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引き続き、皆生温泉を紹介します。
(今回の最終です。)
皆生通りを温泉街へと歩を進めてみます。
オブジェが見えてきましたね。
海に湯が湧く皆生温泉、夏には海水浴客でも賑わう皆生温泉ですから、波をイメージしているのでしょうか。
先方のミニパトの隣にある建物は、米子警察署皆生交番です。
交番を隠し撮り・・・(笑)
以前は「派出所」と言っていましたが、何年か前から「交番」となりましたね。
やはり地域密着というか、交番と言った方が親しみを感じるような語感がありますね。もっとも、いつもお世話になるようではいけないですが(爆)
私の住む地域には駐在所がありますが、これも交番と言うようになったかと思ったら、駐在所という組織は今もあるのですね。
交番は警察官が何人かで交代勤務するのに対して、駐在所は1人の警察官が家族とともに住み込みで仕事をしているのですね。
しかし、写進化になると知識も豊富になるなぁ、エヘン!(^^)!(爆)
悪いことをすれば祖母から、「駐在さんに言いつけるぞ」とよく言われたのを思い出しました(笑)
さて、余分なことを書きました。
海岸方面へと歩を進めていきましょう。
十字路に差しかかると、米子市観光センターが見えてきます。
ここには皆生温泉素鳳ふるさと館があり、ひな人形、武者人形など、江戸時代の人形や西洋人形などを中心に、装飾品、装身具、調度品などが展示されています。
素鳳ふるさと館内での説明は、「皆生温泉おかみ会」の女将さんらが交代で担当しているそうです。
観光センター前には、足湯もありますね。
「花風の足湯」と言って、季節の花々を眺めながら足湯が楽しめるそうです。
今の時期向こうに咲いている赤い花は、サルビアかなぁ。。。
観光センターの十字路を、四条通りへと進みます。
皆生温泉街には、日野川方面から境港方面に向かって一条通りから九条通りと、9つの通りがあります。
9つの通り東西1,000m、南北400mに旅館ホテルが集積しているようですね。
旅館ホテルの収容規模は約5,000人で、山陰地方最大級と言われています。
四条通りの突き当たりには、いつかも紹介しましたが、皆生温泉開発の祖と言われる有本松太郎翁の胸像が建っています。
前回紹介した、山本忠五郎が皆生温泉の発見者なら、泉源を安全な場所に開発維持し、近代的な都市計画を導入して皆生温泉を開発したのが有本松太郎なのですね。
この日は大山が霞んでいましたが、海岸からは大山が見えて「日本の朝日百選」に選定されているほか、「日本の夕日百選」「日本の渚百選」「日本の白砂青松百選」「都市景観百選」にも選定されているそうです。
まあ、いろんな百選があるものですね~(笑)
しばし美保湾を眺めて、皆生温泉を後にしました。
の頃の風景とは違っていますが、帰省の度にこの街を
歩いて見ていますから。「四条通り」の標識もありましたが
子供の頃「三条通り」との運動会があって盛り上がった
ことも思い出しました。我が家は四条通りでしたが。
さて私の原風景ですがラスト2枚の写真、皆生海岸です。
親父と船に乗って沖で釣りをしたこと、船に酔ったら親父
に海に放り込まれて必死に岸まで泳いだこと、夏休み
は一日中海で泳ぎ、ある日潜っていて女性の水死体
を見つけ、震えながらも旧駐在所(現交番)へ知らせに
走ったこと、etcです。
そしてもう一つが競馬場です。今は跡形もありませんが
家のすぐ裏にあったんです。非開催日には馬券売り場
に潜り込んで遊びました。開催中は友達の家が馬主で
その馬を応援しました。時には酔っ払って馬に蹴られ
た血だらけの人も見ました。でも一番の思い出は草原
の競馬場で山羊やウサギと遊んだことです。「故郷」の
歌を聞くと必ずその時の風景がよみがえりジーンときま
す。
長文、駄文になってしまいました。ゴメンナサイ!
子どものころに見たことや経験されたことを教えていただき、ありがとうございます。
ヒコハチさんは、いろいろな経験をされてますね。私とはスケールが違うような(笑)
さすが、海岸近くの皆生ならではというか、舟で釣りをしたとか、競馬場で遊んだりとか。。。
私は、釣りでは日野川でハエやウグイを釣って遊んだくらいですね(笑)
そういえば、皆生には競馬場があったと聞いたこともあります。
ヒコハチさんのご実家が四条通り筋にあったことと、そのすぐ裏に競馬場があったということは、
今の皆生温泉街の真ん中に競馬場があったのですね。
戦前に競馬場があったそうですから、今の旅館やホテル、みやげ物店が建っているところも、
今では想像ができませんが、クロマツが生い茂り、砂浜にもなっていたことでしょう。
「故郷」を作曲した岡野貞一は、鳥取県出身ですね。
この歌は全国で親しまれていますが、故郷を離れた鳥取県出身の方には、特に琴線を揺さぶる歌でしょう。
♪兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川・・・は、
里山の風景だけでなく、海辺の風景も郷愁を共感できる歌なのですね。
掲載した写真それぞれに思い出を語っていただき、ありがとうございます。
前回のコメントに、楽しみながら散策したと書かせてもらいました。
変な言い方ですが、もう一つ別な表現をすれば、ヒコハチさんの原風景と格闘しながら撮ったと
言えるかもしれません。
心温まるコメントをいただいて、皆生を改めて散策してよかったと思っています。
また機会を見て訪ねてみたいと思います。
米子も、昨日からまた一段と冷え込みました。大山も、桝水から下の方も白くなっています。
ときどきは、また米子に帰ってきてごしないヨ~(笑)