明石順三がアメリカに渡った動機などを調べていたら、脇道にそれて
同時代に、沢山の日本人が渡米していたことを知りました。
そして、彼らが、日本人のコミュニティを形成して、複雑に絡み合っていることを知り、興味深かったです。
そこで、学校では学ばなかった、幕末、明治のこぼれ話を少しずつ書いてみたいです。
参考にしたのは、無料で見れる国会図書館、Amazon kindle サンプル、
3ヶ月199円でお試ししている、unlimited、それに近所の図書館です。
① 我孫子余奈子
明石順三がカルフォルニアの新聞記者だった時、お世話になった、新聞社主の我孫子久太郎の奥様。
なんと、津田梅子の妹でした。
しかも、野口英世のパトロンで製薬会社社長の星一とお見合いしていた。
星一は私が青春時代に愛読していたSF作家の星新一のお父さんです。
我孫子夫婦はカルフォルニアの日本人コミュニティの世話役をしていました。
関東大震災で壊滅した姉の津田塾を再建するために、巨額の寄付金を集めています。
② 野口 英世
借金してアメリカ渡航、知り合いのアメリカ人学者のお情けで研究への道へ
同じ福島県出身の星一と知り合い、その後出世コースに乗る。
高給取りとなるが、無駄使いがひどく一文なし。世界的に有名となる。
星一に渡航費を援助してもらって、故郷にやっと錦を飾る。
美化された偉人伝を読んで、これは悪い本だ。完ペキな人間などいない。

③ おけいさん
明治の初め、移民としてアメリカに渡り、最初に亡くなった女性。

以下、次回へ
明石順三に関する記事は、他のページにも有りますが、wtcl1914@gmail.comに連絡していただければ、
WEBで公開出来ない、全生涯の記事が読めるドキュメントを個人的に差し上げます。