
お尻がちょっとむずむずしたけれど
痛いというほどのものではなくて良かった。

レントゲンの結果はS字結腸には異常なし。
ガスを入れればちゃんと膨らんでいるので問題ないとのこと。

そして肺の水の方は
細胞診の結果が出るのが一週間後くらいになるとのことで
次回の点滴の時に結果を聞くことに。
それまでドキドキハラハラだが
まぁ、よっぽど悪い結果なら連絡が来るだろう。

もし悪い細胞が見つかれば、また違う治療を考えなければいけない。
治療方法が変わるのは問題ないけれど
また吐き気やだるさが出るとちょっと辛いな。
悪い細胞がないにしても
肺に水が溜まるのは何かの病気かもしれないし。
どうか深刻な結果になりませんように。

そして‘ちょん’のお腹は落ち着いた様子。
でもまた「背中が痛いー」と言っている。
今度はこの休みの部活での学校周辺の雪かきの筋肉痛らしい。
普段家で雪かきなんかしないから。
でも日頃お世話になっている学校だからね、奉仕委員なんだし。
お疲れさま。

そんな‘ちょん’は部活のパートリーダーとして悩みがあるらしく。
今日も色々困っていることを話してた。
母としてはそれを聞いてちょっとしたアドバイスはできるけれど
本当に困ってどうしようもないときは
現場である1年生リーダーや部長、先生に相談するようにと。

悩み多き年頃だけれど
それも大事な経験、大人になるのに必要なこと。
周りに相談したり頼ったり、自分を見つめ直したり
いっぱい悩んで、おおらかな気持ちの人間になって欲しい。

この記事についてブログを書く
« お腹の薬 | トップ | いいなぁ… »
最新の画像もっと見る

術後2年半~」カテゴリの最新記事