脱北の妻は６０００元

北朝鮮では、結婚仲介業者がいて、若い女性に声をかけ、暮らしぶりを尋ねるそうだ。「金も服もない」と答えると、「国へ行かないか、いい男を世話する」。
仲介費用は、一切無料だそうだ。

決断をすると、深夜に山を越え、豆満江を泳いで渡り、中国側の仲介業者が待っていて、やがて夫を紹介してくれる。

この夫が払ったお金が６０００元（約78000円）だ。

不法滞在なので、正式な結婚はできず、見つかれば強制送還される。