NHK教育を見ていたら偶然”おかあさんといっしょ”という番組をやっているのを見てしまった。昔はこの番組名に全く違和感を持っていなかったが、このご時世にこの番組名もいつまで続くのだろうか？と思ってしまった。
キャンセルカルチャーそのものが好きではないので、この番組名までも攻撃してキャンセルしてしまうのもどうかとは思うが、この番組名が”子育ては母親がするものという社会的な押し付けを助長している。”（この言い方そのものがキャンセルカルチャーのもの言いだな。)という批判が早晩出てくるだろうことは想像に難くない。
子供の小さいうちは子供はあきらかに父親より母親のことが好きである。これは古今東西間で間違いない現象と言っていいだろう。子供の体へは父親は遺伝情報のみ貢献してそれ以外は母親が作っているのだから、当たり前のことではある。子供は”おとうさんと一緒”にいるよりおかあさんといっしょ”いる方が好きではあろうが、それにもかかわらずこの番組名はもう長続きしないだろう。子育ては母親だけがするものではないとの批判に耐えることは今後は無理だろうから。
”おとうさんやおかあさんといっしょ”という番組名になるのだろうか？
