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咲いた桜に何故駒つなぐ 駒が勇めば花が散る 酒飲めば、老婆も若婆も 猫も杓子も

2012年10月17日 | 勝負は時の運!果報は寝て待て

咲いた桜に何故駒つなぐ 駒が勇めば花が散る
終戦間もない頃、瀬戸内海獄門島(元は北門島)で、3人姉妹が訳あって殺されるとき、3人目の月代が、祈祷堂のなかで殺されるときに使われた唄。

これは、江戸時代・元禄の頃の端唄(三味線を使う流行り歌)です。元禄時代と言えば、大変景気のよい頃で花見や芝居などに町民が遊び呆けた時代です。その頃、一時鳴り物(三味線)が禁止され、再び解禁された時に爆発したようです。
昭和では、バブル絶頂期のころですねえ。
唄の内容は、男(駒)と女(桜)のまぐわいを歌った卑俗な歌なんだそうです。
昭和でも、カラオケなどない40~50年代は卑猥な替え歌が流行りました。
愚生もバス旅行や飲み会ではよく歌っていました。

 三味線を使って、酒の場でよく唄っていたのが、
龍馬は、何をくよくよ川端柳 水の流れを見て暮らす
 高杉晋作が、三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい・・
まあ、都々逸のようなものでしょうか。

遊郭は、昭和50年くらいまでで、それからトルコ風呂に変わり、
ストリップ小屋や温泉劇場も、時代が成熟してくると、卑猥な替え歌や宴会に付きものの裸踊りも無くなってきました。

先日、大阪の劇場のことがニュースになっていました。「まだ、あったんや」と思いましたねえ。

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