イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

退院後初外来

2009年03月04日 | 退院~

今日は退院後の初外来受診日。
体重40.3kg。
手術後から4kg減、手術前からは7kg減った。

「どうですか?」と聞かれて
傷は楽になったけれど食事が大変だと話すと
「まぁそういうものですから」と言われ
食べられなくてもこれでいいんだとちょっと安心。
時間はかかるけれど
徐々に腸が太くなって食べられるようになるとのこと。

お腹を見てもらい
お腹に埋め込んだポートが詰まらないよう注射をしてもらう。
お腹に針刺すの痛いのかな…と不安だったが、全然痛くなかった。

消化剤は今後も続くとのことで
今の薬がまずくて飲めないと話したら
別の薬(カプセル)に変えてくれた。
「まずいですか?」って、かなりまずいよー!

血液検査の結果は特に異常なしということで
16日から抗がん剤治療開始と決定。
外来で治療できるらしい。

で、今後の治療について。
TS-1を2週間服用、1週間休薬の3週間で1クール。
その3週間の間に1回外来化学療法に通う。

外来化学療法で使用する抗がん剤はタキソール。
1Lに薄めてポートから腹腔内に注入する。
タキソールは髪が抜ける副作用があるが
腹腔内治療では副作用が軽減されるらしい。
まぁ元気になる為には一時髪が抜けようが仕方ない。
髪がなくても生きることの方が大事だ。

そしてお腹のポート。
手術の際の検査で
腹腔内に怪しい細胞が見つかり
(これはあくまで“怪しい”ということらしい)
これを今後治療する目的で
右肋骨下辺りの皮膚下にポートというものを埋め込んである。
これにより腹腔内に液を注入→採取して
細胞検査をしたり、腹腔内に直接抗がん剤を注入できる。

今日は診察のあと外来化学療法の部屋を案内してもらった。
先生が「今混んでるので」と言っていたが
なるほど20近くあるベッドが満床。
実際の治療は
採血→診察→薬局にて薬準備→投薬→終了、という流れ。
投薬は2時間程度だそうだが
薬準備に早くて30分、遅いと2時間近く待たされるらしい。
採血の結果が出るまでも1時間近くかかるし
外来で治療できるとはいえ一日仕事だ。
投薬の際、アレルギー予防の点滴をするそうで
それにより眠気が起きるらしいが
短い距離なら車運転しても大丈夫とのことで
旦那が仕事の日は自分一人でも通えそう。

ベッドは体調の悪い人優先の通常ベッドと
リクライニングシートの2種類。
治療中はラジオが聞けるらしい…ラジオか。
あと、トイレや飲食も自由。
病気も治療も大変なことなんだけれど
約半日一人でゆっくり過ごせると思えば
なんだかちょっと楽しそうな気もする。
また図書館で本でも借りて行こうかな。

会計後、薬待ちの間に病院のレストランで昼食。
旦那が食べた野菜味噌ラーメン、美味しそうだったなぁ。
私はブルーベリータルトと紅茶のセット。
美味しかったけれど
また苦しくなると辛いので1/3くらい残して旦那にあげた。

と、なんだかんだで今日も帰ってきたのは午後。
疲れた。
なのに頑張って今日は長文を書いてしまった。
座椅子に座っていると楽ちんだから
ついつい長時間パソコンに向かってしまう。
何段階リクライニングとかはないけれど
チップ&デール柄で可愛い♪

この記事についてブログを書く
« おひなさまおにぎり | トップ | 手術結果 »
最新の画像もっと見る

退院~」カテゴリの最新記事