サロン・ド・クロノ分社

Harmony中国茶&SpiritualCareサロン 埋蔵LOG

チベット波動ヒーリング

2006年03月20日 | 2006エピソード

そもそも、なぜにその小林阿闍梨に会い、チベット波動ヒーラー養成講座を修了することになったのか、というと

13年前に、数奇な経緯を辿りメキシコのマヤンソーラーイニシエーションに参加することになった頃、周りの普通のお母さんたちが次々と大天使ミカエルや宮沢賢治、鑑真和上など、さまざまなエネルギーのチャネリングを始めて、メセージを口述し始めたり、過去生リーディングや妖精、イルカ、宇宙人との交信をしている方たちと知り合ったりすればするほど、そうではない自分に対して「自分は今生ではサイキックは使わないように封印して生まれてきたんだ」という想いが強くなるばかり。多少の羨望もあったのだろう。しかし「では」とも言う通り、どんなに「普通の一般常識」では考えられないような発言や出来事があっても、その人たちの喋っている事や、サイキック能力に関しては自分自身が「識っている」「わかる」と感じてしまうのだから、否定どころか疑うことすらできなかった。
今思えば、この時、自分で自分にしっかり箍を嵌め込んだのだろう。そうして箍を嵌めたまま12年間を過ごしてきた。
それがなぜだか2006年も終わろうとする10月頃から無性に胸がざわざわして落ち着かなくなった。これが全然収まらないのだから困り果てた。
しかも浮かんでくるキーワードが「音」「音」「音」。。。
丁度その頃、お茶会に来てくださっていた秀蓮さんと、お互い「個人的なハナシ」をするようになり、秀蓮さんに自分は行ったことがないくせに「すぴこん」みたいな場所もあるからチャンスがあったら行ってみたら?みたいな話をしたり。そうこうする内、別のお友達からご案内いただいた秀蓮さんが「「すぴこん」に行ってきた!」と。これが秀蓮さんが小林阿闍梨と初めて出遭ってドニパトロ波動ヒーリングを受けたその時だ。もともと受信タイプの秀蓮さん、このドニパトロ波動のエネルギーには心底仰天したらしい。
そんなハナシを聞きながら二人ともさらに模索を続け、結局2007年1月、二人して「まんだらや」の門を叩いた(ドアをノックした)のであった。

最初っから居心地のいい空間(笑)。
そこには各種曼荼羅や六道輪廻図の他にも大きなタンカに描かれたチベット仏教の神様達やら、十字架やロザリオ、マリア像が混在する不思議空間。
今までどこに行っても感じてきた仏教神社・寺院や教会ほか全ての「祈りの空間」の心地よさがそこには同時に存在していた。どれも否定されずに。
『密教』の醍醐味がそこにはあった。
しかもそこで見せていただいたチベットの仏塔(ストゥーパ(stûpa)」の写真に移っていたのは大きな「一つ目」。 ずっと「目」の意味を探っていたワタシにとっては、これもサインと受け取られたのだ。

思った以上に時間が経っていて、気がつくとあっという間に夕方、
一先ず初級の二回目を予約して帰ることに。
その日初めてお会いした小林さんから伺ったお話は、これまでずっと自分の内にあり続けてきた考え方、そして事象でもあったし、丁度映画「マトリックス」のDVDをもう一度観たくなって観た後だったので(爆)、スンナリと入りすぎて、かえって、敢えてチベット波動ヒーラーの講座をその後中級・上級まで受講するかどうかについては正直必要ない気がしていた。(お金もかかるし)

そんなハナシをその日の夜、秀蓮さんと電話で話して「まだ迷ってるんだけど、よく考えてみるね」と一旦は寝た次の日の朝、
秀蓮さんからメールが。
「一二三さんにメッセージがあります。お時間のある時お電話下さい」
「???」
すぐに電話をしてみたら
「早朝、夢を視ていたらメッセージが降りてきました。『私へのメッセージ(秀蓮さん自身)?』と思っていたら、最後に「一二三さんへ」とハッキリ言われました。だからこの夢は一二三さんへのメッセージです」
「へ?」「で、どんなメッセージ?」
「一言です。『上書きしてください』」
「・・・・・ハイ」

秀蓮さんに背中を押して貰い、ここでわたしの覚悟が定まりました。
しかも、その一言はワタシにとっては深~い深~い意味を持っていたからです。
とはいえ、後付で頭で考えた思考よりも
その場で「腑に落ちた」感覚の方がハッキリしていました。

13年前に確実に認識させられた自分の過去生のひとつに「日本人仏教僧」があります。
遣唐使船に乗って、仏教を広める「戒壇」を授ける高僧を招聘しようとした日本僧の中の一人です。

まんだらやで小林阿闍梨に印と真言を教わり、そして般若心経を一緒に唱えている時に湧き上がってきたなんともいえない感覚、
敢えて言葉にすれば、もどかしさを伴った「識っている」という感覚。
今生で全くと言っていいほど、読経することとは無縁の生活を送ってきた自分にとって、「上書き」がワタシにとって必要なんだ、と強く感じたのもむべなるかな。

自分の内から発する「音・音・音」のメッセージをアンテナに掲げていたら、ちゃんと受信できたんですね。
まさしく音=音波=波動からのメッセージ。

かくして、チベット波動ヒーラーの講座を全て受講することになり、それはそれは至福の時間を過ごすことが出来たのです。(いつなんどきでも自分から臨む勉強は楽しい!)

そんな中、奥伝講座受講中に、面白いエピソードがありました。
その日はアウトドア授業で、小林さん自ら車を運転して都内各名所を案内(?)していただいていた移動車中でのことです。
きっとそろそろ講習が終わってしまう心許なさなどから不安を口にしたのでしょう。
「一二三さんさ、もうちゃんと立てるんだからさ」
「ハイ、そうだとは思うんですけど、自分がそういう自分のこと、深~く深~く眠らせちゃってるんですよね、確かに居るんですけど寝てるんです。なかなか起きなくて」なんてことを言ったんです。
その時、信号待ちに停まろうと小林さんがスピードを緩めた途端、白いタクシーが車の前に横から入ってきたんですよね。そのタクシーの後部座席のガラス一面に大きな大きな広告が。

なんと特大漢字4文字で 『 眠 眠 打 破 ! 』

眠気覚ましドリンクの宣伝ですけど、思わず小林さんと顔を見合わせて大笑い!
「ミン・ミン・ダハ!だよ一二三さん!
 寝てる場合じゃないよ、起きなさいってさ!」

しばらく前を走っていたタクシー、お腹がよじれるほど散々笑った頃にはいなくなってしまいました。ほとんど泣き笑い状態でしたが、同時に心の中で深く感謝しました。いつも見守ってくださってありがとうございます、って。

いつも上にお願いする時は「わかりやすくお願いします!」ってことだけ付加します。
「わたしが認識すべきことがあればわかりやすくお知らせください」って。
わかりやすいですね~。これにはわたしもお手上げです。
GOサインを出されました。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。