声なきに聴き 形なきに視る・・目をとじれば 耳をすませば・・  ~孤掌難鳴~人の振り見て我が振り直せ・・日々雑感

・・月に叢雲花に風~面白き こともなき世を 面白く~くわ しげお・桒 茂夫~万葉集・ブラック心理術?~人たらし????

5/28(木)「旧暦5月5日」夕月・中潮 端午の節句(菖蒲湯)

2009年05月28日 | 勝負は時の運!果報は寝て待て

旧端午の節供です。菖蒲は葉や根に芳香があることから、昔から邪気や物の怪を祓う力があると考えられていました。現在の端午の節供は気持ち良い青空が広がる季節ですが、旧暦の時代の5月は梅雨の時期で、じめじめとした不快な日が続き病気も増えたものと思われます。そのためそういった悪い気を祓うものとして菖蒲や蓬などの芳香を放つ植物が使われました。

現在でも玄関や屋根に菖蒲や蓬を飾り、菖蒲湯を立てるという風習が各地に残っています。

端午の日は、菖蒲(サトイモ科の多年草)の葉を入れた風呂に入ります。日本では、室町時代の文献に見られ、江戸時代に普及した慣習です。菖蒲の葉とピンク色の根の部分から強い香気が出て、湯気と入り混じって、すがすがしい気分にさせます。

中国の漢の時代の「大戴礼」という書には、「五月五日に蓄蘭をもって沐浴す」 とあります。ここから中国では、端午の節供は浴蘭節とも呼ばれました。ここでいう蘭とは、日本のフジバカマ(キク科の多年草で、秋の七草の一つ)のことで、蓄蘭とは乾燥保存した蘭という意味だといわれています。フジバカマは乾燥させると、よい香気を発するようになり、日本でも衣装箪笥の中に入れたりしました。(※)

中国では、菖蒲の葉で人形を作ったりするほか、細かく刻んで酒に入れたり、煎じて飲んだりしていたらしい。これを菖蒲酒とか菖蒲湯といいったそうです。

※タマリンと言う香りの成分によります。クルマバソウやラベンダー湯んはどにも含まれています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。